西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

昨日から本格的に “年末年始態勢” がスタートしました!

令和4年 西野神社 年末の境内


本年は、11月1日からお正月セット伊勢の神宮のおふだ西野神社のおふだのセット)の頒布を開始し、また、年末の風物詩のひとつでもある「〆飾り市」(業者さんによる境内でのしめ縄・しめ飾り・各種正月飾り等の販売)も12月15日から始まっており、つまり特定の日から一斉に「年末年始の特別態勢」に入ったというよりは徐々にその態勢に入っていったという感じなのですが、昨日(12月25日)、総代さん達や氏子青年会皐月会の会員さん達により奉納提灯を掲げるための櫓(鉄パイプによる掲出台)が参道両脇に設置されてそれらの櫓に126張の奉納提灯が一斉に吊り下げられ、また、昨日から「みくじ所」が開設され、そのみくじ所や授与所での助勤者達の奉仕も昨日より始まった事などから、当社では実質昨日から、今年度に於ける「年末年始の特別態勢」の全てが本格始動した感じです。

一時に比べると幸いにも鎮静化しているとはいえ、依然として、コロナ禍と称される国難は継続しているため、この度の年末年始は一体どのようになるのか、まだはっきりとは予想が出来ませんが、兎も角例年であれば例祭(西野神社の場合は秋まつり)の時期と並んで当社にとっては年間最大の繁忙期である “年末年始” のシーズンに、遂に突入しました。

 

以下の3つの表は、当社に於けるこの度の年末年始の各種情報(授与品の頒布時間、御祈祷の受付時間、西野神社参拝者専用駐車場の利用可能日時など)です。この年末年始に当社へ来られる方は、是非御参照下さい。
なお、これらの表はあくまでも概略であり、詳細につきましては、今月1日付の記事を御参照下さい。紙朱印の頒布時間、おみくじを引く事の出来る時間、どんど焼きでお焚き上げする物(古いしめ縄・しめ飾り等)のお預かり期間などについては、そちらの記事で詳述しております。

 

御祈祷の受付・執行時間
12月31日まで 09:00~16:30
社殿もしくは儀式殿で御祈祷を執り行います。
例年、12月の御祈祷予約状況は空いている事が多いのですが、12月28日については、「本年最後の戌の日」であり「大安」でもあるため安産祈願の御予約を多数お受けしており、当日は多少混み合う事が予想されます。
1月1日 00:00~01:30、10:00~16:30
社殿もしくは儀式殿で御祈祷を執り行います。
元日は09:00から歳旦祭が斎行されるため、10:00前に来られても、その時間帯の御祈祷は出来ません。なお、上記時間内であっても、御予約無しで御祈祷を受けに来られた方には多少お待ち戴く事があります。
1月2日から 09:00~16:30
社殿もしくは儀式殿で御祈祷を執り行います。
備 考  密になる状態を避けるため、一回の御祈祷で同時で昇殿戴けるのは、最大4組(4家族)までと致します(原則として人数の制限はありません)。同一時間帯に5組以上来られた場合は、社殿と儀式殿の2箇所に分かれて御祈祷を行ないますので、その場合は最大8組までとなります。
 御祈祷の予約状況につきましては、以下のURLをクリックすると表示されるページの下部にアップされているカレンダーで御確認下さい。
http://nishinojinja.or.jp/form/

 

授与所の窓口でおふだ・お守り等を頒布する時間
12月31日まで 09:00~17:00(この日までは平時の時間帯での対応となります)
1月1日 00:00~21:00(この日は左記の21時間、終夜通して窓口を開けます)
1月2日 09:00~20:00
1月3日 09:00~19:00
1月4日から 09:00~17:00(この日から平時の時間帯での対応に戻ります)
備 考  12月25日から1月15日までは、授与所の隣に臨時に「みくじ所」を開設し、各種おみくじや、授与品のうち絵馬・破魔矢・干支土鈴などについては、そのみくじ所で頒布します。みくじ所を開ける時間は、授与所窓口と同じです。
 参拝者用のお手洗いは、授与所窓口の直ぐ隣(窓口に向かって左側)にあり、授与所を開けている時間内はいつでもどなたでも御利用戴けますが、その時間以外は防犯・防火等のため出入口を施錠します。

 

