西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

今月8日の人形供養祭に向けて、人形等が連日続々と納められております

先月22日付の記事で御案内した通り、毎年3月恒例の神事「西野神社人形供養祭」は、本年については、新型コロナウイルス感染防止のため残念ながら一般の方々の御参列は御遠慮して戴く事となりましたが、神事そのものは、中止する事なく予定通り執り行います。

令和2年 合同人形供養祭について

 

というわけで、本年は3月8日・日曜日に人形供養祭を執り行うため、その人形供養祭で御供養(お焚上げに先立って清祓い)させて頂く事になる古い人形・ぬいぐるみ等が、受付(お預かり)を開始した先月15日以降、続々と当社に納められております。
人形供養祭当日まで受付しておりますので、神社に納めてお焚き上げして貰いたい人形・ぬいぐるみ等がある場合は、今月8日までに当社に直接お持ち戴くか、もしくはお送り下さい。宜しくお願い致します。

 

以下の写真はいずれも、ひな祭りの本日撮影した、今月の人形供養祭に向けて参集殿の祭壇等にずらっと並べられている各種人形類です。札幌市外・北海道外など遠方から郵送されてくるものも多く、人形供養祭当日までまだまだ増えそうです。

令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年 西野神社人形供養祭の準備

 

なお、当社に納められた人形・ぬいぐるみ等のうち燃える材質のものについては全て、人形供養祭を終えた当日中に、当社境内にある焼却炉(下の写真に写っている焼却炉)でお焚き上げします。毎年1月15日に行うどんど焼きの時のように、持ち主の方々御参列のもと屋外の斎場で野焼きする、という形でのお焚き上げではありませんが、神域にある専用の焼却炉で、清浄な忌火にて神職がお焚き上げさせて頂きます。
ちなみに、燃えない材質のもの(可燃物であっても燃やすと著しく黒煙を出すもの等も含む)については、人形供養祭を終えた後、お焚き上げ専門の業者さんにお焚き上げを委託しております。御了承下さい。

西野神社境内の焼却炉

 

なお、当社に人形・ぬいぐるみ等を納められた全ての方に、人形供養祭を終えた後、お焚き上げを終えた旨の報告を書面にて郵送させて頂いておりますが、受付の際に書いて戴いた氏名もしくは住所の一部が達筆過ぎて判読出来なかった場合、受付の際に書いて戴いた住所の一部が省略されていたり誤りがあった場合、その他の事情により、なかには、その文書が人形・ぬいぐるみ等の持ち主様に郵送されず「宛先不明」として神社に返送されてくる事も少なからずあります。
その場合(お焚き上げを終えた旨の報告が届いていないという場合)でも、当然お焚き上げは必ず行っておりますので、御理解の程宜しくお願い致します。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