西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

どんど焼きの日時と注意事項

今年も例年通り、本日(1月7日)から、小正月に当たる今月15日までの9日間、境内の一画に臨時に開設される「納め所」にて、どんど焼きでお焚き上げする各種の納め物(古い注連縄・注連飾り・お正月の飾り物類、神社のおふだ・お守り類、その他神事に関する物等)をお預かり致します。

どんど焼きのご案内

なお、どんど焼きの納め所は、今までは神楽殿内に開設しておりましたが、儀式殿の建設に伴いその神楽殿が解体されたため、本年からは場所を変えており、現在、納め所は第1駐車場の奥(鳥居側)に仮設されているプレハブ小屋の中に開設されております。昨年末には注連縄・〆飾りの頒布場所として、本年元旦には御神酒・甘酒の提供場所として、それぞれ使われたプレハブで、来年以降もここが納め所となる予定です。

 

納め所の開設期間中、午前9時~午後4時半までの間は常時、当社の総代さん達が納め所に詰めておりますので、お持ち戴いた納め物は、そこに詰めている総代さん達に直接手渡して下さい。納め所の開設期間中でも、この時間(午前9時~午後4時半)以外は一切対応出来ませんので御了承下さい。
たまに、納め所が閉まっている時間帯に、注連縄・注連飾り等を勝手に境内に置いていく方がおられますが、放火などの原因となり大変危険な上に、そもそも、神霊の宿られた注連縄・注連飾り等を捨てたり放置したりする事は神様に対してもとても失礼・非礼な行為に当りますので、そのような行為は絶対におやめ下さい。

令和2年1月 西野神社どんど焼き 納め所
令和2年1月 西野神社どんど焼き 納め所

 

納め所でお預かりしたもののうち燃える材質のものは全て、今月15日の午前10時~午後4時半まで境内(土俵の直ぐ横)で斎行するどんど焼きの神事で、専用の火打石で点火した清浄なる忌火にてお焚き上げ致します。

平成30年 西野神社 古神札焼納祭
平成27年 西野神社 どんど焼き

 

当社の場合、神社(西野神社以外のお宮も含みますが、寺院は含みません)が頒布したおふだ・お守りについては、期日を定めずに通年毎日、社務所もしくは授与所でお預かりしておりますが、注連縄・注連飾り・お正月の飾り物等は、この期間のみしかお預かりしておりません。
注連縄・注連飾り・お正月の飾り物等は、この期間以外に当社にお持ち戴いても原則としてお預かり出来ませんので、御注意下さい。

なお、当社の納め所で「お納めできるもの」と「お納めできないもの」は、具体的には以下の通りです。お手数ですが、御理解・御協力の程、宜しくお願い致します。

 

【お納めできるもの】
神社のおふだ・おふだ袋・お守り・おみくじ・破魔矢注連縄・注連飾り・松飾り、縁起物(十二支の置物)、神棚・神具、榊(さかき)、紙製の三方、ダルマなど

【お納めできないもの】
人形類、結納品、遺品、のし袋、お年玉袋、仏教関係の品々(仏壇、仏像、仏具、写経、お寺のおふだやお守り)、千羽鶴、アルバムや写真、書籍、表札、印鑑、手紙、年賀状、カレンダー、鏡餅やお供えのお餅、みかんやその他の食品、生花、衣類、財布、日用雑貨品など

【困っている物の取り扱い例】
のし袋、お年玉袋、書籍、手紙、年賀状、カレンダー、生花、衣類、財布、日用雑貨品などは、それぞれの御家庭に於いて処分して下さい。これらはいずれも御自分で処分して戴いて何ら差し支えありませんが、もし差し支えがあるとお感じになる場合は、お塩をかけてお清めをした上で処分して下さい。
遺品、仏教関係の品々などのお焚き上げは、お焚き上げ業者に御相談・御依頼下さい。
人形類、結納品、千羽鶴、写真、表札、印鑑などは、納め所ではなく、社務所にお持ち下さい。社務所玄関にて受付をした後、社殿にてお祓いの御祈祷を執り行い、その後、境内でお焚き上げします。

