西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

西野神社神職の主な業務を紹介します【前編】

ここ最近は、所謂 “コロナ禍” のため、そもそも仕事(神社での奉仕や外祭など)以外ではほぼ誰とも会う事がありませんが、昔はよく、神社関係者ではない友人・知人や、飲み会で同席した人などから、「神主って、普段は何をしているの?」と質問される事がありました。
確かに外部の人達からすると、神社内に於ける神職の仕事内容というのは、かなり謎に包まれているかもしれません。 そこで今回は、私達西野神社神職の普段の仕事内容を、かなりざっくりとではありますが、「前編」と「後編」の二編に分けて、写真と共に紹介させて頂こうと思います。

但し、これらの二編で紹介する内容は、あくまでも西野神社に於ける事例です。当然の事ですが、神社や神職によって、その業務内容には大きな差があります。
例えば、十数人もしくは二十人以上もの常勤神職を抱えるような大規模な神社(そういった所は、巫女・事務員・警備員・賄い担当など、神職以外の職員も雇用している事が多いので、トータルでは数十人もの職員が在籍していたりします)では、「総務」「祭儀」「財務」「秘書」「渉外」など神社内に複数の部課があるため、当然、どの部課に属しているかによって、日々の業務は大きく変わってきます。

また、会館・宿泊施設・レストラン・博物館・宝物館・体育館・剣道場・幼稚園・ 神職養成機関などの付属施設を有している神社では、更に社内の部署が多くなりますし、職員が常駐出来る程の規模を持つ社務所が併設されている摂社・末社・頓宮・奥宮などの別宮を抱える神社も、同様です。
スカウト運動(ボーイスカウト等)に積極的に関与している神社や、毎年特定の時期に林間学校を開校もしくは通年に亘って何らかの教室を開設している神社、社務所が特定の団体の事務局も兼ねている神社なども、やはり同様です。

勿論、当社のように社内に特に部課が設立されているわけではない一般の民社(中小規模の神社)でも、各社によって業務内容には大きな差があります。
例えば、当社で神職が普段行っているような雑務(特に、次回の記事「後編」で紹介する業務の中にそういった作業が多いのですが、作業服を着て屋外で行う作業など)に対して、「神主がそんな肉体労働までするの?それってもはや神主の仕事じゃないじゃん。外部の専門業者に委託すべき事じゃないの?」という感想を抱く同業者もいれば、逆に、「西野神社の神主はその程度の軽作業するだけでいいんだ、楽でいいなぁ。ウチの神社なんか、さすがに建物を建てたりとかは業者に依頼するけど、道を作ったり塀を作ったり、少量のセメントを流し込む程度の土木工事なら、普通に神主がやるよ」と、全く正反対の感想を抱く同業者もいたりましす。

また、同じ民社の中であっても、一社のトップ(会社でいえば代表取締役社長、社団法人や財団法人でいえば理事長に相当)である宮司と、私のようなその他の職員(何人もいる権禰宜の中のひとり)とでは、自ずと業務内容も変わります。
宮司は、一社(宗教法人)の代表役員として、社殿や境内地などの不動産をはじめとする神社が所有する諸々の財産を管理し、対外的な交渉・契約なども行い、社内の事務全般を総括し、社内一切の人事や労務管理なども行い、それと同時に、宮司として全ての祭祀を管掌します。

なので、今回の記事(前編)と次回の記事(後編)で紹介する内容は、神職一般の話ではなく(そもそも神社によって大きく事情が異なるため、これが平均的な神職の仕事内容です、というものは示せません)、あくまでも「西野神社の職員に限っての仕事内容」であるという事を、御理解・御承知下さい。



西野神社大前での神明奉仕

祭祀服を着て笏(しゃく)を手に執った神職が大前で粛々と執り行う神明奉仕は、神職の奉仕内容の最たるものであり、一般の人達が「神職」や「神主」と聞いて先ず思い浮かぶイメージも、恐らくこれではないでしょうか。
ちなみに、以下の写真には、大前での神明奉仕の他、遷座や、祖霊殿での霊前奉仕なども含まれています。

 

