人形供養の御案内
本日(10月1日)から来月30日までの2ヶ月間、当社では随時(曜日に関係なく毎日午前9時〜午後4時半までの間)、参集殿にて、所謂“人形供養の御祈祷”(人形のお焚上げに先立つ清祓いの神事)を執り行います。
当社では、毎年3月に行う人形供養祭(ひな祭りの次の日曜日に斎行しています)だけは、2月15日から当日までの半月強程の期間にお預かりした人形等の全てを祭壇に並べてお祀りし、人形の持主さん達にも参列して戴いた上で斎行しておりますが、3月以外の時期(5〜7月、10〜11月)の人形供養祭は、原則として人形が当社に納められる度、個別に斎行しております。
今年は、11月末日まで人形供養の受け付けを行っておりますので、本年中に当社に人形を納めたいという方で、当社まで直接人形を持って来られる方(御祈祷に参列される方)は来月末までに、予め電話等で御予約の上当社に人形を持ってきて下さい。
また、郵送や宅急便等で当社に人形を送られる方(この場合は原則として御祈祷には参列出来ません)も、来月末までに当社に人形を送って下さい。来月の末日を過ぎると、来年の2月15日まで人形はお預かりできませんので御注意下さい。
人形供養の詳細については、以下の各項目を御参照下さい。宜しくお願い致します。
【初穂料について】
お金はあくまでも「お気持ち」として納めて戴くものなので、金額は厳密に設定しているわけではありませんが、一応の目安として、「人形・ぬいぐるみ等の数や大きさに関係なく、45リットルのビニール袋1袋に収まる程度の量までで3千円」を基準に納めて戴いております(1袋分に満たない場合でも一応3千円から、という事でお納め戴いております)。
45リットルのビニール袋2袋分くらいの量であれば2千円加算させて頂き5千円、以降、1袋分増える毎に目安として2千円加算させて頂いております。
ちなみに、人形・ぬいぐるみ等を持って来られる場合、必ず45リットルのビニール袋に入れてこなければいけないというわけでなく、実際には、紙袋や段ボール箱など、どういったものに入れて持って来られても大丈夫です。
【神社にお納め出来るもの】
人形供養祭で当社がお預かり出来るものは、人形・ぬいぐるみ、もしくはそれに類する物全般です。
人形であれば、ひな人形・五月人形・市松人形・博多人形・フランス人形・民芸品の人形・こけし・女児用玩具の人形等、どのようなものでもお預かりしており、大きさや材質は問いません。ダルマ・お面・兜・羽子板や、人形の絵が描かれた掛け軸なども「人形に類するもの」としてお預かり致します。
【なるべくなら御自分で処分されたほうが良いもの】
接着剤や金具等で直接人形に固定されている道具や、人形が手に持っていたり背負っていたり被っていたりする小道具などは、その人形と一緒に神社に納めて戴いて構いませんが、その他の道具、例えば、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段、屏風、人形を梱包している箱などは、場合によってはお預かり出来ない事もあります。
一般に、段飾りのひな人形のセットなどには、人形以外にも豊富な数の道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、御家庭で通常に処分されても差し支えありません(気になるようであれば、塩をかけてお清めするなどした上で御処分下さい)。
(田頭)