今日から弥生（３月）となり、本来であれば、冬の終わりと春の到来が徐々に感じられるようになる時期なのですが、本日の道内はほぼ全域で、ニュースなどでも報じられている通り、急速に発達した低気圧の影響により３月には似つかわしくない程の大荒れの天候になりました。
札幌市内も、各所で吹雪やドカ雪などに見舞われ、当社の境内や周辺でも、今日は朝から今に至るまで、ずっと湿った重い雪が降り続いています。
以下の写真３枚は、いずれも、今日の、たまたま雪が降り止んでいた朝方に撮影した、当社境内の様子です。
この暴風雪の影響により、今日は道内各地で午後８時までに約7,500戸が停電し、またＪＲ北海道でも、今日は、札幌と函館・釧路・旭川・帯広などを結ぶ特急や、その他の快速・普通列車など300本以上の列車が運休させるなどしました。
道内各地に延びる高速道路網の大半の区間も、今日は吹雪のため通行止めになりました。
ちなみに、札幌管区気象台では昨日から、「道東を中心に９人が死亡した2013年の暴風雪と同じような気象状況になる可能性がある」として、猛吹雪や吹きだまりによる車の立ち往生、高波への警戒などを呼び掛けており、１日午後から２日にかけての不要不急の外出も控えるよう呼び掛けています。
以下の写真３枚は、いずれも今日撮ったものではありませんが、当社境内での除雪作業の様子です（今日は、雪の降る量が多かった上に吹雪いていたので、この写真よりも、もっと過酷な状況での除雪となりました）。当社に限った事ではないですが、道内各地の神社は、今日は一日中ずっと、除雪作業に追われた事と思います。
気象台によると、明日も、日本海側や太平洋側西部を中心に暴風雪となり、その他の地域も暴風となる見込みで、道内のほぼ全域で引き続き大荒れの天気になるとみられています。
ちなみに、その後は、日本海側南部と太平洋側西部の沿岸部は気温が上がって雨となり、雪解けが進むため、沿岸部などでは今度は土砂災害などに注意する必要があるとの事です。
（田頭）