令和3年9月 西野神社 秋まつり(例祭)
儀式殿 竣工遷座祭での献饌
西野神社儀式殿竣工遷座祭での、本殿から儀式殿神殿への御分祀
儀式殿 竣工遷座祭での祝詞奏上
令和3年9月 西野神社 秋まつり(宵宮祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(宵宮祭)
御祈祷する宮司
御祈祷での祝詞奏上
西野神社儀式殿での神前結婚式
平成28年 西野神社 夏越の大祓
祖霊殿竣工祭
西野神社祖霊殿での霊祭



② 神社以外の場での神明奉仕

各種の外祭(出張祭典)での奉仕も、神職の主たる業務のひとつです。当社の場合は建築関係の外祭が多く、それらの中でも特に地鎮祭で奉仕する機会が多いです。
以下の写真は、1・2枚目は地鎮祭、3枚目は上棟祭、4枚目は屋祓い(竣工祭)、5枚目はトンネル開通式、6枚目は某議会議員の選挙事務所開き(選挙必勝祈願)、7枚目は葬儀場での神葬祭です。

 

西野神社執行の地鎮祭
西野神社執行の地鎮祭
西野神社執行の上棟祭
西野神社執行の竣工祭
平成19年11月26日 平福トンネル開通式
選挙の必勝祈願
神葬祭の祭壇



③ 祭祀や行事の準備(屋内)

屋内での、祭祀・行事等の準備の様子です。具体的には、祭典前の準備や確認、祭典の習礼(リハーサル)、祭祀服の準備などです。

 

神饌の準備
神饌の準備
祭典の習礼
祭典の習礼
結婚式の事前確認
装束の準備
令和3年 西野神社秋まつり 前日
装束の準備
装束の準備



④ 祭祀や行事の準備(屋外)

屋内での、祭祀・行事等の準備の様子です。具体的には、それぞれの殿舎等(社殿儀式殿神輿殿授与所など)の装飾や、その装飾の準備などです。

 

社殿の装飾
令和2年 秋まつりの準備(門帳の取り付け)
儀式殿の装飾
茅の輪の作成
茅の輪の取り付け
七夕の準備
令和3年7月 七夕「青竹」設置作業
七夕の準備
神輿殿の装飾
授与所のビニール幕掛け



祝詞作文

神社の大前・神籬や神棚の御前などで奏上する祝詞や、御霊前で奏上する祭詞(誄詞)などは、原則として奏上する神職自身が作文します。
以下の写真は、1枚目は、祝詞を作文するに当って先ずパソコンでその祝詞の下書きを作文(入力)しているところ、2・3枚目は奉書紙(祝詞用紙)に祝詞を墨書しているところです。
ちなみに、一般の方々は神職と巫女の業務内容の違いについても特には認識されていない方が多いと思いますが、祝詞の作文や奏上などは、原則として神職だけが行なう事であり、巫女が行なう事はありません。

 

祝詞作文の準備
祝詞作文
祝詞作文



⑥ 授与品奉製

参拝者や氏子崇敬者の皆様方に授与する各種の授与品や、大前で御祈祷を受けた方々にお渡しする授与品セットなどを、奉製(作成・調整)する作業です。この作業は、神職だけではなく巫女も行ないます。

 

授与品奉製
授与品奉製
年末の諸々作業風景
お正月に向けての準備作業(新年祈祷授与品の奉製)



⑦ 紙垂折り・紙垂付け・注連縄張り

神社には必須の、注連縄(しめなわ)や、その注連縄に付ける紙垂(しで)などを、作成したり取り付ける作業です。

 

紙垂折り
紙垂折り
注連縄の確認
注連縄張り



⑧ 紙朱印への押印・日付墨書等

御朱印については、令和元年9月4日付の記事で詳述した通り、当社では原則として、予め御朱印が押印・印字されている別紙(背景の絵柄は印刷されたものですが、印については、当社の神職が全て直接押印し、日付も、神職が毛筆で直接書いております)をお渡しする対応としております。
以下の写真はいずれも、その別紙(紙朱印)に、日付を記入したり押印したりしている様子です。十年近く前に所謂 “御朱印ブーム” が起こって以降、当社にとっては御朱印の対応も、神職の主たる業務のひとつとなっています。

 