【御協力のお願い】
紙袋、ビニール袋、新聞紙、ダンボール等はお持ち帰り下さい。
お寺や他宗教等、神社以外で受けられたお守りやおふだは、当該宗教施設にお返し下さい。
お餅・福豆・ 橙(だいだい)・みかん等の食品や、御神酒等の飲料は、納め所には持ち込まないで御自宅にて有り難く戴いて下さい。賞味期限を過ぎている場合などは、御自宅にて処分して下さい。
鏡餅を模ったプラスチック容器やその外箱、御神酒の空瓶なども、納め所には持ち込まないで下さい。これらは、御家庭でゴミとして処分されて何ら差支えありません。
納め所に「お納めできるもの」と「お納めできないもの」は、神社によって異なります(例えば、神棚、ダルマ、紙製の三方などは、当社のどんど焼きでは納めて戴けますが、お断りしている神社が多いです)。西野神社以外の納め所に納められる場合は、当該神社に直接御確認下さい。

たまに、納め所が閉まっている時間に、注連縄・注連飾り・おふだ・お守り等を勝手に境内に置いて行く方がおりますが、そのような事は絶対におやめ下さい。火災(特に放火)の原因となりとても危険ですし、そもそも、神霊の宿られたものを捨てたり放置する事は神様に対して大変失礼な行為です。
どんど焼きは、ルールやマナーを守って下さる皆様方の善意によって成り立っている神事です。心無い一部の方々の行為によって、長年受け継がれてきた大切な神事が中止となってしまう事もあり得ますので、神事継続の為、皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

令和の御代となってから初めて迎える、西野神社の年末年始

令和2年 西野神社 三が日境内の様子

神社にとって年間最大の繁忙期のひとつである、大晦日(昨年12月31日)から三が日(本年1月3日まで)にかけての4日間を、西野神社御祭神の御加護の下、関係者各位の御協力によりまして、幸いにも大きなアクシデントやトラブル等に見舞われる事無く、無事に終える事が出来ました。
どんど焼きが行われる今月15日まで、神社としてはまだ暫く、平時とはやや異なる所謂 “お正月の特別態勢” が続きますが、とりあえずは三が日を無事終えた事で、気持ちの持ち様としては、まずはホッと一段落した感じです。

今回の記事では、大晦日から三が日にかけてのその4日間の、当社の社殿儀式殿授与所や、境内各所の様子を、写真と共に紹介させて頂きます。
なお、今回の記事中に貼付の写真の多くは、この4日間のいずれかに撮影したものですが、一部、昨年以前の同期間に撮影したものも含まれております。御了承下さい。

有り難い事に、今年の三が日は、全体を通して天候に恵まれ(大晦日から元日にかけての天候は荒れるという予報に反し、降雪はほぼ全く無く、除雪作業もせずに済みました)、また、西野神社各崇敬会の皆様方の日頃の熱意溢れる御奉仕の成果や、近年西野神社がネット・テレビ・ラジオ・雑誌などの各メディアで何度も紹介された影響等から、この三が日は多くの方々が初詣に来て下さいました。

 

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以下の写真は、大晦日の午後3時から儀式殿で斎行された「師走の大祓式」の様子です。
大祓式とは、国中の罪穢れを祓い清める “大きな祓い” であると同時に、式に参列する皆様方や、人形(ひとがた)という人間を模った形代(かたしろ)を事前に神社に納められた方々の、半年間の罪穢れを祓い清め、そして次の半年間の無病息災を願うという神事でもあり、当社では毎年6月と12月それぞれの末日に行なっております。
具体的には、6月に行う「夏越の大祓式」ではその年の上半期(1~6月)の罪穢れを祓い清めますが、「師走の大祓式」は、その年の下半期(7~12月まで)の罪穢れを祓い清めます。

