西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

拝殿の太鼓が新調されました

西野神社拝殿内に設置している、神事(大祭、中祭、小祭、日々の御祈祷など)の始めや終わりに神職が打ち鳴らす「大太鼓」が、今月上旬、新しいものに取り替えられました。当社にとっては、令和の御代となってから初めての調度品更新となりました。

西野神社拝殿の太鼓が新調されました
西野神社拝殿の太鼓が新調されました
西野神社拝殿の太鼓が新調されました

 

下の写真は、更新前の、今までの大太鼓です。上の写真(新しい太鼓)と見比べて戴ければ、その違いは明らかです。太鼓本体の形状はほぼ同一ですが、色合いは結構異なります。

西野神社拝殿の旧太鼓

ちなみに、当社では参集殿内(祖霊殿前)にも太鼓を設置しており、その太鼓は、祖霊殿で霊祭人形供養祭等の神事が執われる際にその始めや終わりに打ち鳴らすのですが、経年によりかなり傷みが生じてきていたため、この度拝殿から下げたこの太鼓(上の写真の太鼓)は、参集殿の新たな太鼓として再利用します。

 

下の写真は、大太鼓の新旧比較です。向って左から、「新たに拝殿に設置した、新調したばかりの太鼓」「今まで拝殿で使っていた、これらからは参集殿で使う太鼓」「今まで参集殿で使っていた、最も古い太鼓」です。

西野神社の新旧太鼓比較

 

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社では境内の複数の場所におみくじを設置しています

当社を参拝された方が、よくSNSなどにその写真をアップされているので、御存知の方も多いとは思いますが、当社の授与所窓口の直ぐ隣(窓口に向かって右横)には、「おみくじ自動頒布機」が設置されています。

おみくじの自頒機そのものは、全国各地の神社仏閣に設置されているので、どこの社寺にもあるというわけではないものの特に珍しいというわけではありません。しかし、当社に置かれているおみくじの自頒機は、小型で朱色の木箱タイプが多い同種の自頒機の中では、かなり大型で外見的にもインパクトがあるため、初めて見た方は、「ここの神社のおみくじって自販機なんだ!」「画期的だな!」などと驚かれる方が少なくありません。実際、今まで何度もそういった声をお聞きしました(笑)。
また、ツイッターなどでも、「西野神社のおみくじは自販機だった」「驚いた!」などとツイートされている方を、たまにお見かけします。

西野神社のおみくじ自動頒布機

しかし、なかには少なからず誤解をされているらしい方もおられるようなので、改めて説明させて頂きますが、当社には、参拝者御自身が直接箱の中に手を入れて引く、所謂“普通のおみくじ”もあります(以下の2枚の写真の1枚目に写っている木箱です)。
その箱は、拝殿向拝の、賽銭箱の直ぐ隣(賽銭箱に向かって左横)に設置しており、あまり適切な言い方ではないかもしれませんが、どちらのおみくじが「メイン」か「サブ」かでいえば、神社のおみくじとしては自頒機よりもむしろこちらのほうが「メイン」といえます。

また、その箱とは別に、授与所の窓口にも、“招き猫の置物”型のおみくじが並べてある折敷を置いています(以下の2枚の写真の2枚目に写っているおみくじです)。
つまり、自頒機も含めると、当社のおみくじは、平時(正月期間や秋まつり期間などを除く期間)は原則として、境内の3か所に分散して設置しているのです。

平時の西野神社おみくじ(賽銭箱横)
招き猫のおみくじ

但し、賽銭箱の直ぐ横におみくじの箱が置かれているのは、原則として毎日午前8時半頃から午後5時頃までの間、授与所の窓口に“招き猫の置物”型のおみくじが置かれているのは、原則として毎日午前10時頃から午後5時頃までの間で、それ以外の時間帯は、これらのおみくじ(上の2枚の写真のおみくじ全て)は社殿内に仕舞われるため、引いて戴く事は出来ません。

そのため、おみくじの自動頒布機を設置していなかった頃は、設置時間外に来られた方はおみくじを引く事が出来ず、御不便をおかけしており(夜の遅い時間などに、社務所玄関のインターホンを押して「おみくじ引きたいんですけど」と仰る方もおられました)、そういった御不便を解消し早朝でも深夜でもいつでもおみくじを引いて戴けるよう、24時間対応のおみくじとして、おみくじ自動頒布機を設置しました。