紙朱印への日付墨書
紙朱印への日付墨書
紙朱印への押印
西野神社 社務所(御朱印紙を手渡す神職)



⑨ 木札への墨書

祈祷札や上棟札などの諸々の木札や、その木札を覆っている羽織(用紙)などに墨書している様子です。

 

祈祷札への墨書
上棟札への墨書



神道行法の練習・実践

当社では、鳥船(とりふね)、(みそぎ)、鎮魂(ちんこん)などの神道行法も行なっております。
ちなみに、以下の写真の5・6枚目は、いずれも鎮魂を行なっている様子ですが、この鎮魂は神道行法の中でも特に「秘伝」とされており、原則として同業者以外に伝授する事は(規則で明文化されているわけではありませんが慣例として)禁じられております。そのため、たまに鎮魂行法についての御質問やお問い合わせを受ける事がありますが鎮魂については残念ながら回答出来ない事もありますので、その旨御了承下さい。

 

雄健行事
禊の所作の練習
平成28年 西野神社 禊祓行事
平成25年9月 禊祓行事(身滌)
鎮魂行法
鎮魂行法



⑪ 社務室での事務作業(PC入力)

社務所での事務作業は多岐に渡りますが、それら事務作業の中でも中心になるのは、パソコンを使っての諸々の入力作業です。
以下の写真の1枚目は、PCを使って広報物(チラシ・看板・案内状など)を作成しているところ、2枚目は、封筒に貼る宛名ラベルを作成しているところ(一度に数百通の案内状を発送する時は、その全ての宛名を直接手書きするのは困難なので、このようにPCを使います)です。
ちなみに、おふだやお守りなど授与品の在庫管理も、PCの専用ソフトを使って行っております(但し授与品の発注については、授与品メーカーのほうがネットからの受注に対応していないため、今も電話やFAXなど昔ながらの方法で発注しています)。また、SNSやこのブログの更新作業も、PCを使っての作業のひとつです。

 

社務所でのPC入力作業
社務所でのPC入力作業
社務所でのPC入力作業



⑫ 境内での剪定、草刈り、玉串採り

これらも神職の主たる業務のひとつです。神事(玉串拝礼の次第)で使う玉串は、当社の場合は全て境内の木々から神職が採っております。

 

境内での剪定
境内での剪定
境内での草刈り
境内での玉串採り



※ 後編に続きます。今回の「前編」では①~⑫までを紹介しましたが、次回の「後編」では残りの⑬~㉕まで(主に屋外での作業)を紹介致します。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

安産祈願の御祈祷とその授与品の紹介

今日は、戌の日(十二支の戌に当る日)と祝日(秋分の日)が重なった事から、多くの妊婦さん・御夫婦・御家族の方々が、当社へ「安産祈願」の御祈祷を受けに来られました。
過去の記事でも解説した事がありますが今回は改めて、この安産祈願の御祈祷や、この御祈祷を受けた方々にお渡ししている授与品について、詳述してみようと思います。

 

なぜ戌(イヌ)の日に安産祈願の御祈祷を受けに神社へ行く人が多いのかというと、犬は、沢山の赤ちゃんを産む割にはお産がとても軽いため昔から安産と多産の象徴とされて、そのため戌の日は、古来より安産の吉日とされ、犬にあやかってお産が軽く済むようにという願いから、戌の日に安産の御祈祷を受ける方が多いのです(勿論、戌の日以外の日に安産祈願の御祈祷を受けられても構いません)。

妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に、腹帯(岩田帯)を締めて母子の健康を祈願する、という慣習は、全国的にも広く定着しております。

また、当社の場合は主祭神である豊玉姫命トヨタマヒメノミコト)様の代表的な御神徳(所謂 御利益)が、縁結び・安産・育児などである事もあって、特に近年は戌の日の限らず、安産祈願の御祈祷を受けるため氏子区域以外からも、安産を願う多くの妊婦さん達が御家族と共に当社へお参りに来られます。

西野神社 創祀百二十年記念碑

 

以下の写真は、いずれも今日撮られたものではありませんが、当社の社殿内で撮影された、安産祈願の御祈祷のイメージ写真です。
斎主(御祈祷を執行する神職)は、感染症対策に万全を期しながら粛々と御祈祷を執り行ない、大前にて「お子様が無事産まれ、出産の後も母子共々健康でありますように」という事を、祝詞(のりと)奏上という形で心より祈念致します。

