西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

今夏も境内各所に風鈴を吊り下げております

例年同様、当社では今夏も境内の各所(各建物の軒下)に、“夏の風物詩” のひとつでもある風鈴を吊り下げております。
色鮮やかな夏の花々が水面に浮かんでいる「花手水」と共に、澄み渡るこれら風鈴の音色からも、涼を感じて戴ければ幸いです。

西野神社の風鈴(社務所玄関前)
西野神社の風鈴(手水舎)
西野神社の風鈴(授与所)
西野神社の風鈴(儀式殿)

 

以下の写真(投稿)はいずれも、当社に御参拝された方々がインスタグラムにアップして下さった、当社境内(手水舎)の風鈴です。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

#風鈴 #西野神社 #夏の風景 #写真 #写真好き #写真家になりたい #写真好きな人と繋がりたい #nikon #nikond7500

kohei(@e52_narupapa)がシェアした投稿 -

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

🎐🎐💠💠. . 風鈴🎐と花手水. そよそよと吹く風にチリ〜ンと可愛い音色. . 暑中お見舞い申し上げます♪. . . 熱中症にもコロナにも気をつけて. . 今週もよろしくお願いします( ˊᵕˋ* ). . . . . . 豪雨被害に遭われた方々 心よりお見舞い申し上げます. 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます. . . . #暑中お見舞い申し上げます #穏やかな日々を #コロナに負けない #コロナ終息祈願#神社#参拝 #医療従事者に感謝 #風鈴#夏の風物詩 #札幌カメラ部 #北海道が好き #写真が好き #北海道ミライノート #西野神社 #花手水#手水舎 #hokkaidolikers #instagramjapan #japan_daytime_view

kayoko✿︎(@matsu_0202)がシェアした投稿 -

 

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

来月の七夕まで短冊を頒布しております

七夕(たなばた)の行事は、全国的にみると7月7日に行う地域と8月7日に行う地域に大別されますが(それ以外の時期に行う地域もありますが)、北海道は、函館・室蘭・登別・根室などでは違う事もあるようですが概ね8月7日に行われるのが一般的で、当社でも、毎年8月7日に「七夕まつり」を開催しております。
もっとも、今年の七夕まつりについては、新型コロナウイルス感染症の拡大を阻止する趣旨から(人々が「密な状態」になる事を極力避けるため)、残念ながら既に中止が決定しております。

その8月7日の七夕に先立って、当社では先日、拝殿向拝の左右それぞれに、七夕の飾り物や短冊を吊るすための「青竹」を設置致しました。
この2本の青竹、例年は8月2日に設置しているのですが、今年は、時節柄多くの方々が「疫病退散」等を強く願っておられる事や、七夕まつりが中止になった事などから、例年より半月程早く設置させて頂きました。

西野神社 拝殿向拝(令和2年7月)
西野神社 拝殿向拝(令和2年7月)

 

向って右側の青竹の直ぐ後ろに置かれている、賽銭箱右隣の台()には、来月7日の七夕まで、色紙の短冊(たんざく)と筆記具を常置致します。

七夕の短冊(西野神社)

これらの短冊は無料で頒布しており、どなたでも願い事を自由にお書き戴く事が出来ます。書かれた短冊は、御自身の手で、2本の青竹のいずれかのお好みの所に飾り付けて下さい。

 

また、授与所窓口前の奥に置かれている絵馬掛けの直ぐ前にも、先日、短冊を吊るすための「笹の木」を1本設置致しました。

短冊絵馬が吊されている笹(西野神社)

 

授与所の窓口に於いても、やはり来月7日の七夕まで短冊を頒布致しますが、こちらで頒布する短冊は、前述の色紙の短冊とは全く違うもので、以下の写真のように、薄い木製の短冊(授与品としての名称は短冊絵馬)となっております。

