西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

熊本地震に関する続報と、阪神淡路大震災の教訓

今月14日から始まり今もまだ強い余震が続いている「平成28年熊本地震」については、一昨日の記事で、その時点での最新の情報などを紹介させて頂きましたが、その後も状況は刻々と変わり続けています。

平成28年熊本地震での熊本城被害

平成28年熊本地震での熊本城被害


当初は、14日の午後9時26分頃に熊本県で発生した最大震度7地震が「本震」で、その後の地震はいずれも「余震」と思われており、私が一昨日アップした前出の記事もその前提でまとめたものだったのですが、その記事をアップした後(昨日の午前1時25分頃)に起こった震度6強の地震が実は「本震」で、本震と思われていた14日の地震は「前震」であった事が、気象庁から発表されました。
今回本震とされた地震マグニチュードが7.3と推定されており、阪神・淡路大震災と同規模の地震が起きた事になります。

そして、一昨日の記事では残念ながら9名の死亡が確認された事を報告させて頂きましたが、大変痛ましい事にその後も死亡者の数は増え続け、本日午後現在、前震・本震合わせて、熊本県7つの市町村で合計42名もの死亡が確認されました。また、南阿蘇村によりますと、同村では今も10名の住民と連絡が取れていないという事です。
改めて、今回の地震で亡くなられた方々の御霊(みたま)の安らかなる事を、心より御祈念申し上げます…。

地震の発生回数については、本日の時点で既に平成16年の新潟県中越地震を上回っており、内陸や沿岸で起きた地震としては過去最多のペースとなっています。
余震は今も頻発している上に、地震の被害が発生した場所も熊本県だけではなく大分県にも広がり始め、熊本・大分の両県各地で大きな被害が出ている事から、気象庁では、一旦「平成28年熊本地震」と命名した今回の地震名については、今後の地震活動の状況をみた上で再検討する事も明らかにしています。

今回の熊本地震での死者の死因は、現時点では、家屋の倒壊による窒息死や圧死が最も多いと発表されていますが、その点は、死者の約8割が家屋の下敷きによる即死とされる阪神・淡路大震災と共通しています。
ちなみに、東日本大震災では、家屋の倒壊による死者は少なく、同震災の死者の9割は溺死(津波に巻き込まれた事による水死)でした。
今回の地震阪神・淡路大震災は、地震の規模も同等(どちらも活断層が引き起こしたマグニチュード7.3の直下地震)で、他にも、木造家屋に大きな被害を出しやすい周期1〜2秒のパルス状の揺れが強い事、多くの人が寝ている時間帯に起きた事(阪神・淡路大震災は午前5時46分頃、熊本地震の本震は午前1時25分頃に発生)など、いくつもの共通点があります。

しかし、阪神・淡路大震災とは、死亡者の人数にかなりの差異があります。勿論、現時点で40名以上もの尊い犠牲が出ている以上、その人数を軽々に「少ない」と言い切る事は決して出来ないのですが(御遺族の心情を思うと、実際そう言い切る事には強い抵抗がありますが)、現実には、6,434名もの方が亡くなった阪神・淡路大震災と比べると、死者の数は大幅に少ないと判断出来ます。

その理由としては、阪神・淡路大震災の被災地と今回の熊本地震の被災地とではそもそも人口規模が違う、阪神・淡路大震災では被災地の各所で大規模な火災が発生したが熊本地震では火災はほとんど発生していない、といった様々な要因が考えられますが、それ以上に私が個人的に強く思うのは、阪神・淡路大震災での経験や失敗、教訓等が、その後の日本に於ける防災・減災・救助・救援等の各種活動や対策に、確実・堅実に活かされているからではないか、言い換えると、阪神・淡路大震災で亡くなられた方々の死は決して無駄死にではなく、その死が貴重な糧となって現在の日本に活かされているのではないか、という事です。
今回の地震で、今の所小中学校の被害が報じられていない事(耐震化の成果でしょう)や、地震発生直後から様々な災害情報が提供されている事(初動は早かったと思います)なども、阪神・淡路大震災の教訓を活かせた結果だと思います。