御祈祷での修祓
御祈祷での祝詞奏上
御祈祷での玉串拝礼

 

 

下の写真に写っている授与品が、安産祈願の御祈祷を受けに来られた方々に当社がお渡ししているセット(授与品一式)です。但し、この写真に写っている内容は令和3年9月現在のもので、内容は時期によって多少変動する事があります。

西野神社 安産祈願御祈祷 授与品

上の写真の前列左側から、全国敬神婦人連合会と全国女子神職協議会が共同で発行している冊子「腹帯イロハ ~命をはぐくむ心と作法~」、妊婦さんが無事に出産を迎える事が出来お産が軽く済むようにと祈願されている「安産祈願のおふだ」、桐の木箱に納められている高級感のある「安産お守り」、ベルト状の「安産腹帯」です。
後列中央にあるのは「安産絵馬」、後列右奥にあるのは「子宝安産狛犬」(こだからあんざんこまいぬ)です。

「安産祈願のおふだ」は、御家庭に神棚がある場合は神棚(お宮の扉の中ではなく、お宮の横など)に、神棚がない場合は、立った時に自分の目線よりも上になる高さの、清浄な場所(例えば本棚とかタンスの上など)にお祀りして下さい。

「安産腹帯」は、妊婦のお腹を冷やさない、妊婦を精神的に落ち着かせる、胎児の位置がずれるのを防ぐ、胎児の霊魂や精神をも安定させる、などの目的から妊婦さんがお腹に付ける帯です。
腹帯にはいろいろな種類があり、昨年まで当社で授与していた腹帯はさらしタイプ(昔ながらの長い帯状の腹帯)でしたが、今年になってからは、ベルトタイプ(より使いやすいベルト状の腹帯)に変更しております。
なお、安産祈願の御祈祷を受けられる際、もし自前の腹帯を用意して来られた場合は、その腹帯も一緒にお祓い致しますのでお申し出下さい(身に付けて来られた場合はわざわざ外さなくても結構です)。自前の腹帯を持ってきた場合、持ってこなかった場合、どちらの場合でも、この写真の腹帯はお渡ししております。

子宝安産狛犬」は、出産までは安産祈願のおふだと共に神棚(神棚がない場合は清浄な場所)に奉安して安産を祈願し、出産後は、狛犬側面のどちらかの白い余白部に細マジックもしくはサインペンなどで赤ちゃんの生年月日と氏名を記入し、初宮詣の際などに当社へお納め下さい(神職もしくは巫女に直接お渡し下さい)。
当社に納められた狛犬は大前に奉納され、神様に末永くそのお子さんの成長をお守り戴きます。

安産狛犬

可愛らしい2匹の子犬のイラストが描かれている「安産絵馬」は、安産祈願の御祈祷を受けられた後、無事な出産を願ってその思いを書き、授与所窓口右奥にある絵馬掛けに掛け奉納していって下さい。
絵馬を書く際に使う筆記具(細マジックなど)は、当社社務所玄関や、社務所内の御祈祷控え室などに用意しております(安産祈願の御祈祷が特に多い日は、社務所の広間を開放し、そこに絵馬を書くためのテーブルと筆記具を用意致します)。

西野神社 安産祈願絵馬

「安産祈願のおふだ」や「安産お守り」は、お子様が生まれた後(初宮詣の時で構いません)、当社もしくは最寄の神社に、お焚き上げ品としてお納め下さい(但し神社によっては、その神社で頒布している授与品以外は受け取ってくれない場合もあるかもしれません)。

西野神社 安産祈願御祈祷 授与品

 

 

当社大前で安産祈願の御祈祷を受けられた妊婦さんや、当社へ安産のお参りをしに来られた妊婦さんの全員が、問題無く健康な状態で出産を迎え、無事にお子さんを出産され、そして、そのお子さんが伸びやかに健やかにすくすくと成長されます事を、当社神職一同、心より御祈念申し上げます。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

