今冬の道内は、初雪は平年よりかなり遅れたものの、その後は初雪の遅さを挽回するかのように本格的な降雪が続き、札幌管区気象台によると、札幌では１２月の累積降雪量が昨日の正午までに149cmを記録し（同月の平年値は132cm）、約２週間を残して今月は１ヶ月分以上もの大雪が降った事になります。また、札幌での今冬の初雪は、融ける事なくそのまま根雪となりましたが、札幌で初雪が根雪となったのは記録上初めての事です。
下の写真２枚は、いずれも昨日の午後４時頃に撮影した当社拝殿の様子で、御覧のように、屋根の上に雪が積もっているというよりは、拝殿そのものが雪に埋もれてしまっているような感じでした。昨日は、幸いにして風こそほとんど無かったものの（但し西区以外の地域では風が強くて吹雪になっていたとも聞きましたが）、朝から凄い勢いで雪が降り続き、除雪を繰り返しても全くきりが無い状態でした。
下の写真２枚は、昨日の午後４時半頃に撮影した、当社の第２駐車場に停めていた私の車です。案の定、雪に埋まっていました。
この大雪の影響で、除雪中の死亡事故や雪道での転倒事故などが例年を上回るペースで発生しており、道内での雪に関する事故の今月の死者は既に４人に上っています。忘年会時期に入るため今後は更に転倒事故が増加するとみられており、札幌市消防局では、「小さな歩幅でゆっくりと歩き、携帯電話を使いながら歩かないなどの注意が必要」と呼び掛けています。
（田頭）
