西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

今日一日を振り返って(その3)

今日の札幌は27℃まで気温が上がり、夏らしい暑い日となりました。もっとも、全国では30℃を超えた地域もたくさんあったようですから、そういった地域に比べると北海道はまだ涼しいといえるのでしょうが。

当社に納められた人形のうち、人形供養の御祈祷を済ませた人形は暫くの間は参集殿内に保管しているのですが、ある程度の量が溜まると、保管スペースの都合上、人形は全て神楽殿内に移動し、そこで「燃えるもの」と「燃えないもの」に分類しています。「燃えるもの」は当社境内にてお焚き上げをし、「燃えないもの」はお焚き上げ専門の業者に引き取ってもらっているのですが、今日の午前中、私はその仕分け作業をしていました。

人形供養を受け付けている期間は、持主が直接当社に持ってこられる人形の他、郵送で送られてくる人形も多いため、多い日には一日にダンボール箱何箱分もの量が納められます。そのため今日は、ここ半月程で溜まったダンボール箱数十箱分の人形(数百体)を材質毎に細かく仕分けしたため、それなりに時間がかかりました。特に雛人形五月人形などのセットは、大抵、一箱がみかん箱2箱分もしくは2.5箱分の大きさがある上に、燃えるもの(主に人形)と燃えないもの(主に道具や飾り)がバラバラに混在しているため、仕分けに時間がかかります。人形供養の御祈祷をする際には箱の中から人形を出して祭壇の上に並べるので、御祈祷を終えて箱の中に戻すときに、ある程度区分けしてから戻すことができれば良いのでしょうが、時間の都合上大抵はそのまま箱の中に戻してしまっているため、神楽殿での作業である程度時間がかかってしまうのは仕方がないことではあります。ちなみにぬいぐるみは、材質的には燃えますが、煙が酷いため、当社では燃えないものとして扱っております。

その作業を終えた後は、地鎮祭に行ってきました。今日の地鎮祭の現場は、当社から車で5分程の距離にある、当社のすぐ近くの現場でした。雨が降りそうな微妙な天気で、実際午後からはかなり激しい雨が降ったのですが、幸いに地鎮祭は、雨が降る前に無事執り納めることができました。

午後からは、9月10日に当社境内で実施する禊について、昨日に引き続き再び宮司と話し合い、参加者募集の告知に載せる文章を一部変更したり、また、参加者に渡す記念品を何にするかということについても授与品のカタログを見ながら話し合いました。

その後は、今月19日に私が斎主として奉仕させていただく予定の、イベントの成功祈願祭で奏上するための祝詞の下書きを書きました。そのイベントは、札幌ドームの敷地内で開かれる、あるアーティストのファンクラブの会員限定イベントで、当社のホームページを見てくださった東京のイベント会社から電話で依頼を受け、当社が祭典を執行させていただくことになったのです。

なお、本文中で述べた禊の参加者募集の告知は、以下のアドレスにアップロードさせていただきましたので、禊に興味のある方は是非御覧下さい。只今参加者募集中です。

http://nishinojinja.or.jp/photo/temp/misogi.pdf

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http://www.adobe.com/jp/products/acrobat/readermain.html

(田頭)