令和3年 西野神社秋まつり

一昨日(9月18日)と昨日(翌19日)の2日間、昨年と同じように例年(一昨年以前)よりも大幅に規模を縮小した上で、当社にとって年間最大の重儀である本年の「西野神社 秋まつり」が執り行われました。

令和3年 西野神社秋まつり 奉納提灯

 

こういった御時世(現在北海道では今月末日までを期限として緊急事態宣言が発令されております)なので改めて説明するまでも無い事かもしれませんが、本年の秋まつりの規模が縮小されるに至った理由については、以下の3本の記事で詳述させて頂きましたので、興味のある方はこれらの記事も併せてお読み下さい。今年の秋まつりでは、具体的にどの神事・行事・催し等が中止になったのかについても詳細に解説しております。

▼ 「令和三年 西野神社 秋まつりについて」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2021/07/26/162144

▼ 「昨年に続き2年連続で、秋まつりでの神輿渡御中止が決定致しました」
https://blog.goo.ne.jp/nishino-mikoshi/e/65c1f78a651aabfb2147405fb2e7dff3

▼ 「明日から秋まつりが始まります」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2021/09/17/173000

 

ちなみに、秋まつりを構成する大半の行事が中止となったのに、なぜ「宵宮祭」と「例祭」といった神事だけは平年通り執り行う事にしたのか、神社や神職の立場として神事についてはどのように考えているのか、といった事については、以下の2本の記事で詳述させて頂きましたので、どちらも昨年の記事ではありますがもし興味のある方はこれらの記事も御一読下さい。

▼ 「令和二年 西野神社 秋まつりについて」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2020/07/24/115312

▼ 「本年の祇園祭の事例から考察する、神社のお祭りの本義」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2020/07/26/073000

 

 

本年の西野神社秋まつりでは、行事としては、1日目の午後5時から中祭の「宵宮祭」が、2日目の午前10時から大祭の「例祭」がそれぞれ斎行されただけでしたが、例祭では、皇室の安泰と弥栄、国家の平穏と発展、当社の氏子地域及び氏子崇敬者の方々の繁栄等の祈願だけではなく、疫病(現在世界中で蔓延している新型コロナウイルス感染症)の鎮静祈願も併せて行なわれました。

以下の写真5枚は、一昨日執り行われた、本年の宵宮祭の様子です。
宵宮祭は、例祭の前夜際に当る祭典で、神社本庁の定める「神職の祭祀服装に関する規程」により 神職(斎主以下祭員)は全員、斎服と称される神事専用の装束(純白・無紋の衣冠仕立てで、祭祀服装の中では正服に次ぐ上位の装束)を著けて奉仕致しました。

令和3年9月 西野神社 秋まつり(宵宮祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(宵宮祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(宵宮祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(宵宮祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(宵宮祭)

なお、昨年と同じく本年も、宵宮祭・例祭共に、感染症対策の観点から所謂「密」を避けるため、来賓の方々の御参列は御遠慮戴きました(どなたにも御参列の招待状は発送しておりません)。
また当然の事ながら、斎主・祭員の5人以外は、全員マスクを着けた上で祭典に御参列戴き、各自手指の消毒や殿内の換気なども徹底しました。

 

 

そして、以下の写真5枚は、昨日執り行われた、本年の例祭の様子です。
例祭は、「例大祭」「本祭」などの別称もあり、神職(斎主以下祭員)は全員、正服とも称される衣冠(式年遷宮の時の大宮司少宮司禰宜や、勅祭社での例祭等に遣わされる勅使などが着装する「束帯」を除くと、祭祀服装の中では最も正式な装束)を著けて奉仕致しました。

令和3年9月 西野神社 秋まつり(例祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(例祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(例祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(例祭)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(例祭)

戦前は、神社の例祭には、官国幣社以下村社に至るまで、勅使または幣帛供進使が参向し幣帛が奉られていましたが、戦後、神社に対しての国からの奉幣の制度は全廃されました。しかし、特に皇室との関わりが深い一部の神社の例祭には今も皇室から勅使が差遣されており、それら以外の神社についても、国からの幣帛供進制度を継承した神社本庁からの幣帛が、本庁包括下の全国の神社(勿論当社も含まれます)の例祭に奉られています。
当社の場合、年間行事の中で神社本庁幣帛(本庁幣)が奉られるのは、原則として、この秋まつりだけです。

