西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

朝日舞・豊栄舞・式舞の動画

特に神社と深い関わりがあるわけではない一般の方が、神職や巫女などが舞う「舞」(まい)を実際に直接見る機会というのは、普通なかなか無いと思われるので、今回の記事では、神職や巫女などが舞う様々な舞のうち、そのごく一部ではありますが、朝日舞、豊栄舞、式舞のそれぞれの動画を貼付し紹介させて頂きます。いずれも、神社の大前や御神輿(おみこし)の御前などで、神様に対して演舞・奉納されます。


【 朝 日 舞 】

「朝日舞」(あさひまい)は、神社本庁制定祭祀舞のひとつです。
この舞は、明治天皇の御製(ぎょせい)である「さしのぼる 朝日のごとく さはやかに もたまほしきは 心なりけり」と「目に見えぬ 神にむかひて はぢざるは 人の心の まことなりけり」のニ首に曲が付けられたもので、巫女や舞姫などがいない神社で男性神職が舞う事を想定して作られた舞であるため、「宮司舞」とも呼ばれています。

日舞は、丸い輪(鏡を表す)を付けた榊(さかき)を右手に持って舞うのが特徴で、男性が舞う事を想定しているため、他の舞に比べるとかなり力強さが感じられる舞で、その動作も優雅というよりは勇壮という感じですが、別に男性専用の舞というわけではないため、少ないながらもお宮によっては女性神職や巫女などが舞う事もあります。
ちなみに、当社では毎年、4月25日の春季例祭と11月23日の新嘗祭で、神職によりこの朝日舞が大前(幣殿)で奉納されます。


【 豊 栄 舞 】

「豊栄舞」(とよさかまい)も、神社本庁制定祭祀舞のひとつです。
国文学者で國學院大學名誉教授の臼田甚五郎氏が作詞された、「あけの雲わけうらうらと 豊栄昇る朝日子(あさひこ)を 神のみかげと拝(おろが)めば その日その日の尊しや」「地(つち)にこぼれし草のみの 芽生えて伸びて美(うるわ)しく 春秋飾る花見れば 神の恵みの尊しや」という全二番から成る歌詞に曲が付けられたもので、女性が舞うことを前提にして作られた舞であるため、「乙女の舞」とも呼ばれています。舞人は、榊または季節の花を右手に持って舞います。

上の動画は、某施設の談話室にて、神職実習生(神主見習いの女子学生)が豊栄舞の練習をしている様子を撮影したもので、舞っている当人から直接御提供戴きました。但し、この動画に収録されているのは豊栄舞の全編ではなく、間奏が終わってからの二番の部分のみです。
ちなみに、当社では毎年、元日の歳旦祭と、9月(敬老の日の前の土曜日)の宵宮祭で、巫女装束を纏ったお稚児さん2人により、この豊栄舞が大前で奉納されます。


【式舞(式神楽)】

浪速神楽の「式舞」(しきまい)は、神社本庁制定の祭祀舞ではありませんが、巫女の舞う代表的な舞のひとつとして知られています。神楽鈴を用いるのが特徴で、式神楽(しきかぐら)とも称されます。

下の動画は、平成24年の当社秋まつりでの神輿渡御の際、平和第二会館前に駐輿した御神輿の御前で奉納された、巫女装束を纏ったお稚児さん2人による式舞です。この式舞は、当社では毎年、神輿渡御の際に各御旅所にて奉納されます。

以下の動画2本は、札幌まつり北海道神宮例祭)での、鳳輦(ほうれん)や山車(だし)などを中心とした神幸行列の渡御の際に、駐輦祭で巫女2人により舞われた式舞の様子です。ちなみに、以下の動画2本と直ぐ上の動画の計3本は、いずれも私自身が撮影したものです。


今回の記事には、動画共有サービスの「YouTube」に、私のアカウントでアップロードした舞の動画のみを貼付しましたが、ネット等で検索すると、これら以外にも多数の舞の動画がヒットしますので、興味のある方は是非、他の舞の動画も観てみて下さい。


(田頭)

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