西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

神幸神憑之府

神幸神憑之府

例年、当社の秋の例祭は9月15日に行われていたのですが、昨年からは、9月15日固定ではなく、9月の「敬老の日の前の日曜日」となり、今年の秋の例祭は9月18日に行われます。前日の夜には宵宮祭(前夜祭)が行われ、露店も前日から出店するため、境内は17・18両日にかけてお祭りで賑わうことになります。例祭まで、あと一ヶ月強となりました。

今日は午前中、その秋祭りの際に、氏子さんたちに各家庭(もしくは職場)の玄関に貼っていただく「西野神社神幸神憑之府(にしのじんじゃ みゆきかみよりのふ)」(写真参照)というお札の仕分け作業を行いました。このお札は、御神輿(おみこし)が神幸(氏子地域をお回り)する際に、御神輿に載っておられる神様の神霊が依り憑く「依代」(よりしろ)で、毎年、御神輿が巡行する全町内会に配布しております。立秋になったとはいえ、相変わらず厳しい暑さの毎日ですが、このお札を見ていると、もう秋も間近なのだなと実感します。

午後には、夏季休暇で一時札幌に帰省中の、神職になるため京都の神社で修行をしている青年が、当社の宮司に挨拶をしに来ました。彼は今、私が神職になるために2年間学んだ同じ京都の学校に在籍しており、後輩に当たる彼を見ていると、学生当時の自分自身を思い返します。来月、私は友人の結婚披露宴に出席するため上洛する予定なので、その際には、かつて自分が学んだ学校や、実習していた神社を久々に訪ねてみようかなと思っています。

(田頭)