西野神社 短冊絵馬
西野神社 短冊絵馬

この木製の短冊は、授与所の窓口が開いている時間(毎日午前9時から午後5時まで)のみの頒布となり、また、色紙の短冊とは違って有料(1体200円)での頒布となり、更に、吊るして飾る場所も、色紙の短冊(拝殿向拝に設置している2本の青竹)とは違う場所(授与所窓口前の奥に設置している笹の木)となりますので、御注意下さい。

 

つまり、当社で頒布する七夕の短冊は、「色紙の短冊」と「木製の短冊」の2種類があり、願い事を書いた後に飾り付ける場所も両者では異なるという事です。どちらの短冊も趣旨や目的は同じなので、お好みによりどちらかを御選択下さい。
ちなみに、「どちらの短冊がオススメですか?」「どちらの短冊が願い事叶いますか?」という御質問に対して、神社としての見解は「何らの違いも差もありません」となります。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

紫陽花の花手水と、境内で咲き誇る紫陽花の風景

まだ全てが満開とはなっていませんが、現在、当社境内で咲いている紫陽花(アジサイ)が見頃を迎えつつあります。

先日より当社では、主にこの紫陽花を使って、手水舎の水盤(手水鉢)にいくつもの花々を浮かべる「花手水」を始めました。色鮮やかで綺麗な光景となっており、有難い事に御参拝の皆様方からは大変好評を頂いております。

令和2年7月 西野神社の花手水
令和2年7月 西野神社の花手水
令和2年7月 西野神社の花手水

 

以下の写真は、いずれも本日の朝撮影した、当社境内で開花している紫陽花の情景です。全ての紫陽花が満開になるまであとちょっと、という状況です。

令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花
令和2年7月 西野神社境内の紫陽花

 

皆様も是非当社へ、お参りと合わせてこれら紫陽花の情景を御覧にお越し下さい!

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

本年は秋まつりの規模が大幅に縮小される事になりました

今日は午前10時から当社の参集殿で、西野神社総代会の会議が開かれ、本年の9月19・20両日に執り行われる「西野神社秋まつり例大祭)」について話し合われました。
今年度は、毎年4月に開催している西野神社定期総会も中止となったため、これだけ多くの総代さん達が一同に会したのは、コロナ禍以降では今日が初めてとなりました(総代以外に、当社崇敬会4団体の代表者も1名ずつ出席されました)。

令和2年7月 西野神社総代会

 

新型コロナウイルス感染症の拡大というこの国難は、当然の事ながら全国各地の神社にも大きな影響を与えており、当社に於いても、3月の人形供養祭神職のみで斎行(例年は人形を納められた方々にも御参列戴いております)、4月の春季例祭は当社関係者11名のみの参列で斎行(例年は40名程が参列)、6月の夏越大祓式神職のみで斎行(例年は数十人から百人程御参列戴いております)になるなど、ソーシャルディスタンスを考慮して恒例行事の規模を縮小せざるを得ない状況が続いており、今後の行事についても、例年8月7日に開催している七夕まつりは既に開催の中止が決定しております。

こういった状況下で、当社にとって年間で最大の行事である「秋まつり」を、本年はどのように開催するか、そもそも開催出来るのか、慎重に検討を続けてまいりましたが、本日の会議で、今年の秋まつりをどのようにするか、当社の方針が正式に決定致しました。

秋まつりが開催される本年の9月下旬、国内・道内・市内がどのような状況になっているのかまだ見通せない事等も考慮して、本年の秋まつりでの神輿渡御(みこしとぎょ)、奉納行事、催し物、奉納提灯(ほうのうちょうちん)の献灯露店の出店などは、いずれも中止させて戴く事と致しました。
秋まつりを楽しみにされていた方々には大変心苦しい限りですが、氏子・崇敬者・関係各位皆様方の健康と安全を第一に考慮した結果の決定ですので、諸事情お酌み取り戴き御賢察下さいますようお願い申し上げます。