令和元年12月 西野神社 師走大祓式
令和元年12月 西野神社 師走大祓式
令和元年12月 西野神社 師走大祓式

 

以下の写真は、大晦日の午後10時から斎行された「除夜祭」の様子です。
除夜祭とは、新年を直前に控えた大晦日の夜に斎行される、その年一年間の神様の御恵みに感謝を捧げて心身を清め新たな気持ちで新年を迎えるための祭典(中祭)で、今年の除夜祭には、昨年同様、衆議院議員船橋利実先生(代理ではなく御本人)も来賓として参列して下さいました。

平成29年12月 西野神社 除夜祭
平成29年12月 西野神社 除夜祭
平成29年12月 西野神社 除夜祭

 

以下の写真は、年が変わる直前(大晦日の午後11時過ぎ頃)に撮影された、沢山のアイスキャンドルの灯りに照らされた、境内の参道や儀式殿の前庭です。
このアイスキャンドルは、「西野神社氏子青年会 皐月会」の会員さん達が作って下さったもので、透き通った氷の中に置かれたローソクに灯された火が、寒い夜を温かく彩りました。

令和2年正月 西野神社 元旦の境内
令和2年正月 西野神社 元旦の境内
令和2年正月 西野神社 元旦の境内

 

以下の投稿は、代表的なSNSのひとつとして知られるフェイスブックに、皐月会の会員である山本さんがアップされているものです。こちらには動画もアップされておりますので、是非御覧下さい。

 

以下の写真は、元日0時、当社宮司により、新年の訪れを告げる太鼓が拝殿内で高らかに打ち鳴らされ、新年がスタートした瞬間と、それに続く、宮司による新年の御祈祷の様子です。
当社では毎年、元日の午前0時~1時半までの間と、歳旦祭の直後(同日の午前9時45分頃から暫くの間)は、宮司が斎主として弊殿に昇殿し、家内安全厄祓いをはじめとする各種御祈祷を行っております。

西野神社 元日零時の号鼓
平成23年元旦 宮司による御祈祷

 

以下の写真は、元日午前1時過ぎ頃の、境内参道や社殿前の様子です。
この時間帯、拝殿向拝へと続く参拝者行列の最後尾は、鳥居の外にある第3駐車場出入口の辺りまで続いておりました。大変有り難い事に、深夜であったにも拘らず多くの方々が初詣に来て下さいました。

平成30年 西野神社正月(元日の参道)
令和2年正月 西野神社 元旦の境内

 

また、元日の午前1時前後には、初詣の参拝者(どこの国の方々かは不明ですが、アジア系の外国人達のようでした)を乗せた貸切の大型バスも当社前に停車しておりました。この時間帯にバスが来るのは、私の知る限りでは今回が初めてです。

令和2年正月 西野神社 元旦の境内

 

以下の写真は、元日午前2時頃の授与所とプレハブ小屋の様子で、例年通り、新年になって間もないこの時間帯の授与所はかなり混雑していました。
元日は、午前0時から午後9時までの21時間、ずっと授与所窓口を開け、当社の雇員や助勤の方々(巫女の装束を着装した女性達)が、交代しながら窓口で各種授与品の授与や参拝者の応対などをしてくれました。
また、0時から早朝の6時半までの間は、第1駐車場の奥(鳥居側)に設営されたプレハブ小屋に、総代さん達が交代で詰めて下さり、参拝者の皆様方に対して御神酒(日本酒)や西野神社敬神婦人会の会員さん達が作って下さった甘酒を振る舞ってくれました。

平成31年 西野神社 元旦の授与所
令和2年正月 西野神社 元旦の境内
令和2年正月 西野神社 元旦の境内

 

