西野神社の御朱印
前回の記事では、西野神社の十二支の御朱印を紹介致しましたが、あれはあくまでも希望する方に対してのみ書いているものであり、通常の御朱印ではありません。
「十二支の御朱印を下さい」とか「干支の御朱印を下さい」などという指定が無い限り、通常、私達神職は、西野神社の社名が中央に大きく記されるタイプの、一般的な御朱印を書いております。
昨日紹介した十二支の御朱印が、西野神社の通常の御朱印であると勘違いをされる方がもしかしたらいらっしゃるかもしれないので、今回の記事では、通常のタイプの御朱印を紹介させて頂きます。
以下の写真3枚が、西野神社の通常の御朱印です。
但しこれは、「通常の御朱印は3種類ある」という意味ではありません(十二支の御朱印は12種類ありますが、通常の御朱印は1種類のみです)。御朱印はいずれも手書きであるため、書く人やその時のコンディション、時期等によって字の大きさや形などに若干の相違が生じる事から、その実例として、3パターンの御朱印を紹介させて頂きました。
なお、これは当社に限らず日本全国どこの神社でも同じ事ですが、御朱印というのは単なる記念スタンプの類ではなく、その神社をお参りした「証」として戴くものです。ですから、神社に来るなり先ず真っ先に御朱印を受けて、その後は社殿前でお参りする事もなくさっさと神社を立ち去る、というのでは、御朱印を受ける意味はありません。
神社を訪れたら、仮に御朱印の集印が主目的であったとしても、先ずは必ず社殿前で神様にお参りをして、それから御朱印を受けるようにしましょう。
御朱印を受ける事が出来る場所は各神社によって異なり、当社の場合は社務所で書いておりますが、授与所やその他の建物で書く神社もあります。
御朱印を受ける際に納める初穂料についても、神社によって若干の相違がありますが、当社の場合は、通常の御朱印も十二支の御朱印も、どちらも1ページにつき300円納めて戴いております。
(田頭)