西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

もうすぐ開花?

神輿殿前の桜

今日は、9日間続いたゴールデンウィーク(大型連休)の最終日です。私の感覚では、ゴールデンウィークといえば昔から5月3日〜5日の3日間だけなのですが、先月29日の「みどりの日」からゴールデンウィークが始まったと解釈をする人(もしくは実際にその日から仕事を休んでいる人)にとっては、今年のゴールデンウィークは9日間で、日曜日に当たる今日を以ってその期間が終わるそうです。

ところで、これはまだあまり知られていないことですが、3年後の平成21年には、毎年恒例の夏のゴールデンウィークの他に、初めて秋にもゴールデンウィークが出現する見込みです。これは、平成13年の法律改正(法律第59号)で「敬老の日」が移動したことにより発生するもので、この法律改正により曜日の配列と「秋分の日」の日付によっては、「敬老の日」と「秋分の日」に挟まれた平日が「国民の休日」となる可能性が生じるようになったのですが、その最初の事例が平成21年となる見込みなのです(「秋分の日」は前年に国立天文台の報告により決定されるため現時点ではまだ確定しておりませんが、天文学上の計算では23日となります)。

来年からは4月29日が「昭和の日」となり、それに伴い「みどりの日」は現在「国民の休日」とされている5月4日に移動するため、来年からは「国民の休日」とされる日が無くなってしまうのですが、しかし、二つの祝日に前後を挟まれた平日を「国民の休日」にすると定めた法律(「国民の祝日に関する法律」第3条第3項)は今後も引き続き効力を維持するため、この法律の定めにより平成21年に限り、9月19日(土曜日)から同月23日(秋分の日)まで、5連休が出現することになるのです(もっとも、前述のようにまだ「秋分の日」は確定しておりませんし、そもそも法律が改定されればそのようにはならないので、現時点ではあくまでも“見込み”ですが)。とはいっても、暦通りに休むわけではない私たち神社の人間にとっては、どのみちあまり関係のない話ですが(笑)。

今回貼付の写真は、今日の昼頃に撮った神輿殿(みこしでん)前の桜の木です。今年は例年に比べて開花が遅れていますが、この分だともうすぐ開花しそうな感じです。ちなみに当社では、毎年、神輿殿前のこの桜と、授与所裏の桜と、中庭の桜の3本のいずれかが最も早く開花するのですが、今のところは、この神輿殿前の桜が最も早く開花しそうな感じです。

(田頭)