今日は「戌の日」であった事から、御夫婦揃って、もしくは御家族と共に、安産祈願の御祈祷を受けに来られた妊婦さんが多かったです。

過去にもこのブログで何度か述べた事がありますが、犬は、動物の中でも多産の割には特にお産が軽いため、昔から “安産の象徴” とされており、そのため犬にあやかってお産が軽く済むようにという願いから、「戌の日」(十二支の戌に当たる日)に神社で安産祈願の御祈祷を受けられる方が多く、妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に腹帯(岩田帯)を締めて母子の健康を祈願するという慣習は、全国的にも広く定着しております。
以下の写真2枚は、いずれも今日撮影したものではありませんが、当社での御祈祷のイメージ写真です。今日もこのような感じで、朝から夕方近くまで、安産祈願の御祈祷が続きました。


ただ、政府による緊急事態宣言や北海道知事による自粛要請が解除されたとはいえ、新型コロナウィルス感染症は依然としてまだ収束には至っていないため、当社では当面の間、一回の御祈祷で拝殿内に昇殿して戴けるのは4組(4家族)までと制限させて頂いております。

また、昇殿して御祈祷を受けられる方には、マスクの着用もお願いしております。もしマスクが無い場合は、社務所にてお1人様につき1枚、マスクを差し上げておりますので、御祈祷を受けに来られた方でマスクを家に忘れてきてしまったという方は、遠慮なくお申し出下さい。
なお拝殿内では、同じ御家族の方同士は間を空けずに直ぐ隣りに並んで座られて構いませんが(同じ家や部屋で毎日一緒に生活していたり、神社に来る際にも同じ車に同乗して来られて、それで神社に着いてから突然離れて座ってもほとんど意味ないですからね)、違う御家族同士は、極力離れて座って戴くよう御協力お願いしております。
同時昇殿が最大4組という制限は、それが可能な人数、つまり、感染を防ぐための適切な距離(2メートル)を屋内で保てる最大人数、という意味でもありますので、御不便をおかけ致しますが御理解の程お願い申し上げます。