以下の写真は、元日午前2時頃に撮影された「みくじ所」の様子です。
みくじ所は元日から5日までの5日間限定で授与所隣(普段は車庫として使っている建物)に開設され、ここではおみくじの他、絵馬破魔矢・鏑矢・熊手干支の置物(土鈴)の授与や、おみくじを引く方のための両替なども併せて行いました。
なお、みくじ所は、例年は三が日のみの開設ですが、本年は、1月の4日と5日がそれぞれ土曜と日曜に当たり、4・5両日も参拝者が多い事が予想された事から、特別に5日まで延長して開設されました。

令和2年正月 西野神社 元旦の境内
令和2年正月 西野神社 みくじ所
令和2年正月 西野神社 みくじ所

 

以下の写真は、元日の午前9時から斎行された「歳旦祭」の様子です。
歳旦祭とは、元旦に斎行される、本年一年間の無事平穏や豊作等を祈願する祭典で、前日(大晦日)の夜に斎行された「除夜祭」同様、中祭として執り行われました。
来賓として、西野神社中川顧問(前総代長)や、衆議院議員船橋利実先生と道下大樹先生、北海道議会議員和田敬友先生、札幌市議会議員の飯島弘之先生なども参列して下さいました(前夜の除夜祭に御本人が参列された船橋先生は、代理として秘書の方が参列されましたが、他の議員さん達は、いずれも代理ではなく御本人が参列して下さいました)。

令和2年正月 西野神社 歳旦祭
令和2年正月 西野神社 歳旦祭
令和2年正月 西野神社 歳旦祭

 

以下の写真は、この三が日に社殿で行われた、新年の御祈祷の様子です。
元日は、歳旦祭が終わった直後(午前9時45分頃)から夕方まで、2日や3日は午前9時から夕方まで、ほぼ途切れる事なく、神職が交替で新年の各種御祈祷を行ないました。
ちなみに、三が日の御祈祷の願目は、厄祓いと家内安全が大半を占めましたが、社運隆昌、商売繁盛、入学試験合格、星厄消除、八方除、厄除開運、安産祈願初宮詣、健康祈願、病気平癒祈願、交通安全祈願、良縁祈願等の願意の御祈祷も少なくはありませんでした。

令和2年1月 西野神社 新年祈祷
令和2年1月 西野神社 新年祈祷
令和2年1月 西野神社 新年祈祷

 

以下の写真は、この三が日に儀式殿で行われた、新年の御祈祷の様子です。
前述のように御祈祷の多くは社殿で行われましたが、御祈祷を受けられる方が特に多かった時間帯や、団体の昇殿参拝と個人の御祈祷の予約が重複していた時間帯などは、社殿と同時に儀式殿でも御祈祷を執り行いました。

令和2年1月 西野神社 新年祈祷(儀式殿)
令和2年1月 西野神社 新年祈祷(儀式殿)
令和2年1月 西野神社 新年祈祷(儀式殿)

 

以下の写真は、この三が日に撮影された、参拝者の行列が続く鳥居前や境内参道の様子です。
元日は午前8時過ぎ頃から夕方までずっと、2日や3日についても午前中から夕方近くまで、西野神社で初詣をされる方々の行列が出来ていました。皆様、大変寒く足下も悪い中、ようこそ西野神社へお参り下さいました!

令和2年 西野神社 三が日境内の様子
令和2年 西野神社 三が日境内の様子
令和2年 西野神社 三が日境内の様子

 

以下の写真は、この三が日に撮影された、参拝者で賑わう授与所窓口やみくじ所の様子です。
最近は、西野神社で頒布しているお守りの種類が特に豊富であるという事が多くの方々に周知されるようになってきたため、お守りを目当てにかなり遠方から当社へお参りに来られる方も増えています。

令和2年 西野神社 三が日境内の様子
令和2年 西野神社 三が日境内の様子
令和2年 西野神社 三が日境内の様子
令和2年1月 西野神社 みくじ所

 

