平成29年 人形供養祭の御案内
当社では毎年ひな祭り(3月3日)の次の日曜日に、「人形供養祭」という名称で、浄火でのお焚上げに先立つ人形清祓式・人形感謝祭としての神事を斎行しており、今年は3月5日の午前11時から、参集殿に於いて人形供養祭を斎行致します。
人形供養祭に参列される方は、当日、神社に納める人形・ぬいぐるみ等と、後述する初穂料を御持参の上(但し事前に納められた方は不要です)、午前10時50分頃までに御来社下さい。
都合により当日参列する事が出来ない方や、当日参列はするものの人形だけは当日よりも前の日に神社に納めておきたいという方は、本日(2月15日)から、来月5日の人形供養祭当日までの間(時間は、平日・土日に関係なく毎日午前9時〜午後4時半までの間)に、その人形・ぬいぐるみ等を当社の社務所までお持ち込み下さい。
遠方の方や、交通手段が無い等の事情により、直接当社まで持って来る事が困難という場合は、郵送でもお受けしておりますが、人形供養祭当日の3月5日を過ぎると原則として次のお預かり期間(5月1日〜7月31日)までお預かりは出来なくなりますので、直接持って来られる場合も郵送の場合も、当該期間内にお納め下さいますようお願い致します。
【初穂料について】
お金はあくまでも「お気持ち」として納めて戴くものなので、金額は厳密に設定しているわけではありませんが、一応の目安として、「人形・ぬいぐるみ等の数や大きさに関係なく、45リットルのビニール袋1袋に収まる程度の量までで3千円」を基準に納めて戴いております(1袋分に満たない場合でも一応3千円から、という事でお納め戴いております)。
45リットルのビニール袋2袋分くらいの量であれば2千円加算させて頂き5千円、以降、1袋分増える毎に目安として2千円加算させて頂いております。
ちなみに、人形・ぬいぐるみ等を持って来られる場合、必ず45リットルのビニール袋に入れてこなければいけないというわけでなく、実際には、紙袋や段ボール箱など、どういったものに入れて持って来られても大丈夫です。
【神社にお納め出来るもの】
人形供養祭で当社がお預かり出来るものは、人形・ぬいぐるみ、もしくはそれに類する物全般です。
人形であれば、ひな人形・五月人形・市松人形・博多人形・フランス人形・民芸品の人形・こけし・女児用玩具の人形等、どのようなものでもお預かりしており、大きさや材質は問いません。ダルマ・お面・兜・羽子板や、人形の絵が描かれた掛け軸なども「人形に類するもの」としてお預かり致します。
【なるべくなら御自分で処分されたほうが良いもの】
接着剤や金具等で直接人形に固定されている道具や、人形が手に持っていたり背負っていたり被っていたりする小道具などは、その人形と一緒に神社に納めて戴いて構いませんが、その他の道具、例えば、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段、屏風、人形を梱包している箱などは、場合によってはお預かり出来ない事もあります。
一般に、段飾りのひな人形のセットなどには、人形以外にも豊富な数の道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、御家庭で通常に処分されても差し支えありません(気になるようであれば、塩をかけてお清めするなどした上で御処分下さい)。
(田頭)