一昨日アップした前回の記事同様、今回の記事でも、この度の地震に際して参考になると思われる情報が記されている記事へのリンクを張らせて戴きますので、宜しければこれらの記事も是非御参照下さい。以下はいずれも、現地の方々や被災された方々に直接役立つと思われる記事です。

▼ 熊本地震 避難生活での健康被害を防ぐ知恵
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160415/med/00m/010/014000c

▼ 避難生活 低体温症やエコノミークラス症候群に注意
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010485301000.html

▼ 食物アレルギーの子ども支援 食品を無料配付
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010485611000.html

▼ 地震 自閉症やてんかん団体注意呼びかけ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010485711000.html

▼ 熊本地震で被災された皆様、障害者・要介護者の避難所、透析施設をご確認ください
http://shohgaisha.com/news/the_2016_kumamoto_earthquake/

▼ 震災直後の愛犬家に必要な情報をまとめていきます
https://inumagazine.com/others/kumamoto-jishin-todo

▼ 避難時簡易トイレの作り方
http://bosaidb.com/wc/

▼ 新聞紙を折るだけ、新聞スリッパの作り方
https://www.youtube.com/watch?v=_ahFG4bkR0U

▼ 熊本県内のスーパー・コンビニ 営業状況
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010484601000.html

▼ 熊本 ホテルなどの一部が被災者受け入れ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010485801000.html

▼ 熊本県内の5浴場 被災者に無料開放
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010485181000.html

▼ 平成28年熊本地震被災者のための公衆浴場の無料化について
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15415.html?type=top

▼ 熊本の金融機関 本人確認書類で引き出し可能に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010485781000.html

▼ 携帯各社、熊本地震の被災地支援を開始 支払期限の延期や修理代金の軽減など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160415-00000092-zdn_m-sci

▼ 通信大手3社 熊本の避難所で無料の充電サービス
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160416/k10010483811000.html

▼ 九州の無料Wi-Fiや避難所Wi-Fiの場所が分かるマップ公開、熊本県・大分県では公衆電話が無料化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00000001-impress-sci

▼ 国民生活センター、熊本地震に便乗した悪質商法に注意呼びかける
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1604/15/news169.html

▼ 熊本地震でキャンセル相次ぐ観光地のみなさま。3つの局面での対処法
https://tofuya.jp/blog/onogawa/2913/


以下の記事はいずれも、被災地では無い所に住んでおられる方や、被災地・被災者の支援をしたいと思われている方々に役立つと思われる記事です。但し、これらの記事で述べられている内容は、あくまでも4月17日現在の最新情報です。ボランティアの受け入れ等に関しては、当然、今後は状況が変わってくるはずです。

▼ ボランティアまだ受け入れず 渋滞など混乱防止で
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010484841000.html

▼ 現地ボランティア難しく…産直品購入、情報提供、広がる遠隔地からの支援の輪
http://www.sankei.com/affairs/news/160417/afr1604170059-n1.html

▼ 熊本周辺が大渋滞で救援物資の配送に影響!個人の支援は「福岡市」へ
http://sirabee.com/2016/04/17/110463/

▼ 今だから言える「要らなかった支援物資」 - 東日本大震災【第二の災害】
http://matome.naver.jp/odai/2138363736377552901

▼ 東日本大震災、体育館避難所で起きたこと 佐藤一男 / 防災士
http://synodos.jp/fukkou/14462/2

▼ 震災とデマ ―イタズラではすまない重大な犯罪行為―
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sonodahisashi/20160416-00056683/

▼ ひどすぎる…被災地が迷惑している「SNSの使い方」
http://matome.naver.jp/odai/2146068537865861901

▼ 聴覚障害者の災害時に困ることって?パラパラ漫画
https://www.youtube.com/watch?v=2NzPcPnHooc&feature=youtu.be