 

 

以下の写真はいずれも、本年の秋まつりの2日間に撮影された、境内の様子です。
今年の秋まつりでは、昨年の秋まつりでは中止となった奉納提灯の献灯が復活し、また、神輿渡御は昨年に続いて中止となったものの、いつもは閉めている神輿殿の扉は開扉し、殿内に奉安されている3基の御神輿はどなたにも御覧戴けるように致しました。

令和3年9月 西野神社 秋まつり(拝殿)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(拝殿)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(儀式殿)
令和2年9月 秋まつり当日の西野神社
令和3年9月 西野神社 秋まつり(授与所)
令和3年9月 西野神社 秋まつり(参道と奉納提灯)

 

 

以下の投稿5件(写真や動画など)は、本年の秋まつり期間中に当社をお参りされた方々が、SNSのインスタグラムにアップされたものです。皆様、ようこそお参り下さいました!


 
 
 
 
 
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本年の秋まつりに於いて当社で撮影された写真は、「西野神社アルバム」の、以下の各ページ(以下の各URL)にもアップしておりますので、宜しければこれらのページも御覧下さい。

▼ 令和3年 西野神社 秋まつり【境内の風景】
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R030918%20%E5%A2%83%E5%86%85/?sort=old

▼ 令和3年 西野神社 秋まつり【宵宮祭】
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R030918%20%E5%AE%B5%E5%AE%AE%E7%A5%AD/?sort=old

▼ 令和3年 西野神社 秋まつり【例祭】
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R030919%20%E4%BE%8B%E7%A5%AD/?sort=old

 

以下の記事4本は、一昨年(令和元年)の西野神社秋まつりの様子です。本来であれば本年もこのように賑々しく行なわれるはずでした。新型コロナウイルス感染症が一刻も早く収束し、来年はこのように盛大に秋まつり行なわれる事を願ってやみません!

▼ 「令和の御代初めてとなる西野神社秋まつり(その1)」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/09/26/000000

▼ 「令和の御代初めてとなる西野神社秋まつり(その2)」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/09/28/000000

▼ 「令和の御代初めてとなる西野神社秋まつり(その3)」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/09/30/000000

▼ 「令和の御代初めてとなる西野神社秋まつり(番外編)」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/10/04/000000

 

本年の秋まつりに際しまして、皆様方から御理解・御配慮・御協力等を賜りました事、この場にて改めて厚く御礼申し上げます。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

明日から秋まつりが始まります

西野神社では毎年『敬老の日」の前の日曜日(9月の第3日曜日)』を例祭日としており、その例祭日と、例祭前日(宵宮)に当たる土曜日の2日間を、西野神社に於ける年間最大の行事「秋まつり」として挙行しております。
本年もその慣例を踏襲して、明日から2日間(令和3年9月18日から翌19日)に亘って、秋まつり(所謂 例大祭)を執り行います。

もっとも、7月26日付の記事で詳述した通り、新型コロナウイルス感染症拡大を阻止する趣旨から(そもそも現在の北海道は緊急事態宣言の発令中でもありますし)、本年の西野神社秋まつりは、宵宮祭例祭の神事のみ執り行い、あとは参道両脇に奉納提灯を献灯するだけとし、神輿渡御泣き相撲などを含むその他の神事・奉納行事・各種催し・露店の出店などは、いずれも中止となります。
神輿渡御・奉納行事・露店出店などは、昨年の秋まつりに続いてこれで2年連続での中止となり、当社と致しましても大変残念で心苦しい限りなのですが、氏子・崇敬者・関係各位の皆様方の健康と安全を第一に考慮した結果の決定ですので、皆様方に於かれましては諸事情お酌み取り戴き御賢察下さいますよう、改めてお願い申し上げます。

 

とはいえ、あくまでも「秋まつりの内容が大幅に縮小される」という事であって、「秋まつりそのものが完全に中止になる」というわけではありません。そのため、秋まつりに向けての事前の準備や作業等は少なからず本年もあります。以下の写真4枚は、それら準備の様子です。

