今月１８〜１９日の２日間に亘って盛大に開催された今年の西野神社秋祭りは、大勢の氏子・崇敬者・協力者・地元の皆様方の、温かい御支援・御理解・御協力により、全日程を恙無く無事に終える事ができました。心より感謝致します。以下に、秋祭り第１日目の日程について、その様子を大まかに報告させて頂きます。
▲ 午前７時過ぎ頃に撮影した鳥居とその周辺。 鳥居の両脇には、提灯や大きな幟、国旗などが立てられ、また境内参道の両脇にも、神社名の入った幟がいくつも立てられました。西野神社の年間行事の中では最大の行事である、２日間に亘る本年の秋祭りがいよいよ始まりました。
▲ 午前１０時から行われた福井ばやしの奉納。 札幌福井ばやし保存会により約１５分間、拝殿の向拝前で、西野神社氏子区域の一つである福井（福井県から入植した人々が開拓した地域）の郷土の響きである福井ばやしの奉納が行われました。２日間に亘る西野神社秋祭りの各行事の中では、毎年福井ばやしの奉納がまず初めに行われており、事実上、西野神社の秋祭りは福井ばやしにより開幕します。
▲ 午前１０時２０分から開催された北海道中学校新人相撲選手権大会。 北海道相撲連盟が主催する中学校新人相撲選手権大会は、本年から、西野神社の秋祭り（１日目）に合わせて西野神社境内の土俵で開催される事になりました。とても迫力ある試合で、観客の皆様方にも大変好評でした。
▲ 午後２時から神楽殿で開催されたジャズフェスティバル。 神楽殿の舞台で、「P'nets」（ピーネッツ）と「赤坂実クインテット」が、今年も素敵な演奏をして下さいました。
▲ 午後５時から斎行された宵宮祭。 例祭の前夜祭に当たる「宵宮祭」の神事が、総代さん達や、各崇敬会（萬燈保存会、神力會、敬神婦人会）代表者、来賓（北海道神宮宮司代理）の方々御参列の下、中祭式にて斎行されました。次第は、『修祓 → 宮司一拝 → 開扉 → 献饌 → 献幣（神社本庁幣・総代幣） → 祝詞奏上 → 神楽舞奉納 → 宮司玉串拝礼（国歌斉唱） → 参列者玉串拝礼 → 撤饌（略式） →閉扉（略式） → 宮司一拝』の順に執り行われました。
▲ 御神輿への遷霊の様子。 宵宮祭の後は直ちに遷霊祭が執り行われ、本殿に鎮まっておられる神様の御分霊が、神輿殿に奉安されている三基の各御神輿の内部（御神座）へ御動座されました。なお、本殿から御神輿への遷霊の際はこの写真のように、御神体を奉持している宮司の姿ごと、絹垣（きぬがき）という、白木の棒で張られた白布で囲まれ、宮司は絹垣で四方を覆われたまま御神輿へと移動します。
▲ 遷霊を終えた御神輿。 これらの御神輿は翌日、西野神社氏子区域一円を神幸致しました。この写真では左から順に、子供神輿、京神輿（本神輿）、江戸神輿（担ぎ神輿）が並んでいます。
▲ 午後６時から神楽殿の舞台で始まった民謡・演歌ショー。 この日のショーは、中央芸能プロの仕切りにより、佐藤俊彦さん一行、 夏木ひとみさん（キングレコード）、笠原みほさん（日本クラウン）が出演して下さいました。
▲ 民謡・演歌ショーで大いに盛り上がる観客の皆様。 民謡・演歌ショーは大盛況のうちに午後８時に終了致しました。
▲ 大いに賑わう露店の様子。 民謡・演歌ショーが終わった後、第二駐車場に出店されている各露店も順次営業を終了し、境内から段々と人が少なくなり、秋祭り１日目の日程は全て無事に終了致しました。ちなみに、この日の全日程が終了し、境内の後片付けも一段落した直後、急に激しい雨が降ってきました。全て終わった後で本当に良かったです！
秋祭り１日目の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の平成２２年９月の各項（下記ＵＲＬ）にも多数アップロードしておりますので、こちらも是非御覧下さい。なお、これらの写真は全て、クリックすると拡大表示されます。
http://nishinojinja.or.jp/photo/220918a.htm （境内の風景）
http://nishinojinja.or.jp/photo/220918b.htm （福井ばやし奉納）
http://nishinojinja.or.jp/photo/220918c.htm （中学校新人相撲選手権大会）
http://nishinojinja.or.jp/photo/220918d.htm （ジャズフェスティバル）
http://nishinojinja.or.jp/photo/220918e.htm （宵宮祭・遷霊祭）
（田頭）