なお、秋まつり1日目夕刻の宵宮祭と、2日目朝の例祭につきましては、責任役員・総代・各崇敬会々長のみの参列にて斎行させて頂きます。本年の秋まつりに於ける行事は大半が中止となりますが、お祭りで一番大切な神事だけは、参列者数こそ減るものの例年通り大前にて粛々と執り行い、秋まつりそのものが完全に中止となるわけではない事も御理解・御承知戴ければ幸いです(以下の写真2枚は、昨年の秋まつりでの宵宮祭と例祭の様子です)。

西野神社 宵宮祭
西野神社 例祭

当社としてこの度の総代会で正式に決定した事項及び、今日までに決まった各種事柄は、具体的には以下の通りです。

 

① 中止となる行事

西野神社秋まつりは、敬老の日の前の土曜・日曜に開催する」という慣例に則って、本年の秋まつりは9月19・20両日に開催されますが、例年秋まつりで行われている各種の神事・行事・催し物等のうち、以下については、本年は中止とさせて頂きます。

【1日目】 福井ばやし奉納中学生新人相撲選手権大会ジャズフェスティバル遷霊祭(本殿から御神輿への御霊遷し)
【2日目】 神輿渡御(本神輿担ぎ神輿子供神輿)とその供奉行列、神輿渡御に合せて各町内で斎行する駐御祭野点野菜・果物販売泣き相撲子供相撲大会古武術演武奉納、還御(御神輿から本殿への御霊遷し)、還御祭、餅まき
【両日】 演芸(歌謡ショー)、露店の出店、奉納提灯の献灯

 

② 募集を中止する事項

前項①で述べた各行事の中止と連動して、例年秋まつり前に御案内している秋まつり関係の各種募集も、本年は全て中止致します。具体的には、以下の募集を中止させて頂きます。
泣き相撲参加者募集、子供相撲大会参加者募集、子供宮神輿渡御参加者募集、お稚児さん参加者募集

 

③ 宵宮祭と例祭について

宵宮祭は9月19日の午後5時から、例祭は翌20日の午前10時から、それぞれ執り行います。例年、例祭は、午前9時に行われる御神輿の発輿(宮出し)に間に合わせるため午前7時50分から斎行しておりますが、本年は神輿渡御が行われないため、斎行時間が変更となります。
なお、宵宮祭・例祭共に本年は、来賓の方々への招待状発送は控えさせて頂きます。

 

④ 秋まつり当日の社務について

9月19・20両日共、御祈祷の受付・執行や、御朱印の頒布は、平常通り午前9時から午後4時半までとします。
但し、20日の午前9時半から午前10時45分頃までの間は、例祭の準備・斎行のため、御祈祷は行ないません。

秋まつり当日は例年、授与所の窓口は午後8時まで開けておりますが、本年については授与所窓口を開ける時間についても平常通りとし、両日共、午前9時から午後5時までの間、お札・お守り・縁起物等の授与を行ないます。

 

⑤ 御寄付について

毎年8月中旬から9月上旬にかけて、当社の総代や、総代から委託を受けた協力員の方々が、当社氏子区域内の各所をお伺いして秋まつりの御寄付を募っておりますが、本年は、秋まつりの大半の行事が中止となる事から、秋まつりへの御奉賛のお願いは控えさせて頂きます。
それに伴い、例年秋まつりに御奉賛して頂いた方々にお頒ちしている神札「西野神社神幸神憑之符」も、今年は頒布致しません。

 

⑥ 奉納提灯の維持費について

奉納提灯は例年、秋まつりと年末年始の、年に2回、当社境内に掲げておりますが、今年度については秋まつりでの献灯は中止させて頂きます(次の年末年始については例年通り献灯致します)。
それに伴い、提灯を奉納されている方に御負担戴いているの本年に於ける年間維持費は、例年の金額(3,000円)の半額(1,500円)とさせて頂きます。

 