東日本大震災の時も、全国各地で行われた過剰な自粛が社会問題となりました。勿論私は、自粛などはすべきではない、とか、むしろ積極的にバカ騒ぎをすべきだ、などとは当然思っておりません。必要に応じて「自粛」をするのは大切な事だと思いますが、ただ、「過剰な自粛」は控えるべきだと思います。
日本人の多くがこの時期一斉に経済活動を止めてはそれこそ復興にも悪影響が出ますし、むしろこういう時は平時と同じように活動し、その上で利益が出たらそれを義捐金に回す、というのも立派な復興支援だと思うからです。以下の記事はいずれも、この件(災害時の自粛)についての記事です。

▼ 不謹慎・自粛ムードに関する反論 - 松本孝行
http://agora-web.jp/archives/1278351.html

▼ 「自粛は間違ってる」 地震受けミラン本田がコメント
http://www.asahi.com/articles/ASJ4J7DPJJ4JUTQP046.html

▼ ホリエモン「バラエティー番組自粛は馬鹿げた行為。地震の被害を受けてない人は普段通りの生活をしながら支援を粛々とすべき」
http://blog.esuteru.com/archives/8559622.html

▼ ホリエモンが尾木ママと対立 TVの地震自粛めぐり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160418-00000064-nksports-ent

▼ 芸能人はいま「笑顔」だけで「不謹慎」なのか SNS投稿が次々削除という異常な「震災反応」
http://www.j-cast.com/2016/04/18264385.html


以下の記事はいずれも、今回の熊本地震に際しての、消防・警察・海上保安庁医療機関等の、救助・救援活動について記された記事です。高度な技能を有する専門のスタッフが全国各地から現地へ派遣され、今も懸命に活動を続けられています。

▼ 阪神大震災の経験を…関西から支援続々 余震受け難航も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000081-asahi-soci

▼ 熊本地震 大阪府警・市消防など各地の援助隊が被災地へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000003-wordleaf-soci

▼ 熊本地震 兵庫から救援活動 緊急消防援助隊など派遣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000005-kobenext-l28

▼ 熊本地震 兵庫から医師や消防隊員を派遣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000011-kobenext-l28

▼ 京都府内の緊急消防援助隊120人現地へ 熊本地震
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000013-kyt-l26

▼ 熊本地震に京都府から緊急消防援助隊 DMATも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00010000-rtn-l26

▼ 迫る72時間、建物再調査 熊本で京都のレスキュー隊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00000031-kyt-l26

▼ 熊本地震 岡山からも支援へ 医療や消防、警察続々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00010000-sanyo-l33

▼ 熊本で地震続く 愛媛から援助隊など出動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-10229801-ehime-l38

▼ 熊本地震 栃木県がDMAT4人派遣 小山・栃木両市は物資搬送
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00000008-san-l09

▼ 熊本で救助活動へ 沖縄からも医療チームと消防派遣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000006-okinawat-oki

▼ 各地の自治体支援 警察官も派遣増員
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000144-mai-soci

▼ 海保巡視船2隻を三角港に派遣
http://www.news24.jp/articles/2016/04/16/07327738.html


以下の記事はいずれも、今回の熊本地震に際しての、自衛隊在日米軍の、救助・救援・支援活動について記された記事です。当社の鎮座する北海道からも、陸上自衛隊の北部方面支援隊部隊が現地に派遣され、懸命に活動されています。

▼ 防衛省、熊本県に人命救助のため災害派遣…400人規模、航空機12機
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160415-00000029-rps-soci

▼ 熊本大地震21分後にF-2発進 何も見えない戦闘機、災害時になぜ飛ぶ?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160415-00010003-norimono-bus_all

▼ 自衛隊派遣、2万5千人に増強へ 90万食分の食料確保
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000078-asahi-soci

▼ 即応予備自衛官を招集=中谷防衛相―熊本地震
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00000048-jij-pol

▼ 自衛隊員2万6000人態勢へ 中谷防衛相
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010485691000.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