参拝者専用駐車場の御案内
第1駐車場 【利用制限有り】 12月15日~1月15日までは原則として駐車不可
神社の中心施設である御社殿に最も近い駐車場であり、授与所窓口やみくじ所にも面している事などから初詣シーズンは例年参拝者で大変混み合うため、安全確保の観点から上記期間は、早朝や深夜などの一部時間帯時間を除いて原則として当社関係車両以外の進入を禁止します。但し、車のお祓いを受けに来られた方の車両は、進入・駐車可能です。
第2駐車場 【利用制限有り】 参集殿新築工事の休工期間のみ駐車可
同駐車場の一部で参集殿新築工事が行なわれているため、工事中は工事関係車両以外は入る事が出来ません。但し、年末年始は休工となるため、その期間のみ利用可能となります。具体的に何日から何日まで利用可能となるかは、別途お知らせ致します。
また、どんど焼きの斎場が同駐車場出入口の直近に設営される関係から、1月13日から16日までは、工事の状況に関係なく終日利用出来なくなります。
第3駐車場 【利用制限無し】 いつでも駐車可
現時点では何らの制限もありません。平時・年末年始に関係なく、常に24時間利用可能です。
臨時駐車場 どんど焼き当日までは制限無し】 1月15日までは常時駐車可
12月25日~1月15日までは、常時利用可能です。それ以降は、当社の指定する日を除いて利用する事が出来ませんので御注意下さい。
注 意  参拝者の安全確保を図る事、参集殿新築工事が行なわれている事などから、上記の通りこの度の年末年始は駐車場の利用に制限があり、時間帯によっては駐車場に入るまである程度お待ち戴く事も予想されます。可能であるなら、なるべく公共交通機関を御利用の上当社へお越し下さい。
 第2駐車場と第3駐車場は隣り合っていますが(下の図では境界がはっきりしないため繋がっているようにも見えますが)、実際には、両駐車場の境界には2メートル以上の大きな段差があり、車両も歩行者も、境内を出ずに両駐車場間を相互に行き来する事は出来ません。
 路上駐車は近隣住民の方々の迷惑になりますので、絶対におやめ下さい。

 

西野神社 参拝者駐車場 案内図



以下の写真6枚は、昨日の奉納提灯掲出作業や、昨日もしくは今日の境内の様子です。
昨日から来月15日までは毎日、以下の6枚目の写真に写っている「授与所」及び「みくじ所」に、神職巫女、助勤者などが詰めて、御参拝の皆様方の応対をさせて頂きます。

奉納提灯の取り付け作業
令和4年 西野神社 正月準備風景(奉納提灯の掲出)
令和4年 西野神社 正月準備風景(奉納提灯の掲出)
令和4年 西野神社 正月準備風景(参道両脇の奉納提灯)
令和2年末の西野神社 儀式殿
年の瀬の授与所とみくじ所

 

 

ちなみに、北海道神社庁の公式サイト内には、「令和4年 お正月情報ページ」という特設ページが開設されており、そのページの中で、今月末(令和3年の年末)から来月初旬(翌4年のお正月)にかけての、北海道内に鎮座する各神社の年末年始に関する情報が公開されています。

https://hokkaidojinjacho.jp/newyear04top/

当社のみならずどの神社でも年末年始は、「そちらの神社って、何時までやっていますか?」「お参りは何時まで出来ますか?」「お守りを買う(受ける)事が出来る時間は何時から何時までですか?」「どんど焼きはいつですか?」といった問い合わせの電話を大変多くお受けしておりますので、各神社に電話をする前に、先ずはこちらの特設ページで御確認戴ければ大変有り難く思います。宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

参集殿 建築工事の様子【その4】

過去の記事でも何度か紹介しました通り、現在当社境内の一画では、西野神社創祀百四十年記念事業のひとつとして「参集殿」という新しい殿舎の建築工事が進められております。

西野神社参集殿 建設工事中

 

今回は、先月28日付の記事「参集殿 建築工事の様子【その3】」の続編として、以下に、その後の工事の様子を写した写真をアップします。
今月2日には既に参集殿上棟祭を終えており、来月下旬にはいよいよ竣工を迎え、当社へ引き渡しとなります。

西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中
西野神社参集殿 建設工事中

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

お正月に向けての諸準備が着々と進んでおります

新年(令和4年)になるまでもう2週間を切り、現在当社ではお正月に向けての諸準備が佳境を迎えております。

令和4年 西野神社 正月準備(各種幟)

 

今回の記事に貼付の写真はいずれも、12月(今年の12月とは限りません)の上旬もしくは中旬に当社で撮影されたもので、このうち以下の写真15枚は、屋内(社務所・神饌所・授与所など)での、お正月に向けての諸々の準備・作業の様子や、お正月に頒布する授与品の在庫などです。
これらの写真はあくまでも一例ですが、当社では現在、このような感じで様々な準備が進められています。