ですから、日中に当社へ来られた方は(最初から自頒機を利用する事が目的で来られた方へ別ですが)、是非、直接御自身が選んで引く事の出来るおみくじのほうを御利用下さい。自頒機は日中でも、年末を除いて、わざわざ電源コードを抜いたり電源スイッチを切ったりはしていないので、いつでも利用して戴く事は出来ますが、午前8時半から午後5時にかけての時間帯は、木箱に入っている“普通のおみくじ”もしくは“招き猫の置物”型のおみくじを御利用される事をお勧め致します。
“普通のおみくじ”があるにも関わらず、その存在に気付かずに、たまたま目についた自頒機のおみくじのほうを利用され、それで「西野神社のおみくじは自販機だったので、あまり有難みが無かった」「ガチャガチャみたいで、ちょっと味気なかったです」等とネットで呟いておられる方が散見されますので、恐れ入りますが誤解の無きよう宜しくお願い致します。

ちなみに、最後に一言補足させて頂きますが、当社のおみくじの自頒機に対しては、前述のような御感想だけではなく、「面白かったです!」「オススメです!」などの肯定的な御意見・御感想も、多数頂戴しております。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

境内の八重桜が満開を迎えております

現在、当社の境内では、この時期を象徴する八重桜(里桜)が満開を迎え、丁度見頃となっております。
以下の写真は、いずれも今日のお昼頃に撮影した、当社境内のその八重桜です。

西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)
西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)
西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)
西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)
西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)
西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)
西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)
西野神社境内での満開の八重桜(令和元年5月)

八重桜も満開となり、札幌の季節は、そろそろ春から初夏へと差し掛かりつつあります。今はまだ、時々かなり涼しい日もありますが、例年通りであれば、札幌の最高気温も今月中には25℃を超える日が出始め、恐らく今月下旬には一旦夏日を迎える事になるでしょう。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

5月から7月まで、原則として毎日「人形供養」の御祈祷を執り行います

本年3月10日に執り行われた合同の人形供養祭以降も、頻繁に人形供養祭についてのお問い合わせを頂いておりますので、今回は改めて、当社で行っている所謂「人形供養」(人形清祓いの神事)について説明・紹介をさせて頂きます。

人形供養の御祈祷
人形供養の御祈祷

 

当社では今月の1日から再来月の末日(7月31日)にかけて、つまり5~7月までの3ヶ月間、随時(曜日に関係なく毎日午前9時~午後4時半までの間)、参集殿に於いて人形供養の御祈祷(個別の人形供養祭)を行います。

持ち主の方が日頃から可愛がったり飾るなどして大切にされてきた人形・ぬいぐるみ・それらに類する物や、どうしても手放さざるを得なくなったもののさすがにゴミとして処分する事は出来ずに困っている曰く付きの人形等を、祭壇にお祀りして、神職が供養の御祈祷(それらの人形に対してお祓いをし、祭詞を奏上して人形に感謝の思いなどを伝えます)を行った後、燃える材質のものについては境内焼却炉にて忌火(浄火)でお焚き上げし、燃えない材質のものについては専門のお焚き上げ業者にお焚き上げを委託します。

毎年3月に行う合同の人形供養祭(3月3日の次の日曜日に斎行します)だけは、2月15日から供養祭当日までの期間にお預かりした全ての人形等を祭壇に一堂に並べ、それら人形等の持主さん達にも御参列戴いた上で斎行しておりますが、3月以外の時期(5~7月、10~11月)に行う人形供養祭は、原則として人形が当社に納められる度、個別に斎行しております。

人形供養
「人形供養」の御祈祷
札幌・西野神社でのフィギュア供養

当社に人形・ぬいぐるみ等を納めたいという方のうち、それらの人形等を直接持参する事が可能で、且つ、人形供養の御祈祷にも参列される方(御祈祷に立ち合われる方)は、7月末までに、予め電話等で御予約の上それらの人形等を持ってきて下さいますようお願い致します。
また、郵送や宅急便等で当社に人形を送られる方(この場合は原則として御祈祷には参列出来ません)も、7月末までに当社に人形を送って下さいますようお願い致します。7月の末日を過ぎると、10月になるまで人形はお預かり出来ませんので御注意下さい。
なお、当社に人形を送られる場合、もしくは、直接人形を持って来られる場合でも御祈祷には参列しない場合は、事前の予約は不要です。

 

