今シーズンの冬は全国的に積雪が多く、各地で甚大な雪害が多数発生するなどしましたが、最近になって漸く、春が近付きつつある事を感じさせる暖かな日が訪れるようになり、高知では昨日、桜の開花も見られたそうです。
札幌では、昨日や一昨日は3月下旬から4月初旬並みの5℃まで気温が上がり、そのため市内の幹線道路の大半では路面の氷雪が融けてアスファルトが露出するようになりました。但し住宅街の路地などでは、まだ路面の氷雪は融けていない所のほうが多いですが。
この暖かさのため、当社の境内各所に積もっている雪もここ数日間で急速に融け始め、参道や駐車場では、数ヶ月間氷雪に覆われていた石畳や砂利等の地面が所々で露出するようになってきています。
それに合わせて3〜4日前頃からは、まだ地面に厚い氷が残っている参道や社務所玄関前、授与所前などで、ツルハシやアイスピック等の氷割りの道具を使って地面の氷を砕く作業を行っています。
これを“風物詩”と云うのはやや大袈裟かもしれませんが、この氷割りの作業も、毎年この時期に於ける当社恒例の作業のひとつであり、氷を割りながら、長かった北海道の冬もようやく終りだなぁ、と感じています。
(田頭)