西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

情報番組のクイズコーナーの中で、お年玉の由来について説明しました

毎週月曜から金曜までの平日午後3時48分から7時までSTV札幌テレビ放送)で放送されている大型ローカルワイド番組「どさんこワイド179」の、昨日の放送回に、僅か1分程ですが当社が少しだけ登場しました。

どさんこワイド179

 

同番組のクイズコーナーで、お年玉の由来を問うクイズが出題され、出演者達がそれぞれ回答した後に正解VTRが放送されたのですが、そのVTR(数日前に当社で収録されたものです)の中で私が、神職の立場からお年玉の由来について簡単に説明させて頂きました。尺の関係から、本当に簡単にではありますが。

令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より
令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より

 

以下の画像はいずれも、その正解VTRから静止画としてキャプチャーしたものです。
お正月の神様である歳神様をお迎えする歳棚(神棚)にお供えした丸いお餅を、家長や年長の者が年下の家族などに配り、それを受けた者達は、歳神様の霊力・生命力が籠められたものとして有り難く戴いた、というのがそもそもの歳魂(年玉)であり、やがて、お米中心の経済からお金中心の経済へと社会構造が変換した事により、お年玉もお餅ではなくお金に変わっていきました、といった趣旨の説明をさせて頂きました。

令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より
令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より
令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より
令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より
令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より
令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より
令和2年12月25日放送 STVテレビ「どさんこワイド179」より

 

現代の日本は都市部に人口が集中していますが、かつての日本は大部分が農村であり、そしてそれらの農村では稲作が生活の中心であり、というよりも稲作は日々の生活そのものであり、稲作は神仏への信仰(五穀豊穣・農作業安全等の祈願、無事に収穫出来た事への感謝など)の基礎を成すものでもありました。
その稲作によって作られたお米、そしてお米から作られたお餅に、神秘的で特別な力が籠ると考えられたのは、極めて自然で当然の事だったのでしょう。
お餅だった「歳魂」が現金の「年玉」に変化した現在でも、年玉は親から子へ、年長者から若年者へと渡されており、与える物は変わってもこの形だけは今も変わらずに継承されています。

ちなみに、お年玉の由来を問う今回の出題、クイズとしては結構難易度が高かったようで、回答者の皆さん方は残念ながら全員が「不正解」でした。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