小学3年生の児童14人が神社を訪れました
当社氏子地域内にある某小学校の3年生14人が、西野の街を探検するという社会科学習の一環として、今日の午前10時頃、先生に引率されて当社を訪ねて下さいました。
まずは全員に社務所に上がって貰い、御祈祷の控え室で私から子供達に神社の説明(西野神社が創建された経緯や神様の御名前など)を簡単にさせて頂きました。その後、拝殿に昇殿して貰って拝殿内も見学して貰い、そこでも少し殿内の説明をさせて頂きました。
そして、再び控え室に戻って、今度は子供達から神社についての質問を受けたのですが、昨年の小学生訪問の時と同様今回もまた、実に子供らしい多彩な質問を受けました。以下が、その時私が受けた質問の一部です。
神社はいつできたのですか、外にある土俵は使っているのですか、どうしてお金を入れるのですか(賽銭箱にお金を投げ入れる理由)、どうしてお参りする時に鈴を鳴らすのですか、神社の仕事はどんな事をするのですか、神社の人間は何人いますか、嬉しかった事は何ですか、さっき見たあの動物(拝殿内の四隅に立てられている四神旛にそれぞれ描かれている青龍・白虎・朱雀・玄武)はどうしてあそこにいるのですか、どうして龍がいるのですか(手水舎の蛇口が龍の形である理由)、など…。
一通り質疑応答が終わった後は、全員に外に出て貰い、先月懸魚(げぎょ)を取り付けたばかりの神輿殿(みこしでん)へと案内し、殿内に奉安されている三基の御神輿や太鼓山車を見学して貰い、そこでも子供達からいくつかの質問を受けました。
そしてその後は、手水舎や創祀百二十年記念碑なども見学して貰い、最後に子供達は、予め暗記してきたらしいとても丁重な挨拶(お忙しい所私達を案内して戴きどうもありがとうございました。今日はとても楽しかったです。今日学んだ事は後日ポスターにまとめます、というような内容でした)をしてから、学校へと帰って行きました。
今回の小学生訪問は、基本的には私が対応させて頂いたのですが、松澤権禰宜も同行して所々で私の説明をさり気なくフォローして下さったので、私としては、結果的にはいつもよりも更に丁寧な説明ができたのではないかな、と思っています(笑)。
(田頭)