令和2年 秋まつりの準備(装束)
令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和2年 秋まつりの準備(門帳・幟)
令和2年 秋まつりの準備(門帳の取り付け)

 

また、秋まつり前日の今日は、午前9時に総代さん達によって、奉納提灯を吊り下げるための鉄パイプの櫓を組み立てたり、その櫓に各提灯を吊り下げて固定する等の作業も行なわれました。
昨年の秋まつりでは奉納提灯の献灯も中止となりましたが、今年は、秋まつりとしては2年ぶりに奉納提灯の献灯が復活致します(但し、秋まつりに限定しなければ今年の三が日にも奉納提灯の献灯は行なわれています)。

令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和3年 西野神社秋まつり 前日

 

緊急事態宣言発令中であるため、堂々と「明日からの秋まつりには、皆様お誘い合せの上、是非西野神社へお越し下さい。皆様の御参拝・御来訪を心よりお待ちしております!」とは言えない、何とも厳しい状況ではあるのですが、現実には「普段はあまり神社には行かないが、むしろこういう厳しい時だからこそ、きちんと神社に行って神様に真剣にお祈りしたい」という思いを抱いておられる方々も沢山いらっしゃるため、当社としては本年の秋まつりでも、いつも通り、皆様方をお迎えする態勢を整えております。
当社へ来られる方は、各自で感染症対策(ソーシャル・ディスタンスを保つ、マスクを着用する、こまめな手洗いや手指の消毒をするなど)をされた上で、お参りにお越し下さいませ。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

参集殿建築工事に伴う境内一部の通行規制

前回の記事でお伝えした通り、現在西野神社の境内では参集殿新築の工事が進められておりますが、その工事に伴い、境内一部の通行に規制が生じております。

具体的には、鳥居から拝殿に通じる「表参道」、第2駐車場出入口から表参道に通じる「裏参道」、表参道から参集殿前に通じる「連絡通路」、これら3通路の合流点が、通行止めにはなっておりませんが、工事の関係でかなり狭くなっています。
以下の2枚の写真のように、溝に架かっている木の板を渡る事で、表参道と裏参道との間は通行可能ですが、通行には十分御注意下さい。

西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中

 

また、第2駐車場へは、現在は工事関係車両以外は入る事が出来ず、そのため第2駐車場出入口からの一般車の進入は、事実上出来ない状態になっています。
市道から階段を通って第2駐車場へと通じている「第2駐車場通路」も、下の写真のように工事期間中はバリケードで閉鎖しております。

西野神社参集殿 建設工事中

 

現在、利用可能な参拝者駐車場は、第1駐車場第3駐車場の2か所となっていますので、恐れ入りますが御注意並びに御協力の程、宜しくお願い致します。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

参集殿の建築工事が今日から始まりました

参集殿」という新しい殿舎の建築計画については6月15日付の記事で、その建築工事に先立って斎行された地鎮祭の様子は先月24日付の記事で、それぞれ詳述致しましたが、今日から、遂にその参集殿の建築工事が始まりました。

西野神社 境内図(参集殿 新築工事中)

 

とはいっても、先ずは建物を新築するに当たって、その周囲も含めた土地の整地、創祀百周年記念塔の移設、表参道から参集殿前へと通じる通路の作成、基礎工事などが当面の主な工事となり、実際に建物が形になるのはもう少し先となりますが、兎も角、参集殿建築に伴う一連の工事が本日着工致しました。

下の写真は、昨年の夏頃に表参道の曲線部から、参集殿建設地方向を写したものです。着工前と着工後の比較という趣旨から、先ず着工前のこの写真をここに貼付します。

西野神社 創祀百周年記念塔

 

そして以下の写真が、いずれも今日撮影した、工事初日(着工直後)の様子です。上の写真と大凡同じ位置から撮影しています。
安全には十分配慮しながら工事を行なっておりますが、御覧のように工事現場が参道と隣接しているため、参道を通行される方は特に御注意下さい。

儀式殿着工初日
儀式殿着工初日
儀式殿着工初日
儀式殿着工初日

 

この度の参集殿建築工事は、当社にとっては、平成30年から令和元年にかけて行われた儀式殿建築工事以来の大規模な工事となり、竣工(参集殿の完成)は、来年1月の見込みです。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