以下の動画は、この三が日に当社で初詣された方が撮影しユーチューブにアップロードされたものです。動画中での西野神社についての解説は、当社の立場からの見解とは必ずしも100%一致しているわけではありませんが、三が日の当社境内の雰囲気はよく伝わってきます。

 

なお、昨年末(大晦日)や本年の三が日に当社で撮影された写真は、今回の記事中にアップロードしたもの以外にも、「西野神社アルバム」の、令和元年12月「年末の境内」「師走大祓式」、令和2年1月「元旦の境内と歳旦祭(元日00:00~10:00)」「三が日の境内(元日10:00以降)」の各ページ(以下の各URL)にも多数アップしておりますので、宜しければそれらも是非御覧下さい。

 

▼ 令和元年12月「年末の境内」
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R011225%20%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E3%81%AE%E5%A2%83%E5%86%85/?sort=old

▼ 令和元年12月「師走大祓式」
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R011231%20%E5%B8%AB%E8%B5%B0%E5%A4%A7%E7%A5%93/?sort=old

▼ 令和2年1月「元旦の境内と歳旦祭(元日00:00~10:00)」
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R020101%20%E5%85%83%E6%97%A6%E3%81%A8%E6%AD%B3%E6%97%A6/?sort=old

▼ 令和2年1月「三が日の境内(元日10:00以降)」
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R020101%20%E4%B8%89%E3%81%8C%E6%97%A5/?sort=old

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

謹賀新年

謹賀新年

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます

 

令和の御代となってから初めて迎える新春、令和二年の年頭に当り、謹みて、全国の神社の本宗である伊勢の神宮の御祭神や、西野神社の御祭神をはじめとする天津神国津神の、日々の広大な御神恩に深く感謝申し上げると共に、皇室の彌栄と我が国の隆昌、そして、昨年当社へ参拝に来て下さった方々や今年当社へ参拝に来て下さる方々及びこのブログを読んで下さる全ての皆様方の御健勝・御繁栄を、心より御祈念申し上げます。

昨年は、上皇陛下(当時の天皇陛下)が御在世中に今上陛下(当時の皇太子殿下)へ御譲位される「御代替り」が、光格天皇以来約二百年ぶりに行われ、それに伴い十月二十二日には、王朝絵巻さながらに宮殿中庭に仗旗が立ち並ぶなか、各国の王族・国家元首・祝賀使節、各界の代表などを迎えて格調高き「即位礼正殿の儀」が執り行われ、天皇陛下は高御座に昇られて内外に御即位を宣命なされました。
そして、十一月十四日から翌十五日にかけては、数ある宮中祭祀の中でも最高の重儀とされる、天皇御一代に一度だけの祭祀「大嘗祭」が大嘗宮にて厳粛裡に執り行われ、これに合わせて全国各地の神社でも同日、大嘗祭を奉祝する大祭が斎行されるなどし、私達国民にとって、御代替りとなった昨年「平成三十一年」及び「令和元年」は、大変意義深く印象深い特別な年となりました。

また、昨年は当社に於きましても、神前結婚式をはじめとする神事や、秋まつりにおける各種の奉納行事、地域の文化活動等に供する施設として、境内に新しい殿舎「儀式殿」が竣工するという慶事があり、これに伴い昨年六月には「儀式殿竣工遷座祭」が臨時大祭として厳かに執り行われました。
竣工遷座祭の後、儀式殿では実際に、神前結婚式、良縁祈願祭、師走大祓式などの神事が斎行されており、有り難い事に御参列・御利用の皆様方からは大変御好評を戴いております。 これもひとえに、西野神社御祭神の御恵に預かった事と、皆様方から戴いた御理解・御協力・御奉賛の賜物であり、皆様方にはこの場にて改めて感謝申し上げます。

