西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

本年の秋まつりに向けての準備

西野神社では毎年『敬老の日」の前の日曜日(9月の第3日曜日)』を例祭日としており、その例祭日と、例祭前日(宵宮)に当たる土曜日の2日間を、西野神社に於ける年間最大の行事「秋まつり」として挙行しております。
本年もその伝統と慣例を踏襲して、当社では今週末から2日間(令和2年9月19日から翌20日)に亘って、秋まつり(所謂 例大祭)を執り行います。

もっとも、7月11日付の記事で詳述した通り、新型コロナウイルス感染症の拡大を阻止する趣旨から、本年の西野神社秋まつりは、宵宮祭例祭の神事を執り行うだけで、神輿渡御泣き相撲などを含むその他の神事や、奉納行事、各種催し、露店の出店などは、実質全て中止となります。
とはいえ、秋まつりそのものが完全に中止となるわけではないため、秋まつりに向けての事前の準備や作業等は少なからず本年もあります。以下の写真4枚は、それら準備の様子です。

令和2年 秋まつりの準備(装束)
令和2年 秋まつりの準備(装束)
令和2年 秋まつりの準備(門帳・幟)
令和2年 秋まつりの準備(門帳の取り付け)

 

ちなみに、毎年秋まつり1週間前の日曜日には、秋まつりに先立つ斎戒(心身を祓い清める)として、全身に冷水を被る「禊祓行事」を斎行しておりますが、本年はその禊祓行事も中止となったため、今週は当社の神職それぞれが、神社の行事としてではなく個人的に、以下の写真2枚のように秋まつりに向けての斎戒(鳥船や鎮魂などの神道行法)を随時行なっております。

鳥船行事
神道行法の鎮魂行事

 

というわけで、秋まつりに向けて当然やるべき事はあるのですが、それでも例年に比べると、今年はやはり、どことなくのんびりとした、長閑な準備作業となっています…。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