新しくなった太鼓山車
昨年の秋祭りが終わってから、当社では、例祭の渡御で用いるための太鼓山車(たいこだし)を新調しました。今日はこの新しい太鼓山車を紹介させて頂きます。
ちなみに、下の写真が今まで使われていた太鼓山車です。「山車」というよりも、単に太鼓に台座と車輪が付いただけのかなり簡素なものでした。この写真は一昨年の渡御の際に撮ったもので、太鼓を叩いているのは萬燈保存会の会員さんです。
そして、下の写真が、昨年の例祭が終わってから当社に納入された、新しい太鼓山車です。今までの山車に比べると格段に立派なものになりました。今年の例祭からは、今まで使ってきた太鼓山車(上の写真)に加え、この山車も使われる事になります。
そして、この新しい太鼓山車は昨日、更にバージョンアップを遂げました。上の写真と比べると、太鼓そのものも新しいものに変わっているのが分かると思いますが、昨日は、その新しい太鼓の上に諫鼓鶏(かんこどり)が取り付けられ、太鼓山車としての荘厳さがより増す事になりました。
なお、この諫鼓鶏は、御神輿の屋根の上などによく乗っている鳳凰と姿形が似ていますが、鳳凰とは別の鳥で、「天下泰平の象徴」とされている縁起の良い鳥です。ちなみに、読み方は全く同じですが「閑古鳥が鳴く」の閑古鳥とは全然違います!
(田頭)