斯様な大きな節目となった昨年を、昨日で恙なく終え、引き続き大きな節目となる当年を迎えるに当たって(本年は「立皇嗣の礼」が行われ即位に関する諸行事が完了し、また、「日本書紀」撰進千三百年の記念すべき年にも当り、そして、我が国が再び世界から注目される大きな切っ掛けとなる「東京オリンピックパラリンピック」が開催され、しかもその花形競技のひとつであるマラソン競歩は札幌で開催されます)、微力ながらも天皇陛下と皇室の彌栄、そして、神社神道や、西野神社及びその氏子地域の興隆に貢献すべく、私達西野神社神職一同は今後も誠心誠意、一層神明奉仕に努めて参る所存ですので、皆様方には本年も引き続き神社神道や当社に対する御崇敬の程を願い上げ、併せて、本年も旧年同様に様々な御指導・御鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げ、新年の御挨拶とさせて頂きます。

 

令和二年庚子歳 皇紀二千六百八十年 元旦

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社で頒布しているお守り一覧(令和元年末現在)

以下の写真2枚は、最新のお守り(授与品の奉製会社から最近当社に納品され、当社の大前にて遷霊願い申し上げたばかりの各種お守り)等が窓口にズラっと並べられている、この時期(年末)の当社授与所の様子です。
西野神社のお守りは、原則として毎日、この窓口で氏子・崇敬者の皆様方に授与させて頂いております。

令和元年末の西野神社授与所
令和元年末の西野神社授与所 窓口

 

当社で頒布しているお守りの種類は、正確な実数は不明ですが(確実に年々増えていっています)参拝者の方から「お守りの種類がとても多いですけど、何種類くらいあるのですか?」と訊かれた際は、十年程前から「およそ300種類あります」とお答えしています。
但し、お守りの種類は数え方によってかなり変わり、例えば、全く同じ大きさ・形・デザインのお守りでも、赤・青・黄の3色があるものや、十二支別に12種類あるもの等、数え方を細分化し、更に、お守り以外のもの(各種のおふだや、干支に因んだ土鈴などの各種縁起物、十数種類あるおみくじなど)も加えると、現在西野神社で頒布している授与品は、PCの在庫管理ソフトで確認する限り、登録上は約500種類にもなります。
という事は、前述のように今まではずっと「およそ300種類あります」とお答えしていましたが、今後は、「はっきりとした数は不明ですが、少なく見積もっても400種類はあります」というふうに回答しても良いのかもしれませんね。

西日本の某所に鎮座する、授与品の種類が日本一と云われている某神社では、800種類以上もの授与品を扱っているそうなので、全国的にみると、当社よりも更に多くの種類の授与品を扱っている神社は確実にあるのですが、それでも、西野神社も授与品の種類の多さは全国有数(恐らく北海道内の神社では最多)であると推測されます。

 

以下の写真4枚は、当社授与所の各窓口にズラっと並べられている授与品と、それぞれの窓口の直ぐ上に額縁に納めた状態で掲げられている、令和元年12月現在の授与品見本一覧です。全てではありませんが、ここでは主要な授与品の多くを紹介させて頂いております。

令和元年 年末の西野神社 授与所窓口
令和元年 年末の西野神社 授与所窓口
令和元年 年末の西野神社 授与所窓口
令和元年 年末の西野神社 授与所窓口

 

以下の写真6枚は、授与所窓口に並べられている各種お守りの現物(上の写真をそれぞれ更に拡大したもの)で、これらの写真に写っている授与品が、令和元年12月現在、当社で頒布しているお守りの、概ね全てです。吉祥来福勾玉守 七夕守など、期間限定授与のお守りは含まれておりませんが。
以下の6枚の写真はいずれも、クリックすると拡大表示されますので、是非拡大表示させて御覧下さい

但し、これらの写真に写っている授与品の大半はお守りで(一部お守り以外の授与品も含まれていますが)、お守り以外の授与品、例えば絵馬熊手・その他縁起物・おみくじなどは、これらの写真にはほとんど写っていません。写真に写っていないそれらの授与品については、当社ホームページを御参照下さい。

 

