西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

平成29年 西野神社秋まつり(前編)

西野神社秋まつり

先月の16〜17日の2日間に亘って盛大に開催された、西野神社で年間最大の行事・重儀である、本年の西野神社秋まつり(例祭とそれに伴う諸行事)は、大勢の氏子・崇敬者・協力者・関係者・地元の皆様方の、温かい御支援・御理解・御協力によりまして、先月18日付の記事でも報告させて頂いた通り無事に全日程を終える事が出来ました。

昨年の秋まつりからは「野点」(お茶会)が始まりましたが、今年の秋まつりからは新たに「泣き相撲」(赤ちゃん相撲)も始まるなど、奉納行事は年毎に一層充実してきており、本年の秋まつり期間中の2日間に当社に来られた参拝者・見学者等の人数は恐らく過去最高だったのではないかと推測されます。

本年の秋まつりでは、2日目の午前中は少しだけ霧雨が降りましたが、雨具が必要になる程の雨では無く、お昼前までには天気は回復し晴天となったため、全体を通してみると天候には概ね恵まれたと言え、私の知る限りでは、幸いにして大きなトラブルや混乱、クレーム等もほぼ全く無く、恙無く無事秋まつりを執り納める事が出来ました。
秋まつりを見守って下さった西野神社の大神様や、秋まつりに御協力・御尽力して下さった皆様方には、改めて、心より感謝申し上げます。

その秋まつりが終わってからもう1ヶ月以上も経ってしまいましたが、今回の記事では、今更ながら、本年の秋まつりの1日目(先月16日)について、その日程や様子を写真(一部動画もあります)と共に大まかに報告させて頂きます。
なお、本年の秋まつりについては、今回の記事である「前編」、次回の記事となる「中編」、次々回の記事となる「後編」の3編に分けてアップする事とし、秋まつり2日目(先月17日)の午前の様子については「中編」の記事で、秋まつり2日目の午後の様子については「後編」の記事で、それぞれ報告させて頂きます。


平成29年 西野神社 秋まつり日程(1日目)



◆ 福井ばやしの奉納

午前10時からは、札幌福井ばやし保存会により約15分間、拝殿向拝前で、当社氏子区域のひとつである西区福井(福井県から入植した人々が開拓した地域)の“郷土の響き”である「福井ばやし」の奉納演奏が行われました。
毎年、2日間に亘る西野神社秋まつりの各行事の中では福井ばやしの奉納が一番最初に行われており、事実上、西野神社の秋まつりはこの福井ばやしにより開幕します。

福井ばやしの奉納

福井ばやしの奉納

福井ばやしの奉納

以下の動画2本は、いずれも今から4年前の平成25年の秋まつりで撮影された福井ばやしの奉納の様子です。平成26年以降に当社境内で撮影された福井ばやしの動画が無いので、代わりにこの2本をここに貼付します。奉納演奏は今年もこのような感じで行われました。

本年の福井ばやし奉納の様子を写した写真は、以下の各ページにも多数掲載されておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/nishino/m2017/matsuri.php?d=20170101
http://nishinojinja.or.jp/photo/290916b.htm



◆ 北海道中学校新人相撲選手権大会

午前10時から午後1時半頃までは、北海道相撲連盟の主催、札幌相撲連盟の主管、札幌市教育委員会等の後援、三王建設興産株式会社西野神社等の協賛により、当社境内の土俵にて秋まつり恒例の「北海道中学校新人相撲選手権大会」が開催されました。
北海道内の中学校に在籍する中学1・2年生の生徒のうち、加盟団体の長もしくは当該校長に認められた生徒達が、団体戦(リーグ戦)と個人戦(原則としてトーナメント戦、但し参加者が少数の場合はリーグ戦)の2種で今年も大変白熱した試合を展開致しました。

ちなみに、今年の秋まつりからは新たに「泣き相撲」(赤ちゃん相撲)も行われるようになったため、当社の秋まつり2日間で行われる相撲関係の奉納行事は、秋まつり1日目に行われるこの「北海道中学校新人相撲選手権大会」と、2日目の午前に行われる「泣き相撲」、2目目の午後に行われる「子供相撲大会」の、3つとなります。
もしかすると混同する方がおられるかもしれませんので、改めてその違いを説明すると、北海道中学校新人相撲選手権大会は中学生が、泣き相撲は赤ちゃん(首が座っている0歳から2歳くらいまでの男女児)が、子供相撲大会は幼児から小学6年生までの男女児が、それぞれ出場する大会・行事となります。

中学校新人相撲選手権大会

中学校新人相撲選手権大会

中学校新人相撲選手権大会

中学校新人相撲選手権大会

下の動画は、今から3年前の平成26年の秋まつりで撮影された、中学校新人相撲選手権大会の様子です。平成27年以降に当社境内で撮影された同大会の動画は無いので、本大会のイメージ映像として、代わりにこの動画を貼付します。大会は今年もほぼこのような感じで行われました。

本年の中学校新人相撲選手権大会の様子を写した写真は、以下の各ページにも多数掲載されておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/nishino/m2017/matsuri.php?d=20170102
http://nishinojinja.or.jp/photo/290916c.htm

以下のページは、「札幌すもうスポーツ少年団」のブログにアップされている、この大会についての記事です。
https://ameblo.jp/sumoushounendan/entry-12311462866.html



