北海道では先週から厳しい暑さが続いており、道内のほぼ全域で、じっとしていても汗が噴き出る程の蒸し暑い日々が続いています。
札幌は、今日の午前中、昨日に引き続き気温が３０℃を超え、４日連続の真夏日となりました。札幌で７月上旬に、４日連続で真夏日となるのは、何と明治２５年以来、125年ぶりとの事です！
この激しい暑さのため、札幌市内各地では、建物の屋根裏に取り付けられている自動火災報知器が火災ではないのに作動してしまうという事態が頻発しており（屋根裏にこもった熱が一定以上の温度に達した事による誤作動）、札幌市消防局によると、これらの誤作動による消防隊の出動は、既に200件以上にものぼっているそうです。
実は当社に於いても、昨日、この激しい暑さにより自動火災報知器が誤作動しました。報知器の作動直後、当社が契約している警備会社から社務所に確認の電話がかかってきて、その際に神社に異常（実際の火災発生）が無い事を伝えたため、消防隊の出動にまでは至りませんでしたが。
ちなみに、帯広・旭川・岩見沢などの道内各都市も札幌同様、やはり今日まで、４日連続で３０℃を超えています。
帯広は、８日、気象庁による公式の観測では３５.５℃でしたが、帯広駅前に設置されている電光表示の温度計では上限の３９℃を上回っていた事が報告されており、もしそれが正確であったのなら、その日の帯広は全国で最も暑かったという事になります。
この記録的な暑さのため、７日以降、道内全域で熱中症により具合が悪くなる人が急増しており、札幌市では７〜９日までの３日間で、熱中症の疑いで３９人もが救急搬送されました。
北海道は今週も、非常に蒸し暑い状態が続くとの予報なので、皆様も、喉が渇く前に水分と塩分をこまめに取るなどして、熱中症には十分御注意下さい。
この激しい暑さがほんのちょっとでも和らぐ事を願って、以下に、真冬に撮影された、西野神社の寒そうな雪景色の写真を貼付させて頂きます。
（田頭）
