暮れの30日、そして平成19年大晦日から翌平成20年元旦にかけては、私にとって、生まれて2度目の神社での年越しでした。西野神社の宮司とは小中学校の同級生で、神社での年越しの1回目は、お互い中学時代にボーイスカウトの活動をしていた頃だったので、今回は40年振りの神社での御奉仕となりました。
御奉仕の内容は、みくじ所に詰めておみくじの頒布や両替の対応等をさせて頂く事だったのですが、特に印象的だったのは、初詣に来られた多くの参拝者の方々から「おめでとうございます」と挨拶をして戴き、そして、おみくじを引かれた後は「ありがとうございます」と感謝の言葉を戴いた事です。私の職業は営業ですので、いつもはお客様からお金を戴き、「ありがとうございます」とお礼を言うのは常に私の方なので、今回の御奉仕のように、参拝者の皆様からお金を納めて戴く側の立場にいる私がお礼を言われるというのは私にとってとても新鮮で、驚きでもありました。
大晦日は天候も穏やかで、元旦には初日の出を拝む事もでき、一年の計は元旦にありと言いますが、私も今年54歳を迎えるに当り健康に気をつけて頑張る決意をした、本当にありがたい平成20年1月1日の出来事でした。
(中惠孝一)