西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
▲ 家内安全・身代わり・学力向上・試験合格・九星のお守り、破魔矢など

 

西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
▲ 厄除け・健康・病除け・交通安全のお守りなど

 

西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
▲ 子宝・安産のお守り、おふだ、歯固め石など

 

西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
▲ 縁結び・開運・金運・ペット・キャラクターのお守りなど

 

西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
▲ 開運・ 幸福・干支のお守りなど

 

西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
▲ 仕事・就職・商売繁盛・作業安全・スポーツのお守り、招き猫など

 

西野神社の授与品の種類が非常に豊富である事は、有り難い事に近年、広く知られるようになってきており、当社の授与品を受けるため遠方から来られる方は年々増えております。
スーツケースを持ったまま空港から直接来られた旅行者や、レンタカーで来られる方、以前はほとんどお見かけする事の無かった外国人参拝者なども、最近は境内で時々お見かけするようになりました。

ちなみに、電話によるお守りの取り置きは可能ですが、お守りの郵送(当社から発送するなど)はしておりませんでの、御了承下さい。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社では今日から “年末年始態勢” がスタートします!

当社では本日(12月25日)を以て、所謂「平時の態勢」から、令和の御代としては初となる「年末年始の特別態勢」へと切り替わりました。
どの神社にとっても、年間で最も忙しいのは、例祭(西野神社の場合は秋まつり)の時期(例祭前の諸々の準備期間や、後片付け等を行う例祭翌日なども含む)と、年末年始の時期(年の瀬と初詣シーズン)ですが、当社は今日から愈々、その最大の繁忙期のひとつである “年末年始” のシーズンへと突入しました!

令和元年 年末の西野神社

以下の2つの表は、当社に於けるこの度の年末年始の情報(授与品の頒布時間や御祈祷の受付時間)です。年末年始に当社へ来られる方は、是非御参照下さい。
なお、年始に於ける、御朱印をお頒ちする時間や御朱印についての注意事項等については、先月30日付の記事を御参照下さい。

 

授与所の窓口でおふだやお守り等を頒布する時間
12月24日以前 10:00~17:00(但し参拝者の多い日や土日などは09:00~17:00)
12月25~31日 09:00~17:00
1月1日 00:00~21:00(深夜・早朝の時間帯も含め、この日は左記の21時間、ずっと通して窓口を開けております)
1月2日 09:00~20:00
1月3日 09:00~19:00
1月4~15日 09:00~17:00
1月16日以降 10:00~17:00(但し参拝者の多い日や土日などは09:00~17:00)
備 考 三が日(1月1~3日)については、授与所の隣に臨時に「みくじ所」を開設し、各種おみくじや、授与品のうち絵馬・破魔矢・干支縁起物については、そのみくじ所で頒布致します。みくじ所を開ける時間は、授与所窓口と同じです。
また、お手洗いは、授与所窓口の直ぐ隣(窓口に向かって左側)にあり、授与所の窓口を開けている時間内はいつでも御利用戴けますが、その時間以外は防犯・防火等のため出入口を施錠させて頂きます。御了承下さい。

 

御祈祷の受付・執行時間
12月31日まで 09:00~16:30(社殿で御祈祷を執り行います)
1月1日 00:00~01:30、10:00~16:30(社殿もしくは儀式殿で御祈祷を執り行います。但し元日は09:00から歳旦祭が斎行されるため、10:00前に来られても、その時間帯の御祈祷は出来ません。なお、元日の午前中は例年大変混み合うため、その時間帯に御祈祷を受けられる方には多少お待ち戴く事もあります)
1月2日以降 09:00~16:30(社殿もしくは儀式殿で御祈祷を執り行います)
注 意 日時によっては、上記時間帯でも、会社・団体等の昇殿参拝(新年仕事始めの御祈祷など)の予約が既に入っているため、直ぐには御祈祷を行えない事があります。詳細は、以下のURLをクリックすると表示されるページの下部にアップされているカレンダーで御確認下さい。

http://nishinojinja.or.jp/form/

 

