平成の御代最後の、西野神社年末年始の様子
神社にとって年間最大の繁忙期のひとつである、大晦日(昨年12月31日)から三が日(本年1月3日まで)にかけての4日間を、西野神社御祭神の御加護の下、関係者各位の御協力によりまして特にこれといった大きなアクシデントやトラブル等に見舞われる事無く、無事に終える事が出来ました。
どんど焼きが行われる今月15日まで、神社としてはまだ暫く、平時とはやや異なるお正月の特別態勢が続きますが、とりあえず三が日を無事終えた事で、自分の中での気持ちの持ち様としては、まずはホッと一段落した感じです。
今回の記事では、大晦日から三が日にかけてのその4日間の、当社の社殿・授与所や、境内各所の様子を、写真(一部動画もあります)で紹介させて頂きます。
なお、今回の記事中に貼付の写真の多くは、この4日間のいずれかに撮影したものですが、一部、昨年以前の同期間に撮影したものも含まれております。御了承下さい。
幸いにして、今年の三が日は、全体を通して天候に恵まれ(若干の降雪はありましたが、大がかりな除雪が必要になる程の降雪はありませんでした)、また、西野神社各崇敬会の皆様方の日頃の熱意溢れる御奉仕の成果や、昨年西野神社がテレビ番組や雑誌などのメディアで多数紹介された影響等もあって、この三が日は多くの方々が初詣に来て下さいました。
以下の写真は、大晦日の午後3時から斎行された「師走の大祓式」の様子です。
大祓式とは、国中の罪穢れを祓い清める“大きな祓い”であると同時に、式に参列する皆様方や、人形(ひとがた)という人間を模った形代(かたしろ)を事前に神社に納められた方々の、半年間の罪穢れを祓い清め、そして次の半年間の無病息災を願うという神事でもあり、当社では毎年6月と12月それぞれの末日に行なっております。具体的には、6月に行う「夏越の大祓」ではその年の上半期(1〜6月)の罪穢れを祓い清めますが、「師走の大祓」は、その年の下半期(7〜12月まで)の罪穢れを祓い清めます。
以下の写真は、大晦日の午後10時から斎行された「除夜祭」の様子です。
除夜祭とは、新年を直前に控えた大晦日の夜に斎行する、その年一年間の神様の御恵みに感謝を捧げて心身を清め新たな気持ちで新年を迎えるための祭典(中祭)で、今年の除夜祭には、昨年同様、衆議院議員の船橋利実先生(代理ではなく御本人)も来賓として参列して下さいました。
以下の写真は、年が変わる直前(大晦日の午後11時過ぎ頃)に撮影された、沢山のアイスキャンドルの灯りに照らされた、境内の参道です。
このアイスキャンドルは、「西野神社氏子青年会 皐月会」の会員さん達が作って下さったもので、透き通った氷の中に置かれたローソクに灯された火が、寒い夜を温かく彩りました。
以下の写真は、元日0時、当社宮司により、新年の訪れを告げる太鼓が拝殿内で打ち鳴らされ、新年がスタートした瞬間と、それに続く、宮司による新年の御祈祷の様子です。
当社では毎年、元日の午前0時〜1時半までと、歳旦祭の直後(同日の午前9時45分頃から暫くの間)は、宮司が斎主として弊殿に昇殿して、家内安全や厄祓いをはじめとする各種御祈祷を行います。
以下の写真は、元日午前1時過ぎ頃の、境内参道や社殿前の様子です。
この時間帯、拝殿向拝へと続く参拝者行列の最後尾は、鳥居の外にある第3駐車場出入口の辺りまで続いておりました。大変有り難い事に、深夜であったにも拘らず多くの方々が初詣に来て下さいました。
以下の写真は、元日午前2時頃の授与所の様子で、例年通り、新年になって間もないこの時間帯の授与所はかなり混雑していました。
なお、当社では毎年、元日は0時〜21時までずっと授与所窓口を開けており、元日の0時から早朝の6時半までは、授与所には女性助勤者達(巫女の装束を着装した女性達)と当社の総代さん達が一緒に詰めて下さり、女性助勤者達はお札やお守りなどの各種授与品の授与を、総代さん達は参拝者の皆様方に対して御神酒(日本酒)や敬神婦人会の会員さん達が作って下さった甘酒を振る舞うなどして下さいました。
以下の写真は、元日午前2時頃に撮影された「みくじ所」の様子です。
みくじ所も、例年通り三が日限定で授与所隣(普段は車庫として使っている建物)に開設され、ここではおみくじの他、絵馬・破魔矢・鏑矢・熊手・干支の置物(土鈴)の頒布や、おみくじを引く方のための両替なども併せて行いました。
