当社氏子地域内にある某小学校の3年生四十数人が、「西野の町をもっと調べよう」というテーマのもと、社会科学習の一環として、今日の午前10時頃、先生2人に引率されて当社を訪ねて下さいました。まずは全員に拝殿に昇殿して貰い、神様への礼儀として「二拝二拍手一拝」の作法で神様に拝礼をして戴きました。
その後、参集殿へと移動し、そこで、子供達が用意してきたいろいろな質問を私が受けさせて頂きました。以下は、今日私が受けた質問の一部です。今回も、結構鋭い質問がありました(笑)。
「(境内には)何で砂利があるんですか」、「この神社は築何年ですか」、「神社の人はどうして白い着物を着ているんですか」、「(神職の足袋を見て)どうして足の指が1本と4本に分かれているんですか」、「どうして賽銭箱にお金を入れるんですか」、「(幣殿には)どうして剣(威儀物の鉾)があるんですか」、「どうして剣(威儀物の鉾)は二つあるんですか」、「どうして犬(創祀百二十年記念碑)のまわりにはお金(お賽銭)が置いてあるんですか」、「賽銭箱に貯まったお金はどのように使うのですか」、「(御扉の前には)どうして鏡があるんですか」、「(神様にお参りする前に)どうして手を洗うんですか」、「タキノウエの神社では、お参りする時の拍手はここみたく2回ではなく4回だったのですが、どうしてあそこは4回なんですか」、「神社と神宮って何が違うんですか」、「神社とお寺ってどう違うんですか」、「神様と仏様の違いって何ですか」、「神社のマーク(御神紋の巴紋)はどうしてあのマークなのですか」、「あの白い紙(注連縄から垂れている紙垂)は何ですか」、「どうして御神輿が出るんですか(渡御の理由)」、「御神輿を作るのにいくらかかったんですか」、「御神輿は何で(煌びやかに)飾られているんですか」、などなど…。
そして、一通り質疑応答が終わった後は、全員に外に出て貰って神輿殿へと案内し、殿内に奉安されている三基の御神輿や太鼓山車を見学して貰い、そこでも子供達からいくつかの質問を受けました。
大抵、小学生の神社見学は30分程かかるのですが、今回は人数が多かった事もあって1時間近くもかかりましたが、私自身も勉強になり、なかなか楽しかったです。
(田頭)