令和4年 西野神社 正月準備(御祈祷授与品)
お正月に向けての準備作業(新年祈祷授与品の奉製)
年末の諸々作業風景
令和4年 西野神社 正月準備(御祈祷授与品)
西野神社授与所で頒布している神札類
破魔矢・鏑矢等
西野神社授与所で頒布している干支関係の授与品
授与所の在庫
授与所の在庫(干支土鈴)
授与所 屋根裏の在庫
授与所 屋根裏の在庫
授与所 屋根裏の在庫
令和4年 西野神社 正月準備(紙朱印)
社務所広間に並べられた奉納提灯
年末年始の準備風景

 

以下の写真5枚は、屋外(境内各所)での、お正月に向けての諸々の準備・設営作業の様子や、元日に篝火(かがりび)で焚く薪(まき)、設置した看板などです。
また、以下の写真にはありませんが日々の境内除雪作業も、御参拝の皆様方の安全を確保するためには欠かす事の出来ない、この時期恒例の重要な業務です。

鳥居下階段でのマット敷設作業
元日に篝火で使用する薪
西野神社 臨時駐車場の看板
みくじ所 設営作業
みくじ所 設営作業

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社で頒布している来年干支「寅」の土鈴・置物など

神棚 お祀りの仕方・神具飾り付け等の実例

 

西野神社で今月から頒布している、来年の干支「寅」に因んだお正月縁起物(干支土鈴・干支置物など)を、以下に紹介致します。これらのうちいずれかを、神棚、床の間、居間、御自分の部屋(机や本棚)、玄関(靴箱の天板)などに是非お飾り下さい。上の写真は、神棚に飾った一例です。

ちなみに、これらはいずれも、今月24日までは授与所の窓口で、今月25日から来月15日までの間はみくじ所で、来月16日以降は(まだ在庫が残っていればですが)再び授与所の窓口で、頒布致します。

 

錦彩招福寿々小型
▲ 錦彩招福寿々小型 初穂料 500円

 

No.84 彩耀招福寿々
▲ No.84 彩耀招福寿々 初穂料 500円

 

寅土鈴中型
▲ 寅土鈴中型 初穂料 500円

 

ミニ親子土鈴
▲ ミニ親子土鈴 初穂料 500円

 

No.154 開運福寅(スワロフスキー)
▲ No.154 開運福寅(スワロフスキー) 初穂料 700円

 

福土鈴
▲ 福土鈴 初穂料 800円

 

No.74 錦彩招福寅(福おじぎ)
▲ No.74 錦彩招福寅(福おじぎ) 初穂料 800円

 

寿土鈴
▲ 寿土鈴 初穂料 800円

 

幸土鈴
▲ 幸土鈴 初穂料 800円

 

No.134 開運福寅親子(スワロフスキー)
▲ No.134 開運福寅親子(スワロフスキー) 初穂料 800円

 

NO.120 開運福槌乗り寅
▲ No.120 開運福槌乗り寅 初穂料 800円

 

NO.116 開運ちりめん福寅
▲ No.116 開運ちりめん福寅 初穂料 800円

 

No.86 錦彩招福寅(破魔矢)
▲ No.86 錦彩招福寅(破魔矢 初穂料 800円

 

No.53 錦彩招福寅(紅白)
▲ No.53 錦彩招福寅(紅白) 初穂料 800円

 

親子土鈴
▲ 親子土鈴 初穂料 1,000円

 

干支土鈴 招き寅
▲ 干支土鈴 招き寅 初穂料 1,000円

 

No.158 開運ちりめん福寅(大)
▲ No.158 開運ちりめん福寅(大) 初穂料 1,000円

 

No.153 開運だんらん家族
▲ No.153 開運だんらん家族 初穂料 1,200円

 

67 錦彩招福寅(金運福袋)
▲ No.67 錦彩招福寅(金運福袋) 初穂料 1,500円

 

NO.113 開運ちりめん福寅親子
▲ No.113 開運ちりめん福寅親子 初穂料 1,500円

 

No.112 開運松竹梅福鈴親子
▲ No.112 開運松竹梅福鈴親子 初穂料 1,500円

 

No.143 開運金運福祥寅
▲ No.143 開運金運福祥寅 初穂料 2,000円

 

No.104 開運幸福親子
▲ No.104 開運幸福親子 初穂料 2,000円

 

No.95 彩絵招福玻璃寅
▲ No.95 彩絵招福玻璃寅 初穂料 2,000円

 

No.47 錦彩招福寅(福運び)
▲ No.47 錦彩招福寅(福運び) 初穂料 2,000円

 

No.80 彩絵招福寅
▲ No.80 彩絵招福寅 初穂料 2,500円

 

 

下の写真は、昨年末にみくじ所で撮影された、干支土鈴・干支置物などの在庫です。みくじ所が開設されている期間(12月25日から1月15日まで)は、この度の年末年始でもここで頒布致します。

 

西野神社みくじ所での干支土鈴頒布

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

札幌に今季最強の冬将軍到来!

