昨日、北海道の松前町と札幌市で、ソメイヨシノの開花が宣言されました。今年から新たに札幌での桜の標本木に指定された、札幌管区気象台敷地内に生育するソメイヨシノは、昨日の朝の時点ではまだ開花していなかったそうですが、同日午後3時半には開花基準を大幅に上回る数十輪の開花が確認され、そのため平年より2日早く、昨年よりは6日早く、札幌での桜の開花が宣言されました。札幌が函館よりも早く開花したのは4年ぶりで、青森での開花は先月の29日だったので、桜前線は僅か2日で津軽海峡を渡った事になります。
桜が開花した昨日、札幌の最高気温は25度を記録し、夏日になりました。今日の札幌は夏日にはならない見込みですが、それでも22度までは気温が上るらしく、長かった北国の冬がようやく完全に終り(境内の残雪も先月末までには全て消えました)、名実共についに本格的な春が到来した、といえます。
以下は、今日の午前中に撮影した、当社境内の木々や花々です。当社でも桜が綺麗に開花しており、2〜3日以内に見頃を迎えます。
(田頭)