元日に境内で焚く篝火用の薪を準備しました
当社では毎年、大晦日の深夜から元日の明け方頃まで、境内参道の両脇で篝火(かがりび)を焚きます。篝火担当の総代さん達が交替しながら、一晩中ずっと灯し続けて下さるのです。
今日は、その篝火の燃料として使う薪(まき)を、常置・保管している場所から、実際に篝火を焚く場所の直ぐ近く(手水舎の横)へと運んで積み上げる作業を行い、併せて、丸太等を割って新たな薪を生成・確保する作業も行いました。
もっとも、丸太等を割るとはいっても、専用の機械に小ぶりの丸太をセットしてスイッチを押すだけなので(便利なものでそれだけで自動的に割れます)、いちいち斧を振って人力で叩き割る労力に比べると、かなり楽な作業には違いないのですが、ただ、その機械にセット出来ない長さの木は個別にノコギリもしくはチェーンソーで切らなければならないですし、それに、どのみち割った薪は全て所定の場所に運搬して積まなければならないので、薪の量が多い場合は、これだけでもそれなりの作業量にはなります。
これらの作業は、とりあえず根雪になるまでには完了していないといけない作業なので、実際に篝火を焚くのはまだ少し先の事ですが、境内の積雪が一旦ほぼ融けたこの時期に行いました。
当社境内の篝火は、以下の写真のような感じで焚かれ、大晦日の深夜から元日の早朝にかけての極寒の参道を、温かな火で照らします。
(田頭)