西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

旧正月の今日、福井記念館で餅つきが行われました

暦の本や、旧暦が掲載されているカレンダーなどを見て戴ければお分かりになると思いますが、今日、つまり新暦太陽暦)の平成29年1月28日は、旧暦(太陰太陽暦)の元日に当たります。所謂「旧正月」です。
というわけで、皆様、改めて、明けましておめでとうございます!

新暦のお正月と、旧正月は、約1ヶ月のズレがあり、現在の日本では旧正月が意識される事は少ないですが、東アジアの各国では、旧正月は「春節」とも云われ、新暦のお正月よりもむしろ盛大にお祝いされる事が多く、特に中華圏(中華人民共和国、台湾、シンガポールなど)や韓国では、現在でも年間で最も重要な祝日とされています。


その旧正月に当たる本日の、午後1時から、当社氏子区域の西区福井6丁目にある福井記念館で、西野神社神輿会「神力會」の会員さん達が中心となって、今年で通算15回目となる毎年恒例の「餅つき」が行われました。

平成29年1月 西野神社 餅つき(福井記念館)

今年の餅つきも、例年通り、当社の各崇敬会(萬燈保存会敬神婦人会氏子青年会皐月会)の会員さん達が御助勢して下さり、また、今年は皐月会々員の奥さん達やお子さん達、神力會会員の網さんのお知り合いの方々なども多数来て下さいました。

平成29年1月 西野神社 餅つき(福井記念館)

節分の日(2月3日)の午後3時半から当社境内第二駐車場)で行われる「豆撒き・餅撒き」の神事では、年男・年女・来賓の方々や、宮司・総代長などが、舞台の上から福豆やお餅を撒くのですが、その際に使われるお餅を作る作業(搗いたり捏ねたり袋詰めにする等の作業)が、今年も例年通り大変賑やかで楽しい雰囲気の中行われました。

平成29年1月 西野神社 餅つき(福井記念館)

平成29年1月 西野神社 餅つき(福井記念館)

以下の写真のように、お餅は小さく千切られて形を整えた上でそれぞれビニール袋に入れられ、その状態で、同じく袋に詰められた福豆と一緒に、節分の日の「豆撒き・餅撒き」の神事で舞台から一斉に撒かれます。

平成29年1月 西野神社 餅つき(福井記念館)

節分祭で撒くお餅


御多忙の中、今日の餅つきに参加して下さった皆様方、ありがとうございました!
なお、今日の餅つきの様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の平成29年1月「餅つき(節分の日に撒くお餅の準備)」のページ(以下のURL)にもアップしておりますので、宜しければこちらも是非御覧下さい。

http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/290128%20%E9%A4%85%E3%81%A4%E3%81%8D/?sort=old

ちなみに、今年、旧正月の日と餅つきの日が一致したのは“たまたま”で、この餅つきは、毎年概ねこの時期に行われてはいますが、特に「西野神社に於ける旧正月特有の行事」というわけではありません。


(田頭)

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