西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

最近は祝詞を作文する機会が多いです

昨今の社会状況(新型コロナウイルス感染拡大の影響)からそうなるのは当然なのですが、最近は平年のこの時期に比べると参拝者が少なく、御祈祷の件数も少ないです。先月下旬以降は、1日に1件も御祈祷の無い日が連続する事もあります。
そのため、ここ数日間はいつもよりも時間に余裕のある事が多く、そのため、当社の神職達はここ数日間、社殿での御祈祷や外祭などで普段使っている祝詞を書き直したり、新しい祝詞を新たにいくつも作文したりしています。

 

下の写真は、私が神社に持ってきて社務所の自分の机に常置しいている、私が個人で所有している、祝詞の教本や例文集などです。祝詞を作文する際、こういった例文集は大変参考になりますし、祝詞を特に作文するわけではない時でも、例文集はただ読むだけでも神職として大変勉強になります。

祝詞の教本や例文集(田頭所蔵)

 

下の写真は、社務所の本棚に常置されている、神社が所蔵している、祝詞の教本・例文集・関連書籍です。これらは当社の神職達が共同で使っている本で、祝詞作文の際には、私もこれらの本を参考にする事が多々あります。

祝詞の教本や例文集(神社所蔵)

 

下の写真は、社務所和室の引き出しの中に、折り畳んだ状態で大量に保管されている各種祝詞で、これらは全て宮司が自作した祝詞です。

引き出しに収納されている各種祝詞

神社によっては、大前(祝詞座の直ぐ前など)に、各祈願(願目毎)に対応した複数の祝詞を予め常置していて、それらの祝詞を大前に上がる神職が共用するという事例も少なくありませんが、当社の場合、原則として祝詞は共用せず、どの御祈祷に於いても斎主としてその御祈祷を執り行う本人がそれぞれ自作した祝詞を用いています。
そのため、当社神職達の中で最も神職経歴が長い宮司の場合、当然、自作の祝詞の数は他の当社神職達に比べて多くなります(実際にはこの引き出しの中には全部収納しきれず、他の場所にも分けた上で保管されています)。

 

祝詞作文の仕方は神職によって異なりますが、当社の場合、先ずは祝詞例文集などを参考にしながらパソコンで下書きを自作し、その下書きを見て奉書紙(祝詞専用氏)に墨書する、というやり方を採る神職が多いです。下の写真は、その下書き作成の様子です。ディスプレイとキーボードに間で広げられている本は、祝詞の例文集です。

西野神社 社務所(PC作業中)

 

下の写真は、実際に祝詞を書いているところです。手を洗い口も濯ぎ、心身を清めてから、心を籠めて墨書します。

西野神社 社務所(祝詞作文中)

 

下の写真は、私が書いたものではありませんが、書きかけの祝詞(これは神葬祭の祭詞であるため、厳密には祝詞ではありませんが)です。

祝詞作文

 

文責:西野神社権禰宜 田頭