⑦ 秋まつりの関連行事、秋まつり以外の行事等について

秋まつり前に行なわれる、秋まつりに向けての諸会議、諸作業、各種練習(萬燈保存会によるお囃子の練習、子供宮神輿参加者達による御神輿の担ぎ方の練習など)も当然中止となります。

例年、秋まつり1週間前の日曜日に、西野神社神力會会員さん達や有志の方々を対象に行なっている「禊祓行事」も、本年は開催を中止致します。

毎年3月に執り行っている合同の「人形供養祭」以外の、個別の「人形供養」については、例年5~7月の3ヶ月間行い、その後、8~9月の2ヶ月間の休止期間を経て、10~11月にかけての2ヶ月間また行う、というのを慣例としており、本年についても既にそのように御案内しておりました。8~9月の2ヶ月間人形供養を休止するのは、その時期は秋まつりに向けての諸会議・諸作業・各種練習等の多くを、人形供養を執り行う参集殿で行うためという事情からです。
しかし本年については、それらの諸会議・諸作業・各種練習等が全て無くなるため、人形供養は5~12月までの7ヶ月間、継続して行う事とします。

毎年、8月1日頃に発行している全8ページの社報「かんながら」は、その内容の大半が秋まつりに関するお知らせを占めるため、本年は発行を中止致します。そのため、例年「かんながら」に掲載をお願いしている広告の掲載(御協賛)も、中止となります。

 

皆様方にはいろいろと御不便をおかけする事となってしまい、また、中止する行事が多くてがっかりさせる事にもなってしまい大変恐縮ですが、御理解の程、どうか宜しくお願い申し上げます。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

初めて参列者無しで夏越の大祓式を執り行いました

一年の折り返し(本年上半期の最終日)となる6月末日の今日、当社では午後3時から、毎年恒例の神事「夏越の大祓式」を斎行致しました。
 大祓式は、氏子・崇敬者の皆様方が、この半年間に知らず知らずのうちに犯してしまった諸々の罪穢れ等を祓い清め、次の半年間の無病息災を願う(特に今の時期であれば疫病鎮静も願う)神事で、当社では毎年2回、6月末日と12月末日に行なっております。

このうち、6月(夏越)の大祓式は、例年、屋外(拝殿向拝前)にて、多くの方々に御参列して戴いた上で執り行っておりますが、先月30日付の記事でも御案内した通り今回については、コロナ禍とも称される昨今の社会状況を鑑みて所謂「密」となる状態を避けるため、神職のみにて執り行い、斎行場所も、「茅の輪(ちのわ)くぐり」以外の次第についてはいずれも社殿内とさせて頂きました。

西野神社 茅の輪守り

 

以下の写真6枚は、いずれも本日社殿で執り行われた、その大祓式の様子です。
前述のように今回は社殿内での斎行となり、一般の方々の御参列も御遠慮戴いた事から、例年の大祓式とはかなり異なった雰囲気の大祓式となりました。勿論、式次第や内容については例年と同じで、当然の事ですが省略した次第などはありません。

令和2年6月 西野神社 大祓式
令和2年6月 西野神社 大祓式
令和2年6月 西野神社 大祓式
令和2年6月 西野神社 大祓式
令和2年6月 西野神社 大祓式
令和2年6月 西野神社 大祓式

 

以下の写真と動画は、いずれも今日行われた「茅の輪くぐり」の様子です。大祓式の式次第にある茅の輪くぐりだけは例年通り、このように茅の輪が舗設されている屋外で行いました。
ちなみに、茅の輪の由来(蘇民将来伝説)や茅の輪の具体的なくぐり方等については、一昨年7月1日付の記事を御参照下さい。

令和2年6月 西野神社 大祓式(茅の輪くぐり)

 

下の動画は、平成26年の夏越の大祓式での「茅の輪くぐり」の様子です。今回の大祓式では神職だけが茅の輪をくぐりましたが、例年の夏越の大祓式では、このように神職と参列者の方々が一緒に茅の輪をくぐっています。