以下の写真は、元日の午前9時から斎行された「歳旦祭」の様子です。
歳旦祭とは、元旦に斎行する、本年一年間の無事平穏や豊作等を祈願する祭典で、前日(大晦日)の夜に斎行された「除夜祭」同様、中祭として執り行われました。来賓として、西野神社の中川顧問(前総代長)や、北海道議会議員の和田敬友先生、札幌市議会議員の飯島弘之先生(いずれも代理ではなく御本人)なども参列して下さいました。
以下の写真は、この三が日に行われた、社殿での新年の御祈祷の様子です。元日は、歳旦祭が終わった直後(午前9時45分頃)から夕方まで、2日や3日は午前9時から夕方まで、ほとんど途切れる事なく、神職が交替で新年の各種御祈祷を行ないました。
ちなみに、三が日の御祈祷の願目は、厄祓いと家内安全が大半を占めましたが、社運隆昌、商売繁盛、試験合格、星厄消除、八方除、開運招福、初宮詣、健康祈願、病気平癒祈願、交通安全祈願、良縁祈願等の願意の御祈祷も少なくはなく、また、本年の元日はたまたま「戌の日」も重なっていたため、例年の元日だとほとんど無い安産祈願の御祈祷も、今回の元日は執行する機会が多かったです。
以下の写真は、この三が日に撮影された、参拝者の行列が続く鳥居前の歩道や境内参道の様子です。
元日は午前8時過ぎ頃から夕方までずっと、2日や3日についても午前中から夕方近くまで、西野神社で初詣をされる方々の行列が出来ていました。皆様、大変寒く足下も悪い中、ようこそ西野神社へお参り下さいました!
以下の写真は、「西野神社創祀百二十年記念碑」とその周辺の様子です。多くの参拝者の方々が、御自分の健康や開運などを祈念しながら、この創祀百二十年記念碑(自分の干支が当てられている子犬の石像)を撫でておりました。
ちなみに、当社が「ここにお賽銭を置いていって下さい」と言ったり案内したりした事は今まで一度も無く、また、防犯等の観点からここに置かれたお賽銭はこまめに回収させて頂いているのですが、それでも、なぜか参拝者の方々がここ(記念碑の上)に次々とお賽銭を置いていくという習慣が大分前から定着しております。
以下の写真は、この三が日に撮影された、参拝者で賑わう授与所窓口やみくじ所の様子です。
最近は、西野神社で頒布しているお守りの種類が特に豊富であるという事が多くの方々に周知されるようになってきたため、お守りを目当てにかなり遠方から当社へお参りに来られる方も増えています。
以下の動画2本はいずれも、私が昨年の1月2日に自分のデジカメ(動画撮影機能)で撮影した、当社境内(参道・拝殿前・授与所前・みくじ所前等)の様子です。これらの動画から、少しでも西野神社の三が日の賑わいの様子が伝われば幸いです。
なお、昨年末(大晦日)や本年の三が日に撮影した写真は、上にアップロードした写真以外にも、「西野神社アルバム」の、平成30年12月「年末の境内」「師走大祓式」、平成31年1月「元旦の境内と歳旦祭(元日00:00〜10:00)」「三が日の境内(元日10:00以降)」の各ページ(以下の各URL)にも多数アップしておりますので、宜しければこれらも是非御覧下さい。
▼ 平成30年12月「年末の境内」
http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/301223%20%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E3%81%AE%E5%A2%83%E5%86%85/?sort=old
▼ 平成30年12月「師走大祓式」
http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/301231%20%E5%B8%AB%E8%B5%B0%E5%A4%A7%E7%A5%93/?sort=old
▼ 平成31年1月「元旦の境内と歳旦祭(元日00:00〜10:00)」
http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/310101%20%E5%85%83%E6%97%A6/?sort=old
▼ 平成31年1月「三が日の境内(元日10:00以降)」
http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/310101%20%E4%B8%89%E3%81%8C%E6%97%A5/?sort=old