【初穂料について】
お金はあくまでも「お気持ち」として納めて戴くものなので、厳密に金額を設定しているわけではありませんが、一応の目安として、「人形・ぬいぐるみ等の数や大きさに関係なく、45リットルのビニール袋1袋に収まる程度の量で3千円」を基準に納めて戴いております(人形が1体だけでも、あるいは何十体であっても、1袋に収まる量であれば3千円、という基準です)。
そして、45リットルのビニール袋2袋分以上の場合は、1袋分増える毎に2千円ずつ加算させて頂いております。
ちなみに、「45リットルのビニール袋1袋分で3千円」「1袋分増える毎に2千円ずつ加算」というのは、あくまでも、45リットルのビニール袋に「もし」入れたとしたら、という仮定の話、換算の目安であり、人形・ぬいぐるみ等を必ずしも45リットルのビニール袋に入れてこなければいけないというわけではありません。実際には、紙袋、段ボール箱など、どういったものに入れて持って来られても大丈夫です。

 

【神社にお納め出来るもの】
人形やぬいぐるみ、それに類する物全般をお受け致します。
人形であれば、ひな人形五月人形市松人形博多人形フランス人形民芸品の人形こけし女児用玩具の人形アニメキャラやゲームキャラのフィギュア等、どのようなものでもお預かりしており、大きさ・数量・材質は問いません。
ダルマお面羽子板や、人形の絵が描かれた掛け軸なども、「人形に類するもの」としてお預かり致します。
また、本来「人形に類するもの」とは言えないのですが、動物の剥製についても、慣例によりお預かりさせて頂いております。

 

【なるべくなら御自分で処分されたほうが良いもの】
接着剤や金具等で直接人形に固定されている道具や、人形が手に持っていたり背負っていたり被っていたりする小道具などは、その人形と一緒に納めて戴いて構いませんが、その他の道具、例えば、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段、ひな人形などの屏風、人形を梱包している箱などは、場合によってはお預かり出来ない事もあります。
一般に、段飾りのひな人形のセットなどには、人形以外にも豊富な数の道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、御家庭で通常に処分されても差し支えありません(気になるようであれば、塩をかけてお清めするなどした上で御処分下さい)。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

令和元年初日の西野神社境内の様子

令和」の御代が幕を開けた昨日・令和元年5月1日は、他の神社さんもそうであったように、当社にとってもとても忙しい一日となりました。

令和元年初日の西野神社(奉祝幟)

 

毎月1日は、月初めのお参り(朔日詣)に来られる方が多いため、他の日に比べると元々参拝者数が多い日ではあるのですが、昨日は新元号「令和」の初日でもあった事から、今までの1日(月初め)に比べると群を抜いて参拝者が多く、特に御朱印を受けられ方々が大変多かったです。
昨日当社が御朱印をお頒ちした数は、年間では神社最大の繁忙日でもあり特に御朱印を受けに来られる方が多い元日例祭日よりも多く、というよりも、私が当社で今まで奉仕してきた十数年間の中では間違いなく断トツで最も多かったです。

そのため昨日は、参集殿(広間)を御朱印待ちの方のための専用待合室として開放し、また、平時のように1人もしくは2人の神職だけが御朱印を担当するのではなく、宮司以下当社の神職達(助勤神職も含む)御朱印・御祈祷共に分業で当たり、具体的には、御朱印・御祈祷の受付をする人、お預かりした御朱印帳に一筆一筆心を籠めて墨書する人(概ね2人、最大時は3人が、それぞれ同時に書きました)、その御朱印帳に所定の判子を押す人(当社の場合、御朱印1ページにつき3回押印します)、御朱印帳を待合室に持って行きお名前をお呼びして持ち主に返却する人、装束を著けて社殿で御祈祷をする人などに分かれて奉仕致しました。

また昨日は、ゴールデンウィーク(しかも今年は10連休)中の「戌の日」でもあったため、安産祈願の御祈祷を受けに来られる方々もかなり多く、特に午前10時台と11時台は御祈祷の件数もピークを迎えました。
授与所の窓口前も、時間帯によっては参拝者で混雑し、境内の人波は夕方頃まではずっと続いていたようでした。
御代替りとなる本年の5月1日がいつも以上に忙しくなるであろう事は勿論予想しておりましたが、正直、ここまで激しく忙しくなるとは思っていなかったです。

