西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

北海道で最大震度7の大規模な地震が発生しました

この度の北海道胆振地方中東部を震源とする地震で被災されました方々、この地震の影響により困難な生活を強いられている全ての皆様方に、心よりお見舞い申し上げます。


昨日(9月6日)の午前3時8分頃、北海道胆振地方中東部を震源とする、マグニチュード6.7の大地震が発生しました。
気象庁により「平成30年北海道胆振東部地震」と命名されたこの地震の最大震度は7で、気象庁震度階級(10段階)の中で最も階級の高い「震度7」の激震は、北海道では初めて観測されました。
この地震では、厚真町(あつまちょう)で震度7安平町(あびらちょう)・むかわ町震度6強、千歳市日高町平取町札幌市東区震度6弱を観測したほか、北海道から中部地方の一部にかけて震度5強〜1の揺れが観測されました。

北海道胆振東部地震を伝える新聞

平成30年北海道胆振東部地震 震度一覧地図

平成30年北海道胆振東部地震 震度一覧表


この地震により、震源に近い厚真町吉野地区の山林では大規模な崖崩れが広範囲に発生して多数の住宅が巻き込まれ、また、厚真町・安平町・むかわ町などで多くの住宅が倒壊するなどの被害が発生しました。道央地域(石狩胆振管内)を中心に、道路などの損壊も相次ぎました。
本日午後4時25分現在、大変残念な事に今回の地震により8名の死亡が確認され、更に、心肺停止が8名、安否確認中が24名と発表されています。また、関連死とされる死亡も2名確認されています(2名共、地震による長期停電の影響で自家発電機を回した事が原因と推定される一酸化炭素中毒死)。

平成30年北海道胆振東部地震の被害

平成30年北海道胆振東部地震の被害

平成30年北海道胆振東部地震の被害

当社神職一同、天神地祇八百万の大神様達のお導きと御加護のもと、救援や支援の各種活動が迅速に進みます事を、これ以上被害が拡大する事無く被災地が一日も早く復旧されます事を、そして、犠牲となられた方々の御霊(みたま)の安らかなる事を、心よりお祈り申し上げます。
また、甚大な被害が生じた地域で、今も救命・救助のため懸命に精力的な活動をされている消防・自衛隊・警察・海上保安庁自治体・医療機関赤十字・その他関係者の皆様方には、心から敬意を表します。
そして、この厳しい状況の中、早期復旧に向けて尽力して下さっている行政・自治体関係の皆様方、迅速な送電再開に努めて下さった北海道電力はじめ電力会社関係の皆様方、停電で制約のある中でも生活物資を届けて下さった物流・小売関係の皆様方、その他御支援下さった全ての皆様方に、私も北海道民のひとりとして、改めて心より御礼申し上げます。


西野神社の鎮座する札幌市西区は「震度5弱」の揺れが観測され、昨日午前3時8分の地震発生と共に、私もその強い揺れで目が覚めました。下の写真は、地震発生から約1時間45分後の昨日午前4時55分に私が撮影した、西野神社の様子です。

平成30年9月6日 早朝の西野神社

社殿の損壊や、参道の両脇に立つ石灯籠の倒壊などは無く、見た限りは全く普段通りで、人的被害も無さそうだったので、まずは安堵しました。
但し、第一駐車場の出入口近くに立つ大灯籠は、早急に補修しなければ直ちに危険というレベルでは全く無いものの、根元の一部にほんの僅かだけ動いた形跡がありました。今回の地震による、当社境内での物損(という程のものではありませんが)は、確認出来る限りでは、今の所その一箇所だけです。


幸いにも、西野一帯には、物理的な損壊の被害はほとんど無かったようですが(但し2階以上の高さのフロアでは本棚の本が散乱した等はあったようですが)、地震発生と同時に北海道電力管内の全戸(つまり北海道内の全て)が停電し、この一斉停電により札幌市内では、一般の家屋やビルの灯りだけでなく街灯や信号機なども全て消え、完全に暗闇に包まれました。
西野一帯では、本日午後7時過ぎ頃にこの長期停電が解消され、今はもう通電しておりますが、西野神社でもほぼ2日間、停電の状態が続きました。

そして、地震が発生してから暫くの間、少なくとも昨日の午前9時頃までは、ネットワーク接続状況は概ね正常だったのですが、それ以降は携帯電話・スマホ等の電波状況が著しく悪化し、通信制限もかけられるなどし、ネットへの接続は困難になり(受信通知は着ても肝心の受信内容が表示されない、送信については高確率で失敗する)、そのため、地震発生当日はこのブログへの記事の投稿も出来ませんでした。
しかし、停電の解消と同時にネットへの接続状況は回復し、今は、ネットワーク環境はいつも通りの状態に復しています。

私自身は、地震が発生した当日である昨日も、その翌日である本日も、普段通り神社に出社し、社務所授与所に詰めておりました。
私が出社していた昨日と今日の時間帯はいずれも、西野一帯ではまだ停電が続いていて地下鉄やバスなどの公共交通機関も動いていなかったため、神社への参拝者は普段に比べると当然の如く少なかったですが、それでも、お参りに来られる方や御朱印を受けられる方は少なからずおりましたし(むしろこういう時だからこそお参りに来ました、と仰る方もおりました)、そういった方々には平常通り対応させて頂きました。
地震発生日とその翌日のこの2日間、社殿での御祈祷は結局1件もありませでしたが、いつでも御祈祷は出来るよう、社務所の受付はいつも通り開け、授与所の窓口も、いつでも授与品の頒布が出来るよう、いつも通り開けておりました。

ただ、当社の手水舎は、ポンプで地下水を汲み上げて手水として使用しているため、停電によりそのポンプが作動せず、手水は実質使用出来なくなり、その点では参拝者には御不便をおかけする事になりました。
とはいえ、私が見た限りでは、当社氏子区域(西野・平和・福井など)に於いては、大規模な停電や、それに伴う交通機関の不通、店舗の休業・品薄等こそあったものの、それ以外は比較的平穏な状況でした。

「めがりす@め組」さんのツイート

ちなみに、水道の断水は、札幌市内では清田区の一部などであったようですが、西区では全くありませんでした。ガスの供給については、断絶した所は特に無かったようです。


西野神社の役員・総代各崇敬会の会員さん達、その他関係者の皆様方の安否につきましては、一部の方々の無事の確認はとれておりますが、このような状況下、とりわけ停電が続いていて固定電話・携帯電話・インターネット・その他のネットワークの接続環境も悪化していた状況では(但し現在は通信環境は復活しています)、安否確認の連絡そのものがその方への御負担になる事もあるため、あえて神社側から皆様に連絡を取るような事は控えておりました。
今の時点では、西野神社関係者の皆様方や、西野神社の氏子さん達について、「重大な被災・犠牲・怪我等の連絡は一件も届いていません」という事のみ御報告させて頂きます。

当社や当社氏子区域等で、もし新たに何らかの被害が判明しましたら、その時はこのブログやSNSなどで報告させて頂きます。
なお、今月15・16両日に行われる「西野神社 秋まつり」については、停電が回復した事もあり、今の所、当初の予定通りに執り行う予定ですので、関係の皆様方、御協力・御理解の程どうか宜しくお願い致します。
当地(西野界隈)よりも遙かに甚大な被害が生じてしまった地域にも、一日も早く平穏な日々が戻りますよう、改めて心よりお祈り申し上げます。


(田頭)
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