西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

犠牲者慰霊と地震復興の祈りを込めて禊を行いました

みそぎ

重陽の節供」で「救急の日」でもある今日は、当社境内に設営された臨時禊場で全身に冷水を被る禊(みそぎ)を、午前9時から執り行いました。
この「禊祓(みそぎはらえ)行事」は、例祭当日(西野神社秋まつりの2日目)に御神輿(おみこし)を担いで下さる西野神社神力會の会員さん達をはじめとする渡御奉仕関係者を主な対象として、平成18年から毎年9月のこの時期(神輿渡御の1週間前の日曜日)に実施しており、今年で13回目の開催となりました。


この禊祓行事は毎年、秋まつりでの神輿渡御に先立つ斎戒(心身を祓い清める神事)として実施しており、その主目的は今年も例年と同じですが、今回の禊祓行事ではそれに加え、参加者全員で、先週発生した北海道胆振東部地震で亡くなられた方々の御霊(みたま)安鎮の祈りと、この地震により被害を受けた被災地の復興の願いも込めて、禊を行いました(禊祓行事を始めるに当たって、参加者全員にその旨も説明させて頂きました)。

神道行法に於ける禊とは、清浄を尊び清々しさを求める神道思想の修行の実践であり、その禊に願掛けをしたり特定の願いを込めて行うのはそもそも禊本来の趣旨に合致するのか、という神学的な問題も厳密に言えば無くは無いのですが、しかし、神職の青年会などで事業(行事)として行う禊の中には「北方領土早期返還祈願禊」「東日本大震災復興祈願禊」等の実例もありますし、禊により深い意義を持たせるという意味では、十分に意味のある事だと思います。
願い事と禊を組み合わせる事の是非は兎も角、少なくとも禊の参加者全員で、故人となられた御霊の安寧や被災地の復興などを祈る事は、神様の御心にも人倫の道にも十分適う行為ですし。


今年の禊祓行事の参加者は、道彦(禊の先導者)を務めた当社の神職も含めると計11名で、年によっては参加者が20名くらいの時もありますから、そういった年に比べるとやや少なめではありましたが、しかし、北海道では先週大地震が発生したばかりで、ここ札幌でも、停電が回復したとはいえまだ物流は回復しておらず完全な日常には戻っていないという状態が続いていますから、そういった状況である事を思うと、私としては、今日の禊にはむしろ予想よりも多くの方が参加して下さったと感じています。有り難い限りです。

以下に貼付の写真はいずれも、今日の禊祓行事で撮影されたもので、本日の禊は、少々肌寒い中、このような感じで行われました。

平成30年9月 西野神社 禊祓行事

平成30年9月 西野神社 禊祓行事

平成30年9月 西野神社 禊祓行事

平成30年9月 西野神社 禊祓行事

平成30年9月 西野神社 禊祓行事

平成30年9月 西野神社 禊祓行事


本日の禊祓行事に参加して下さった皆様方、大地震発生からまだ間もなくいろいろと不安も多い中を御参加戴き、ありがとうございました。お陰様で、例年にも増して、とても有意義な禊を行う事が出来ました。
なお、今日の禊祓行事の様子を写した写真は「西野神社アルバム」の、平成30年9月「禊祓行事」のページ(下記URL)にも多数アップしておりますので、そちらも是非御覧下さい。

http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/300909%20%E7%A6%8A%E7%A5%93%E8%A1%8C%E4%BA%8B/?sort=old


(田頭)
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