▼ 熊本地震 陸自、東北から1700人派遣 「東日本大震災の恩返し」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00000532-san-soci

▼ 生活支援へ4千人派遣 陸自北部方面隊 九州の地震で生活支援
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0260487.html

▼ 海上自衛隊の支援物資が大分の港に到着
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010484761000.html

▼ 米軍オスプレイ、生活物資輸送支援に…防衛相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00050075-yom-pol


以下の記事はいずれも、今回の地震に関する、神社関係の記事です。報道では熊本城の被害が特にクローズアップされている印象を受けますが(今回の記事の冒頭に貼付した2枚の写真がその熊本城の様子です)、熊本県内では、お城だけではなく各神社にも大きな被害が出ています。ちなみに、大分県内での神社の被害は、今の所はまだ報告されていないようです。

▼ 南相馬の神社「恩返しを」 震災で流出も熊本との縁で再建 福島
http://www.sankei.com/region/news/160416/rgn1604160046-n1.html

▼ 熊本大神宮の社務所が倒壊、けが人なし
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2751383.html

▼ 阿蘇神社の楼門全壊
http://mainichi.jp/articles/20160416/k00/00e/040/257000c

▼ 阿蘇神社が崩落......南阿蘇村、宇土市役所、現地はいま(画像集) #熊本地震
http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/15/aso-shrine_n_9705774.html

▼ 國學院大學 | 熊本県熊本地方を震源とする地震により被害に遭われた学生・保護者の皆さまへ
http://www.kokugakuin.ac.jp/life/gakusei0200209.html


以下の各ページでは、各神社の被災状況や、被災した神社への救援情報等が随時掲載(更新)されていますので、神社関係の最新情報についてはこれらのページで御確認下さい。

▼ 神道青年全国協議会 災害対策掲示板
http://b.koroweb.com/sa/user/ssksaigai//

▼ 神道青年九州地区協議会 Facebook公式
https://www.facebook.com/kyuchikyo/

▼ 大分県神道青年会 Facebook公式
https://www.facebook.com/大分県神道青年会-843741512369526/


熊本地震の発災以来、全国で、被災者・被災地を支援するための募金活動が活発化してきており、各地で様々な団体が義捐金(←厳密にはこの漢字のほうが正しいのですが、実際には「義援金」という表記のほうが多用されています)を募るようになってきています。それは大いに結構な事なのですが、募金の受付窓口が多いだけに、どこの団体に募金をしたら良いのか分からない、迷っている、という方も少なくはないと思います。もしそういう場合は、日本赤十字社の「平成28年熊本地震災害義援金」に募金するようにしましょう。
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/28/

スーパーやコンビニ、銀行、大手企業、政治政党などで集めた募金も、そのほとんどは、最終的には日本赤十字社に送られる事が多いからです。また、なかには募金を中抜きして、その一部を自分達のために使う、怪しい団体が行っている募金も少なくはないからです。
日本赤十字社の場合、中抜きは一切無く、寄せられた義捐金の全額が、被災県に設置される配分委員会を通じて被災者に配分され(復興関連の公共事業に使われたり、手数料等の経費が差し引かれたり、関係機関スタッフへの給与に使われたりはしません)、申告には優遇措置もあります。

もし、日本赤十字社への募金が信用出来ない、不安だ、という方は、以下のページを御一読下さい。これは「東日本大震災義援金」についての解説・報告ページですが、義捐金が被災者に届くまでの具体的な流れ、配分基準を公平に決めるための「義援金配分割合決定委員会」についてなどが詳細に解説されている他、東日本大震災義援金収支計算書も掲載されています。
http://www.jrc.or.jp/contribute/gienkin/

また、以下の記事は、日本赤十字に集まった東日本大震災義援金の配分方法について書かれた、個人のブログの記事です。一部にやや過激な表現もありますが、説明は分かりやすいのでこちらの記事も参考になるかと思います。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-54.html


日本赤十字社北海道支部


(田頭)

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