当社で御祈祷を受けられる方が利用される控え室(社務所北側)のすぐ裏には、小さいながら庭園があります。特に名称はありませんが、一応「中庭」という俗称で呼ばれているこの庭園は、今日では日本を代表する庭園様式といえる「枯山水」(池や流水を用いず石と砂で山水の風景を表現)の形式・技法を採っている日本庭園です。
元々枯山水は、室町時代の禅宗寺院に於いて特に用いられ発展してきましたが、近世以降は、当社のように神社の境内に於いても造られるようになりました。今まで当社のHPやブログに、この庭園(中庭)の写真を掲載した事はほとんどなかったので、今日は、この枯山水の庭園の写真を4枚貼らせて頂きます(各写真はクリックすると拡大表示されます)。ちなみに、庭園に置かれているカエルの置物の写真は、以下の記事に載っています。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20050602
(田頭)