 

今日の大祓式の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の令和2年6月「夏越大祓式」のページ(下記URL)にも多数掲載させて頂きましたので、宜しければこちらも是非御覧下さい。
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R020630%20夏越大祓/?sort=old

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

夏越大祓の「茅の輪」を舗設しました

当社では、この半年間(1~6月までの今年上半期)に個々人が知らず知らずのうちに犯した様々な罪・穢れを祓い清め、併せて、残り半年間(7~12月までの今年下半期)の無病息災を祈願する「夏越の大祓」という神事を、例年通り今月30日に執り行います。
但し、先月30日付の記事で御案内したように、コロナ禍とも称される昨今の社会状況を鑑みて、この度の大祓式は神職のみで執り行い、一般の方の御参列は御遠慮戴く事となりましたが。

恒例の年間行事として当社で執り行う「大祓」は、6月末日に行うこの「夏越の大祓」と、12月末日に行う「師走の大祓」がありますが、これら2回のうち夏越の大祓では、大人が屈む事なく普通に歩きながらくぐる事の出来る「茅の輪」(ちのわ)という大きな輪が用いられます。

令和元年 西野神社 夏越大祓

茅の輪は、神社によっては、総代さん達が作ったり、氏子青年会の会員さん達が作ったり、神輿会の会員さん達が作ったり、氏子の鳶職の方々が作ったりなどしているそうですが、当社の場合は毎年神職が、境内や氏子区域内にある山裾などで茅(かや)を刈り取り、その茅で大きな輪を作成し、それを拝殿向拝に舗設(固定)しています。

 

下の写真は、今日の午前中、当社の神職が神社近くの山裾で茅を刈り取っている様子です。茅の輪に適していると思われる、特に形の良さそうな立派な茅を選びながら、鎌で素早く次々と刈り取っていきました。

令和2年 西野神社夏越大祓「茅の輪」作成作業

以下の写真3枚は、儀式殿の地下で茅を束ねながら茅の輪を作成している様子(直径約185cmのドーナツ型の輪の芯棒に大量の茅を覆って縛りました)と、完成したその茅の輪を拝殿向拝に取り付けている様子です。

令和2年 西野神社夏越大祓「茅の輪」作成作業
令和2年 西野神社夏越大祓「茅の輪」作成作業
令和2年 西野神社夏越大祓「茅の輪」作成作業

以下の写真2枚は、本日のお昼までに拝殿向拝での取り付け作業を終えた、どなたでもくぐる事が出来る状態となった茅の輪です。
人がくぐる事の出来る大きさの茅の輪を舗設する場合、大抵の神社では参道などに設置していますが、当社の場合は、慣例によりここが茅の輪の定位置となっています。

令和2年 西野神社夏越大祓「茅の輪」
令和2年 西野神社夏越大祓「茅の輪」

この茅の輪は、今月末日までここに設置しており、舗設期間中はどなたでも自由にくぐって戴く事が出来ますので、「茅輪くぐり」御希望の方は、今日から今月30日までの間、各自お参り下さいますようお願い致します。
なお、茅の輪の由来については、平成19年6月27日付の記事を御参照下さい。

 

茅の輪の直ぐ横には、例年通り、茅の輪のくぐり方を説明した看板も立てています。もし可能であるなら、この看板に記されているとなえ言葉(和歌)を唱えながら茅の輪をくぐって下さい。
具体的には、「水無月の 夏越の祓ひ する人は 千歳の命 延ぶといふなり」という和歌を唱えて茅輪を正面からくぐって左へ廻り、再び正面に至り、次に「思ふ事 みなつきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓ひつるかな」という和歌を唱えて輪をくぐって右へ廻り、再々度正面に至り、最後に「蘇民将来 蘇民将来」と唱えて輪をくぐり左へ廻ります。

令和2年 西野神社夏越大祓「茅の輪」看板

 

文責:西野神社権禰宜 田頭