西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

九州豪雨の報に接し心よりお見舞いを申し上げます

九州北部を中心とする記録的な豪雨により被災されました皆様方に心よりお見舞い申し上げます。


福岡県や大分県をはじめとする九州北部では、7月5日より記録的な豪雨が続いており、この豪雨により各所で川の氾濫・土砂災害・崖崩れ等が発生し、本日午前11時までに7人の死亡が確認され、また、福岡県では14人の行方が分からなくなっております。
そして、活発な梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定になっている事もあり、今日の午後以降も、九州北部では依然として局地的に非常に激しい雨が続く恐れがあると報道されています。

政府の発表によると、現在、自衛隊・消防・警察・海上保安庁などの部隊が約12,000人態勢で懸命の救助活動にあたっているとの事ですが、災害での救命救助は時間との勝負であり、当社神職一同、八百万の大神様達のお導きと御加護のもと救助活動が迅速に進みます事と、これ以上被害が拡大する事無く被災地が一日も早く復旧されます事を、そして、犠牲となられた方々の御霊の安らかなる事を、心よりお祈り申し上げます。
また、現地もしくは後方で、不眠不休で捜索救助・被災者支援・生活インフラの早期復旧などの活動を黙々と懸命に続けておられる、陸・海・空の各自衛隊、消防本部・消防局・消防署などの常設消防機関、地元の消防団、警察、海上保安庁日本赤十字社自治体、医療機関、その他関係者の皆様方には、心から敬意を表します。


平成29年7月 九州北部豪雨での捜索救助活動

平成29年7月 九州北部豪雨での捜索救助活動

平成29年7月 九州北部豪雨での捜索救助活動

平成29年7月 九州北部豪雨での捜索救助活動

平成29年7月 九州北部豪雨での被災者支援活動


ところで、こういった大規模な災害が発生すると、発生直後から「よし、自分も直ぐにボランティアとして現地に行こう!」と思う方がいらっしゃいます。その心意気は、勿論私も素晴らしいと思うのですが、ただ、これから先の事については兎も角少なくとも現在の段階では、それはやめておく事を強くお勧めします。
被災者に親族や知人がいてその人に直接支援物資を届けるという場合や、あるいは、被災者に知り合いはいなくても個人で本格的な救助装備(例えば今回の災害の場合であれば、消防用か軍用の水陸両用車など)を保有していてそれを的確に稼働させるスキルがある場合、もしくは、熊本地震の際にヘリコプターに乗って被災地に駆け付けて支援活動を行った高須院長のように格別な財力と行動力の両方を兼ね備えている人などは別ですが、そうではない私達一般人の場合、災害発生直後の現時点では、現地に駆け付けても、残念ながら個人で出来る事はまだ何もありません。

過去の災害でもそうであったように、自治体や関係団体からの要請や募集に因らない、急性期の被災地での個人の支援活動は、むしろ周囲に迷惑をかけてしまう事が多いです。
各所で川が氾濫し、崖が崩れ、道路が寸断され、救助関係者も手一杯の状況の今、もし事故・病気・孤立状態になった時それに自力で対応する能力が無い一個人が被災地に入ったとしても、やや辛辣な言い方をさせて頂くと、単なる足手まといにしかなりません。
災害が進行中の現時点で何よりも先ず優先されるべき事は、捜索救助・救命・救援路の啓開等であり、それは私達一般人の役割ではなく、普段からそのための訓練を受け実際に各災害に出動して実績も積んでいる“その道のプロ”達の仕事です。

個人が参加出来る災害ボランティアの役割は、捜索救助・救命・救援路の啓開等が一段落し、行政がボランティアの受け入れ態勢を整えてから、「もう必要無いです」と言われるまでの、長い期間です。
ボランティアとして被災地で活動したいという方は、今は焦らず、自治体や関係団体からの要請や募集に従って行動するようにしましよう。

被災地にいない私達が実際に今出来る事で、最も有効な事は、被災者・被災地を支援するための募金に協力する事です。
既に自分で「ここに募金しようと」と決めている場合は勿論その限りではありませんが、全国各地で様々な団体が義捐金(←厳密にはこの漢字が正しいのですが、実際には「義援金」という表記のほうが多用されています)を募るようになりつつあるため、もし「どの団体が行っている義捐金受付に募金をしたらよいのか分からない」という場合は、日本赤十字社の「平成29年7月5日からの大雨災害義援金」に募金するようにしましょう。
スーパーやコンビニ、企業、銀行、政党などが受け付けている各種募金も、そのほとんどは、最終的には日本赤十字社に送られる事が多いからです。
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2975/index.html

なかには、手数料などとして募金を中抜きして、その一部を自分達のために使う、怪しい団体が行っている募金もあるようですが、日本赤十字社の場合、当然の事ながら中抜きは一切無く、寄せられた義捐金の全額が、被災県に設置される義援金配分委員会を通じて被災者に配分されます(復興関連の公共事業に使われたり、手数料等の経費が差し引かれたり、関係機関スタッフへの給与に使われたりはしません)。また、日本赤十字社義捐金への寄付は、税制優遇措置の対象ともなります。


(田頭)

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