西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

大寒

氷割りの道具

今日は二十四節気のひとつ「大寒」です。二十四節気とは一年を24期に分けた季節区分のことで、大寒は、毎年1月20日頃(太陽黄経が300度のとき)、及びその日から立春までの期間をいい、この期間は年間で最も寒さが厳しい時期でもあります。

しかし今日の札幌の最低気温は−5.2℃で、この時期にしては気温が高く、雪などもほとんど降らず、全体としては今日の札幌はかなり穏やかな天気となりました。そしてその穏やかな天気のなか、今日から、国公立大と一部の私大・短大入試の第一関門となる大学入試センター試験が始まりました。道内36会場を含む全国735会場で、明日までの2日間、受験生たちはセンター試験に臨みます。当社においても、今日は、受験生のお婆ちゃんが願主となって大学入学試験合格祈願の御祈祷などが執り行われました。

私は、今日は午前中は地鎮祭に奉仕に行かせていただき、午後は神社で、折れ曲がったテントのフレームの部品を交換したり、拝殿前の石段上で凍り付いた氷を割る作業などをしていました。厚く凍り付いた氷は道具を使っても容易には割れず、私は暫くの間、氷と格闘していました。

貼付の写真が、当社で氷割りに用いられる主な道具です。右側に写っている棒状の道具3本は、突き叩いて氷を割るアイスピックです。屋根に上って氷を割るときは、鉄製の道具を使うと屋根を傷めてしまうため、木槌(左から2個目の道具)を使います。

(田頭)