西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

「恋みくじ」がリニューアルしました

恋みくじ

昨年10月4日付の記事では、当社で扱っている各種おみくじ(平成21年1月現在、全12種)のうち、人形の形をした和紙製の「恋愛成就お守り」が封入されている「恋みくじ」を紹介させて頂きましたが、その「恋みくじ」が、当社では今月1日(元日)からリニューアルし、新しい形になりました。

新しい「恋みくじ」の形状は、上に貼付の写真のように淡いピンク色の紙製の長方形(縦3.3cm×横6.6cm)で、この長方形のケースを開けると、下に貼付の写真のように、恋愛について詳細なアドバイスが書かれているおみくじと、恋の願いが叶うよう祈願されたハート型のチャーム(縁起物のアクセサリー)が出てきます。

接続用の留め具が付いているため携帯電話のストラップにも取り付ける事ができる、このハート型のチャーム(チェーン部も含め全長4.7cm)は、白色(純粋で清潔な恋を叶える事ができます)、黄色(希望に満ちた恋を叶える事ができます)、桃色(幸せな恋を叶える事ができます)、緑色(心が和み和らげる恋を叶える事ができます)、青色(信頼の持てる誠実な恋を叶える事ができます)、紫色(思い遣りの心で素敵な恋を叶える事ができます)の各色があり、この新しい「恋みくじ」には、従来の和紙製の「恋愛成就お守り」に代わってこれら6色のうちのいずれかのハート型のチャームが封入されています(写真は緑色のチャームです)。

恋みくじ

また、ハート型のチャームと一緒に入っているおみくじには、吉凶の他に、恋の歌(和歌とその意味)や、相性の良い異性の星座・血液型・年齢差・十二支・方位、適切な待ち合わせ場所、縁談や結婚についてなどが、かなり具体的に書かれています。

当社の主祭神である豊玉姫命トヨタマヒメノミコト)という神様は、天武天皇の勅命により編纂された日本最古(奈良時代)の歴史書古事記」によると、元々は海中の宮殿(民話などで描かれる所謂“竜宮城”)に住んでおられた女神様だったのですが、外の世界からやって来られた、山幸彦の通称でも知られる火遠命(ホオリノミコト)という大変尊い男性の神様と劇的な出会いをされて結婚し、暫くは御夫婦仲良く海中の世界で睦まじく暮らされ、その後、出産のため地上へとやって来られて、海辺に建てられた産屋(うぶや)にて火遠命の皇子(初代天皇となられた神武天皇の御父)を御出産されたとあり、この神話に因んで、豊玉姫命は特に縁結び(良縁)と出産(安産)に御利益があると云われています。

そのため当社には、良縁や安産を祈願する女性の参拝者が多くお参りに来られるのですが、良縁・縁結びを祈願しにお参りに来られた方は(勿論男性も)是非この「恋みくじ」を引いていって下さい。きっと、神様の御神徳を受けられ、このおみくじにより新たな指針が提示される事と思います。なお、この「恋みくじ」の初穂料(お気持ち)は200円です。

(田頭)

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