◆ ジャズフェスティバル

午後1時から午後4時までは、神楽殿の舞台で「ジャズフェスティバル」(ジャズを中心とした各種音楽の演奏会)が開催されました。

平成23年に結成されジャズ・ラテン・ボサノバ・ロック・Jポップ・歌謡曲等々何でも演奏するパフォーマンスバンド「Cookies」、ホームの本郷通8丁目エルナイン L#9からの参加となるベイシティローラーズのカバーバンド「ビアシティローラーズ」、地元・西野在住のメンバーにより平成11年に結成され当社の橋本総代もメンバーとして所属しているバンド「P'nets」、ブラジル生まれのトランペッターであるジルベルト・ラインハイマーの優しい音色と共にクラッシックギターやコントラバスワールドミュージックを演奏する「THE OLD FASHION」の、計4グループが、数々の素敵な演奏をして下さいました。
正確な人数は不明ですが、私が見た限りでは、観客数は例年よりも多かったようでした。

ジャズフェスティバル

ジャズフェスティバル

ジャズフェスティバル

ジャズフェスティバル

ジャズフェスティバル

下の動画は、本年のジャズフェスティバルで撮影された動画です。前述の4グループの熱演により、今年もジャズフェスティバルは大いに盛り上がりました。

ジャズフェスティバルの様子を写した写真は、以下の各ページにも多数掲載されておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/nishino/m2017/matsuri.php?d=20170103
http://nishinojinja.or.jp/photo/290916d.htm



◆ 宵宮祭・遷霊祭

午後5時からは、翌日の午前7時50分から斎行される「例祭」(通称:例大祭)の前夜祭に当たる「宵宮祭」が執り行われ、総代さん達や、各崇敬会(萬燈保存会神力會敬神婦人会氏子青年会皐月会)の代表者、来賓の方々(他社の宮司の名代として来られた神職さんなど)御参列の下、中祭式にて斎行されました。
号鼓 → 開式の辞 → 修祓 → 宮司一拝 → 開扉(巻簾) → 献饌 → 献幣(神社本庁幣帛) → 献幣(総代幣帛) → 祝詞奏上 → 神楽奉納(豊栄舞) → 国歌斉唱 → 斎主以下祭員玉串拝礼 → 参列者玉串拝礼 → 撤饌(略式) →閉扉(垂簾) → 宮司一拝 → 閉式の辞 → 号鼓』という次第に則って厳粛に執り行われました。

宵宮祭

宵宮祭

宵宮祭

宵宮祭

そして宵宮祭の後は、直ちに遷霊祭が執り行われ、本殿の奥深くに鎮まっておられる神様の御分霊が、神輿殿に奉安されている三基の各御神輿の内部(御神座)へ御動座されました。
以下の写真は遷霊と遷霊祭の様子で、本殿から御神輿への遷霊の時は、この写真のように御神体を奉持している宮司ごと、絹垣(きぬがき)という、白木の棒で張られた白布で囲い、宮司は絹垣で四方を覆われたまま御神輿へと移動します。

御神輿への遷霊

御神輿への遷霊

宵宮祭の様子を写した写真は、以下の各ページにも多数掲載されておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/nishino/m2017/matsuri.php?d=20170105
http://nishinojinja.or.jp/photo/290916e.htm



◆ 民謡・演歌ショー

午後6時からは、神楽殿の舞台で「民謡・演歌ショー」が始まりました。この日のショーは、中央芸能プロの仕切りにより、北野ゆきさん、はかまだ雪絵さん、栗原ちあきさんの3人の歌手が出演して下さいました。民謡・演歌ショーは大盛況のうちに予定通り午後8時に終了致しました。

民謡・演歌ショー

民謡・演歌ショー

民謡・演歌ショーの様子を写した写真は、以下のページにも多数掲載されておりますので、こちらも是非御覧下さい。但し、民謡・演歌ショーは2日間に亘って行われており、以下のページには、この日(9月16日)だけでなく翌日(17日)の民謡・演歌ショーで撮られた写真も含まれております。
http://nishinojinja.or.jp/photo/290918a.htm

以下のページは、この日のショーに出演して下さった北野ゆきさんが御自分のブログにアップされた記事で、この日西野神社社務所で撮影された写真が掲載されています。
https://ameblo.jp/kitanoyuki/day-20170916.html



◆ 第二駐車場に出店された露店

境内の第二駐車場に出店されている北海道街商協同組合の各露店は、1日目は午前11時頃から、2日目は午前9時頃から営業を開始し、両日とも午後8時過ぎ頃に営業を終了しました。今年も各露店は大いに繁盛していたようです。

秋まつり 露店

秋まつり 露店

秋まつり 露店

秋まつり 露店

この日(9月16日)と翌日(17)の境内の露店の様子を写した写真は、以下のページにも多数掲載されておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/290918b.htm



◆ 奉納提灯

例年通り、今年の秋まつりでも、氏子・崇敬者・その他の皆様方の御名が墨書された、白地に黒文字の、長型ビニール製の奉納提灯が、当社の参道両脇に掲げられました。これらの奉納提灯は、年末年始(12月31日〜1月3日)にも同じ場所に掲げられ、境内を賑々しく盛り上げます。

奉納提灯

奉納提灯

奉納提灯

奉納提灯

奉納提灯

奉納提灯

奉納提灯1張の奉納金額(提灯を作成するのに納めて戴く金額)は、初年は10,000円(5年間破損保障)で、2年目以降は維持費として毎年3,000円納めて戴いております。この件についての詳細は、以下の記事を御参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20130813



なお、この日(秋まつり1日目)の境内の様子は、以下の各ページにも写真が多数アップされていますので、宜しければこちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/nishino/m2017/matsuri.php?d=20170104
http://nishinojinja.or.jp/photo/290916a.htm


(田頭)

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