西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

師走の大祓式

今月14日付の記事でも御案内させて頂いた通り、平成28年最後の日(大晦日)となる今日、当社では午後3時から「師走の大祓式」が執り行なわれました。

大祓式とは、国中の罪穢れを祓い清める“大きな祓い”であると同時に、式に参列する皆様方や、人形(ひとがた)という人間を模った形代(かたしろ)を事前に神社に納められた方々などの、半年間の罪穢れを祓い清め、そして次の半年間の無病息災を願うという神事でもあり、当社では毎年6月と12月それぞれの晦日(それぞれの月の最終日)に行なっております。
具体的には、6月に行う「夏越の大祓」ではその年の上半期(1〜6月)の罪穢れを祓い清めますが、「師走の大祓」は、その年の下半期(7〜12月まで)の罪穢れを祓い清めます。
ちなみに、当社で行う大祓のうち、茅の輪(ちのわ)を用いるのは6月に行う夏越の大祓だけで、斎場についても、夏越の大祓式は屋外(社殿前)で行いますが、師走の大祓式は社殿内で執り行います。

平成28年 西野神社 師走大祓

上の写真は、本日撮影された大祓式の様子で、これは、斎主(宮司)が参列者と対面して大祓詞を宣読している所です。この後、切麻(きりぬさ)という祓いの具で、参列者の皆様方には各自その場にて自祓いをして戴きました。
なお、今年の師走の大祓式は、昨年同様、宮司と越川権禰宜の二人奉仕により執り行われました。

下の写真は、今日の大祓式で参列者の皆様方に配布させて頂いた「大祓詞物語」という冊子です。この冊子には、大祓詞やその現代語、解説などが掲載されております。

大祓詞物語

今日の大祓式には沢山の方々が参列され、参列者数は、当社での師走の大祓式としては過去最多を記録しました(昨年も最多だったのですが、その昨年をも上回りました)。
皆様、年の瀬で御多忙の所、本日はようこそ当社へお参り下さいました!

そして、師走の大祓式の後は、午後10時から除夜祭が斎行され、その除夜祭を以って、当社に於ける本年の行事・祭事は全て終了となります。
皆様方には、本年も大変お世話になりました。本当にありがとうございました!


(田頭)

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