西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う西野神社の対応(その5)

先ず以て、現在世界各国及び日本全国で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって亡くなられた方々の御霊が安らかならん事を、心よりお祈り申し上げます。
そして、同感染症に罹患し現在も治療を受けておられる方々や、同感染症の感染拡大によって生活に多大な影響を受けておらる皆様方に、心からお見舞い申し上げます。
当社神職一同、現在治療を受けて闘病されている方々の平癒と、同感染症が一日も早く鎮静化し全ての皆様方に平穏な日々が戻ります事を、日々大前にて、心より祈念申し上げております。

西野神社宮司

 

さて、皆様方も御承知のように、今月16日、安倍総理大臣は、これまでの7都府県に発令されていた「緊急事態宣言」を40道府県全てに拡大する事を決定し、翌7日から早速、法的な効力が生じました。
40都道府県の中でも、これまで同宣言の対象だった7都府県に北海道・茨城県・石川県・岐阜県・愛知県・京都府の6つの道府県を加えた13都道府県は、特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要があるとして、新たに「特定警戒都道府県」に指定されました。
なお、40道府県全てに拡大されたこの度の緊急事態宣言の対象期間は、状況次第では延長される可能性もありますが、現時点では、当初7都府県に発令されたと宣言同様、5月6日までとされています。

北海道新聞 号外

 

以下の鉤括弧(紫文字)内は、内閣官房の公式ホームページからの転載で、この緊急事態宣言の概要がまとめられています。

国民の皆様へ ~まん延を防止するために~
令和2年4月7日に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が行われました。

緊急事態宣言は、罰則を伴う外出禁止の措置や都市間の交通の遮断等、国外で行われている「ロックダウン」(都市封鎖)のような施策ではありません。
医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など生活の維持のために必要な外出は、自粛の対象となりません。
不要不急の外出及び「三つの密」[①密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、②密集場所(多くの人が密集している)、③密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)]が重なる状況を避けるようにし、自己への感染を回避するとともに、他人に感染させないよう徹底しましょう。
日常生活や職場では、人混みや近距離での会話、多数の者が集まり室内において大きな声を出すことや歌うこと、密接した状況で呼気が激しくなるような運動を行うことを避けましょう。
食料品等の買い物は可能ですので、買い占めの必要はありません。冷静な対応をお願いします。
不要不急の帰省や旅行など都道府県をまたいだ移動は控えましょう。
感染防止のためには、できる限り頻繁に石けんを使って手洗いして下さい。
咳をする際には、咳エチケットにより飛沫を飛ばさないようにし、室内の換気にも気を付けて下さい。

 

以上のような現状を踏まえて、当社では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止、一刻も早い鎮静化のため、また、参拝者や奉仕者の安全・健康保持のため、今まで以上にその対策を徹底していきます。

ただ、前出の緊急事態宣言の概要(内閣官房の公式ホームページからの転載)にも記されている通り、「屋外での運動や散歩など」は、生活の維持のために必要な外出とされ、自粛対象には含まれていません。健康維持や気分転換のため、神社の境内を散歩したいという氏子さんは当然いらっしゃる事でしょう。
また、必要で急を要する参拝(所謂「不要不急」ではない参拝)をしたいという方も、やはりいらっしゃる事でしょう。
そういった方々に対応するため、現時点では、当社は神社としての社務(御祈祷の執行、授与品の授与など)は今後も今まで通り継続する予定で、境内の完全閉鎖なども行わない予定です。参拝者同士、お互いに適切な距離を空けた上でお参りされるよう、お願い申し上げます。

勿論、政府が緊急事態宣言を出す程の、極めて深刻な状況である事は確かなので、境内や社殿内の清掃・消毒や、各所の換気などは、今まで以上に徹底していきます。

 

先月24日付の記事では、手水舎での手水の使用は現在御遠慮戴いている、という旨述べましたが、こちらの手水については、手水の自動化工事が終わったため、本日から皆様に再び御使用戴けるようになりました。