都心や駅前や観光地でも無い、交通の便もあまり良いとは言えない、山間の閑静な住宅街に鎮座する一民社に、御代替りを契機にこのように多くの方々がお参りに訪れて下さったのは本当に有り難い事ですし、そして、これだけ沢山の方々が来られたにも拘わらず、特にこれといったトラブルが起こらなかった事には本当に安堵しています。御朱印帳の渡し間違い等のミスやトラブル、その他・神社へのクレームなども、幸いにして私の見聞きした範囲では全く聞いておりません。
とはいえ、タイミングによっては御朱印で1時間近くの待合いになってしまったり、3箇所ある当社駐車場も時間帯によっては満車となる事があったため暫く駐車待ちして戴くなど、御参拝の方々には少なからず御迷惑をお掛けしてしまった部分もあり、新元号初日の佳き日に不快な思いをされてしまった方にはお詫び申し上げます。

 

以下の写真はいずれも、その昨日、当社の境内各所で撮られた、令和元年初日に於ける西野神社の風景・様子です。
但し、忙しさがピークの時はそもそも写真撮影をしているような余裕はなかったため、これらの写真はいずれも、朝の早い時間帯もしくは夕方近くの、人波がある程度落ち着いている時に撮られたものです。ピークの時は、参道も社殿内も、これらの写真に写っている以上にもっと多くの人達がおり、神職の机の上にも、山積みになった御朱印帳が積まれていました。

令和元年初日の西野神社(奉祝幟)
令和元年初日の西野神社
令和元年初日の西野神社
令和元年初日の西野神社社務所玄関
令和元年初日の西野神社(御朱印を書く様子)
令和元年初日の西野神社(御朱印を書く様子)
令和元年初日の西野神社境内
令和元年初日の西野神社境内

 

昨日の当社の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の、「令和元年5月 令和元年初日の西野神社境内の様子」のページ(下記URL)にも多数アップロードしておりますので、宜しければこちらも是非御覧下さい。なお、これらの写真はいずれも、クリックすると拡大表示されます。

http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R010501%20%E4%BB%A4%E5%92%8C%E5%88%9D%E6%97%A5/?sort=old

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

今日は、春季例祭・天皇陛下御譲位御安泰祈願祭、儀式殿上棟祭などが執り行われました

今日は、平日ではありましたが、当社では「春季例祭・天皇陛下御譲位御安泰祈願祭」という大祭や、「儀式殿上棟祭」などの祭事が斎行され、また、「常任委員会」や「西野神社定期総会」などの会議も開催され、更に、大安であったため建築関係の外祭奉仕も複数あり、神社としては久々にかなり忙しい一日となりました。

平成30年4月25日 西野神社境内

 

今日は、先ず午前9時から社務所で「常任委員会」が、引き続き午前9時30分からは参集殿で「平成31年度 西野神社定期総会」が開催され、常任委員会には当社の責任役員さんをはじめとする常任委員の皆さん方が、総代会には大坊総代長以下総代さん達の大半の方々が出席されました。

定期総会は、以下の次第に従って粛々と進められ、報告事項や各議案等は恙無く全て承認されました。
開会 → 総代長挨拶 → 宮司挨拶 → 各報告(昨年度の事業報告、昨年度の会計報告と監査報告)→ 議案審議(今年度の事業計画案、今年度の会計予算案、今年度の役員新体制案)→ 新任の総代への委嘱状交付 → 勤続20年・15年・10年となる総代への感謝状贈呈 → 閉会

なお、上記の次第中に「勤続20年・15年・10年となる総代への感謝状贈呈」とありますが、今回その表彰を受けられたのは、副総代長でもある平田総代(勤続20年)と、総代長でもある大坊総代(勤続15年)、そして橋場総代(勤続10年)のお三方でした。

平成31年4月 西野神社定期総会
平成31年4月 西野神社定期総会
平成31年4月 西野神社定期総会
平成31年4月 西野神社定期総会

 

そして、定期総会が終わった後、午前11時からは、斎主以下祭員4人の奉仕により、社殿にて「春季例祭・天皇陛下御譲位御安泰祈願祭」が、大祭式にて厳粛に執り行われました。

当社で斎行される春季例祭は、古代に於いて律令国家の恒例祭祀のひとつとされてきた祈年祭(全国的には2月17日に斎行するのが通例で、その年一年間の豊穣を祈願する祭事)に相当する祭典で、皇室の御隆昌、国家万民の安泰と、当社の氏子区域(札幌市西区の西野・平和・福井)のみならず全国各地の農業・工業・商業などあらゆる産業が栄える事を、西野神社の神様に祈念する祭典として毎年4月25日に斎行しております。