当社の境内は昨日まで、この時期にしては珍しくほとんど積雪がありませんでしたが、昨日深夜からずっと続いている降雪(今もまだ降っています)により、今日は境内一面が一気に白銀の雪景色となりました。

以下の写真はいずれも、今日のお昼過ぎに撮影した、当社境内の様子です。この積雪で、札幌も漸く根雪(春先まで融けない長期積雪)になりそうです。

令和3年12月17日 西野神社境内
令和3年12月17日 西野神社境内
令和3年12月17日 西野神社境内
令和3年12月17日 西野神社境内
令和3年12月17日 西野神社境内
令和3年12月17日 西野神社境内
令和3年12月17日 西野神社境内

 

以下の写真はいずれも、今日の夕方近くに当社職員によって行なわれた、境内での除雪作業の様子です。

令和3年12月17日 西野神社での除雪作業
令和3年12月17日 西野神社での除雪作業
令和3年12月17日 西野神社での除雪作業

 

厳冬期に向かって、これから積雪はどんどん多くなっていき、気温も下がっていきます。皆様方も、当社へお参りの際は暖かい格好をしてお越し下さい。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

年末恒例の「煤払い」が行われました

今日は午前10時から、当社の神輿会「西野神社神力會」の会員さん達の御奉仕により、12月恒例行事の「煤払い」(すすはらい)が行われました。

煤払いとは、新年を清々しい気持ちで迎えるため煤や埃を払って清める “年末の特別な大掃除” の事で、神棚や、建物の内外を掃いたり拭いたりして綺麗にするのですが、単なる大掃除ではなく、一年間の厄を祓い落として歳神様(としがみさま)というお正月の神様をお迎えするための宗教的な習慣・行事でもあります。

現在、年末に一般の家庭で行われている大掃除は、新年を迎えるに当たっていつもよりは丁寧に掃除をする、という程度の軽い意味合いで行われているのが実態で、宗教的な意味合いはほとんど失われており、日にちについても特に明確に定められる事なく12月の任意の日に行われていますが、江戸時代は12月13日に煤払いを行うのが一般的で、この日からお正月の準備にとりかかる(正月事始め)とされ、物忌み(神事を執行するために一定期間心身を清浄にし、宗教的タブーを犯さぬようにする事)が始まっていました。
地域によっては、煤払いが終わった日の夜に、煤払い祝いといって、煤払いもちや団子などを食べる風習もあったそうです。

江戸時代の煤払い

 

今日当社で行われた煤払いでは、神力會の会員さん達によって拝殿向拝神輿殿などの梁・軒下に溜まった一年分の塵や埃が払い落され、更に、拝殿社務所などの窓ガラスも全てピカピカに磨かれ、台所トイレもいつも以上に丁寧に清掃されるなど、境内全域で大掛かりな掃除が行われました。

本日午前中は社務多忙につき全く写真を撮れなかったため、以下に、過去(昨年以前)の煤払いで撮影された写真を貼付致します。本日の煤払いも、概ねこのような感じで行なわれました。

平成27年12月 西野神社煤払い
西野神社 煤払い(平成30年12月)
西野神社 煤払い(令和2年12月)
西野神社 煤払い(令和2年12月)
平成27年12月 西野神社煤払い
西野神社 煤払い(令和2年12月)
西野神社 煤払い(平成30年12月)

 

ちなみに、当社の拝殿向拝の天井から吊している鈴緒は、平時は1本なのですが、参拝者が特に多くなる初詣シーズンは例年3本にしており、本年の場合は今日の煤払いに合せて、鈴緒が3本に改められました。

令和3年12月 西野神社 拝殿向拝

 

昨年に続き本年も、誰もが新型コロナウイルスに翻弄され多難な年となりましたが、神力會の皆様方、今年一年間、本当にお疲れ様でした!

 

文責:西野神社権禰宜 田頭