西野神社 手水舎 (手水自動化工事 施工後)
西野神社 手水舎 (手水自動化工事 施工後)

今までは、手水を使う度に、使う人が手水の栓を自身で開閉しなければならず、つまりその栓を必ず直に触る必要があったため、この御時世から暫く使用を御遠慮戴いていたのですが、今日からは、参拝者が手水舎に近づくとセンサーがそれを感知して自動で流水が流れ出し、そしてその場を離れると自動で流水が止るようになり、つまり不特定多数の人達が同じ箇所を直に触る必要が無くなり、更に、水盤(手水ばち)の底にも排水口が設けられて常に流水が排水されるようになり、今までのように止水が水盤に溜まったままになる事もなくなったため、衛生面がかなり改善されました。

但し、新型コロナウイルスが収束するまで、柄杓(ひしゃく)の使用は、今後も暫くの間は禁止させて頂きます。そのため、この手水を使う場合、当面の間は、
先ず、龍の口から出る流水を両手で受けながら、その水で両手を洗う
改めて両手で流水を受け、その水で口をすすぎ、すすいだ水は手水ばちの外に静かにはく
改めて両手で流水を受けながら、口をゆすいだ両手を洗う
という略式の作法で、御使用をお願い致します。なお、②の「口をすすぐ」については、時節柄、素手ですくった水を直接口に入れる事が気になるという場合、省略されても構いません。その場合は①の「両手を洗う」だけ行って下さい。

 

これは、店員とお客さんが直接接する事のないようコンビニのカウンターなどでも既に導入されていますが、新型コロナウイルス対策のため当社の授与所窓口の一部でも、窓口に詰める神職もしくは巫女と、参拝者が、直接接する事のないよう、一昨日から以下の写真のように「仕切り」となるビニール幕を垂らしています。

西野神社 授与所窓口 (新型コロナ対策仕様)
西野神社 授与所窓口 (新型コロナ対策仕様)

これに伴って、授与品の授受や金銭の受け渡しも、直接素手でお渡しするという形ではなく、授与品については折敷を、金銭についてはトレイを介して対応とさせて頂いております。御了承下さい。

 

社殿で執り行う御祈祷につきましては、新型コロナウイルスが収束するまで、平時(戌の日以外)は原則として、一回の御祈祷につき一家族だけ昇殿して戴いております。
当社の場合、お正月節分の時期を除くと、平時は御祈祷が少ないので(1件も御祈祷の無い日が2~3日連続する事もあります)、2組以上の御家族・御夫婦、2人以上の個人などが、同一時間帯に来られる事はそもそも多くないです。

西野神社で御祈祷する神職
西野神社で御祈祷を受ける参拝者

但し、戌の日と大安、もしくは戌の日と土曜日もしくは日曜日が重なる日などは、安産祈願の御祈祷を受けに多くの方々が来られます。
そういった日は、こういった御時世ですので当社としても可能な限り配慮はするのですが(拝殿の扉を全開して換気を徹底、マスク着用のお願いなど)、御祈祷を受けに来られる方々の御都合もあるため、戌の日についてはやむを得ず、同一時間帯に複数の御家族・御夫婦に昇殿して戴き御祈祷を執り行う事もあります。
その場合、それぞれの御家族同士、少なくとも2メートル(感染を防ぐために保つべき他者との適切な距離)は離れて座って戴き、また、同一時間帯に昇殿可能な御家族は最大4組までとさせて頂きます。
参拝に来られる皆様方の安全を確保するための措置ですので、何卒御理解・御協力の程お願い致します。

 

政府による緊急事態宣言の対象に北海道が含まれ、更に北海道は特定警戒都道府県にも指定された事で、北海道にも一気に緊張感が高まり、今後はより一層、危機意識を持たなければならなくなりました。新型コロナウィルス収束のため、北海道民全員が一丸となって、そして勿論、都道府県の垣根を超えて日本国民としても一致団結して、この非常事態に取り組みましょう!

 

文責:西野神社権禰宜 田頭