授与所の窓口は、上の一つ目の表に記されている通り、今日から、どんど焼きが行われる小正月(来月15日)までの22日間は、毎日午前9時から午後5時まで開け、おふだお守りをはじめとする各種授与品の頒布を行います。但し三が日については、表中に記されているように、窓口を開ける時間を更に延長します。

以下の写真5枚は、いずれも今日撮影した当社境内の様子で、今日から来月15日までは毎日、以下の3枚目の写真に写っている授与所の窓口に、当社の神職のみならず助勤の方々(巫女さんなど)も詰めて、御参拝の皆様方の応対をさせて頂きます。

令和元年 年末の西野神社境内
令和元年 年末の西野神社儀式殿
令和元年 年末の西野神社授与所
令和元年 年末の西野神社社務所
令和元年 年末の西野神社境内

 

なお、当社に車でお越しになられる方は、以下の記事(西野神社参拝者専用の各駐車場についての紹介記事)も御参照下さい。

http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20160107

 

社殿・授与所・社務所等に最も近い第1駐車場は、参拝者の皆様方の安全確保のため、元日から1月5日までの5日間は関係車両以外の車は出入りが出来なくなりますので御注意下さい。また、路上駐車は近隣住民の方々の迷惑になりますので、絶対におやめ下さい。

 

ちなみに、北海道神社庁札幌支部の公式ホームページでは、今月から「令和2年お正月情報ページ」というコンテンツが開設されており、そのページでは、今月末(令和元年の年末)から来月初旬(翌2年のお正月)にかけての、同支部管内(札幌市、江別市千歳市恵庭市北広島市石狩市当別町新篠津村の6市1町1村)に鎮座する各神社の年末年始に関する情報が公開されております。

http://jinjasapporo.net/newyearinfor02/

 

当社のみならずどの神社でも、年末年始は、「そちらの神社って、何時までやっていますか?」「お参りは何時まで出来ますか?」「お守りを買う(受ける)事が出来る時間は何時から何時までですか?」「どんど焼きはいつですか?」といった問い合わせの電話を大変多くお受けしますので、各神社に電話をする前に、先ずはこれらのページで御確認下さいますよう宜しくお願い致します。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社境内のライトアップと夜景

今月から、以下の写真(本日午後4時半頃に撮影)のように、夜間は西野神社境内をライトアップしております。
儀式殿のライトアップについては、今回の写真撮影のために特別に照明のスイッチを入れましたが(ですから毎晩この状態ではありません)、拝殿の屋根や、手水舎後ろにあるイルミネーションを施されたツリーについては、これらの写真のように連日ライトアップしております。とても綺麗な夜景となっておりますので、宜しければ是非御覧にお越し下さい。

令和元年12月 西野神社境内のライトアップ
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ

 

ところで、これらの写真を御覧戴ければお分かりのように、12月下旬であるにも拘わらず、現在、西野神社境内に積雪はありません。芝生の上などは、雪で薄らと白くなっている所もありますが、砂利や御影石の上などには、雪はほぼ全くありません。
気象台の発表によりますと、今日の札幌の積雪は、午前中までは1センチあったそうですが、午後1時の観測では0センチになったそうで(ちなみに、この時期の札幌に於ける平年の積雪は23センチ)、この時期に最深積雪が10センチ以下だった事は、日毎の雪のデータの観測が始まった昭和28年以降では今回で2回目との事です。つまり、現在の札幌の雪の少なさは、「記録的ともいえる、極めて珍しい状態」という事です。

勿論油断は禁物ですが、所謂「雪道」が無いため、車を運転する際は精神的にも大分楽ですし、何よりも、この時期に各所の除雪作業をしなくてもすむのは大変有り難いです。
来週も、札幌ではまとまった量の降雪は無いと予測されているため、このまま、雪の少ない状態で年末を迎える事になりそうです。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