今日斎行された本年の春季例祭については、今月30日を以て今上陛下が皇太子殿下へと御譲位遊ばれます事を踏まえまして、御即位より約30年の長きに亘り常に私達国民と共に歩まれ御心をお寄せ下さいました今上陛下の大御心に改めて感謝の意を表しますと共に、御譲位にかかる諸儀式の御安泰を参列者一同で祈念する「天皇陛下御譲位御安泰祈願祭」も、併せて斎行させて頂きました。
もっとも、併せて斎行、とはいっても、宮司が奏上する祝詞の文章の一部が例年の春季例祭とは異なるだけで、祭典の内容や次第などは、例年の春季例祭と変わりありません。当社総務部長である佐々木総代による祭典中の司会や、神職による大前での朝日舞奉納なども、昨年の春季例祭同様に行われました。

なお、今日の記事に貼付した各写真のうち、定期総会、直会、儀式殿上棟祭などの写真はいずれも本日撮影されたものですが、大祭(春季例祭・天皇陛下御譲位御安泰祈願祭)だけは写真を撮影していないため、以下に貼付した大祭の写真7枚については、いずれも昨年の春季例祭のものです。祭典の様子や雰囲気は例年の春季例祭と全く同様なので、以下の写真7枚は、今日の大祭のイメージ写真として見て戴ければと思います。

平成30年4月 西野神社春季例祭
平成30年4月 西野神社春季例祭
平成30年4月 西野神社春季例祭
平成30年4月 西野神社春季例祭
平成30年4月 西野神社春季例祭
西野神社 朝日舞奉納
平成30年4月 西野神社春季例祭

ちなみに、当社に於ける春季例祭は、単に「春まつり」とも称され、「秋まつり」と称される事がある9月の秋季例祭とは、祭事名としては対になっており、また、神社の恒例祭祀は「大祭」「中祭」「小祭」の三つに区分されるのですが春季例祭と秋季例祭はどちらも大祭であるという共通点もあります。
但し、神社本庁の定める神社祭祀規程で掲げられる「例祭」に当たるのは、当社に於いては秋季例祭のほうであり、単に「例祭」もしくは「例大祭」といった場合、当社では秋季例祭のほうを指します。
なお、当社に於ける春季例祭は、前述のように祭典の趣旨・内容としては「祈年祭」に相当するため、祭典の性格としては、収穫を感謝する「新嘗祭」と対になっている祭典ともいえます。

 

春季例祭・天皇陛下御譲位御安泰祈願祭が終わった後(午前11時45分頃)、参列者の皆さん方には再び参集殿へと戻って戴き、昼食や懇親会を兼ねた直会にも御出席戴きました。直会は2時間以上にも亘って行なわれ、今回の直会は例年以上に大いに盛り上がっていたようでした。

平成31年4月 春季例祭直会
平成31年4月 春季例祭直会

 

そして、直会やその後片付け等が終わった後、午後4時からは、現在建設工事中の儀式殿の地上階に於いて、斎主・祭員・典儀(司会)の3人奉仕により、儀式殿上棟祭が執り行われました。
儀式殿での地鎮祭の様子については昨年10月12日付の記事で詳述した通りですが、その地鎮祭の斎行から約4ヶ月を経て、本日無事に上棟祭を迎える事が出来ました。

平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭直前
平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭
平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭
平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭
平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭
平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭

なお、この度の上棟祭は、神社の境内地に於ける社殿の上棟祭としては、諸般の事情によりやや簡略化した形での斎行となりましたが、その分、竣工祭は盛大に執り行う予定となっております。

 

今日の定期総会、春季例祭直会、儀式殿上棟祭の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の、「平成31年4月 西野神社定期総会、春季例祭直会」と「平成31年4月 儀式殿上棟祭」の各ページ(下記URL)に多数アップロードしておりますので、宜しければそれらも是非御覧下さい。これらの写真はいずれも、クリックすると拡大表示されます。

http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/310425%20%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E7%B7%8F%E4%BC%9A/?sort=old

http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/310425%20%E5%84%80%E5%BC%8F%E6%AE%BF%E4%B8%8A%E6%A3%9F/?sort=old

 

文責:西野神社権禰宜 田頭