西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

どんど焼き後の、お正月飾り等の処分方法

どんど焼きの納め物

 

どんど焼き(神社によって異なりますが、札幌の市内・近郊の神社では、当社を含め1月15日に行われる所が最も多いです)が終わった後は、原則として、ほぼどこの神社も、注連縄や注連飾り、その他お正月関係の飾り物等はお預かりしておりません。それらを神社へ持って行っても、「もう受け付けていません」と断られる事がほとんどです。
そういった場合は、恐れ入りますが以下の①~④のいずれかの方法で、各自で対処して下さいますようお願い致します。

御自身でどん焼きを行う。具体的には、御自宅の庭で焼いて処分する
御自身で塩をかけてお清めした上で、各自治体の分別に従ってゴミとして処分する
これからどんど焼きを行う神社もあるので、そういった別の神社へ持っていく
来年のどんど焼きまで御自宅で保管する

 

私自身は、可能であれば①が一番良いのではないかと思っておりますが、昨今の住宅事情などから、現実には①~④の中では最もハードルが高そうです。

③については、確かに札幌の市内や近郊の一部の神社では15日を過ぎてからどんど焼きを行う神社が何社かあります。しかし、そういった神社はかなり限られていますから、必ずしも御自宅から行きやすい場所にそういった神社があるとは限りませんし、それに、どのみち1月中にはどこの神社もどんど焼きを終えるため、2月以降では、そもそも③は選択肢になりえません(全国的には、2月の節分祭に合わせてどんど焼きを行う神社もありますが、道内では一般的ではありません)。
また、そもそも「氏子区域外からの持ち込みは禁止」としている神社もありますから(当社の場合は氏子区域外からも受けておりますが)、そういった神社にとっては、③の選択肢は「難しい」とか「なるべく御遠慮下さい」ではなく、明確に「ダメです、やめて下さい」となります。

以上のような実情から、上の①~④の選択肢の中では、①もしくは④のいずれかが、大抵は最も現実的な対応になるかと思います。

 

神社によっては、どんど焼きのお預かり期間であるか否かに拘わらず、「おふだやお守りは信仰の対象物なのでお預かりするが、注連飾りや各種のお正月飾り、縁起物等は、趣味的で一過性のものであり信仰の対象物ではないので、一切お預かりしない」とか、「おふだやお守りだけはお預かりするが、あくまでも当社が頒布したおふだ・お守りのみで、他社のおふだやお守りは一切お預かり出来ない」という所もあります。
神職や管理人等が常駐していない無人の神社であれば、納められた物を管理出来ないため(無人の境内に勝手に放置されると、火災、特に放火の原因にもなります)、そもそもお預かり自体一切していない、という所も多くあります。

その一方で、この時期に放送される一部のテレビ番組などでは、「注連飾りや縁起物等は、必ず最寄の神社へ納めましょう」と案内している事もあり、世間一般の認識と各神社に於ける実態とが乖離している事例が散見されます。

最近は、「神社や信仰とは何の関係もない物や、どう見てもただのゴミでしかない物なども境内に置いていかれる」「神社はゴミ捨て場ではありません」「この時期はストレスがたまります」等の、持ち込む人達のマナーの悪さに対して嘆いたり怒ったりする神社関係者の意見などが、テレビやネットなどで度々取り上げられる事があり、神社の立場としては確かに、神事継続のためにもルールやマナーは遵守して戴きたいのですが、しかし、神社に具体的に何を納める事が出来るかについては前述のように各神社によって相当な差異があるのが実情で、“地域や神社によってルールがまるで違う” という実態も、こういった混乱の一因になっている気はします。

どんど焼きのお預かり期間中、もしくは期間外に、具体的に何を納める事が出来るかについては、予め当該神社に直接確認される事を、強くお勧めします。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