西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

令和三年 人形供養祭の御案内

当社では毎年ひな祭り(3月3日)の次の日曜日に、慣例により「人形供養祭」という祭典名で、お焚上げに先立つ人形清祓の神事を斎行しており、今年は3月7日の午前11時から参集殿に於いて人形供養祭を執り行います。
「ひな祭り当日」ではなく、「ひな祭りの次の日曜日」に斎行するため、毎年飾っておられるひな人形をお納めになる方は、是非、来月のひな祭りの日には御自宅でそのひな人形をお飾りし、人形達と最後のお別れをされてから、当社へお納め下さい。

令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年3月 西野神社 人形供養祭

 

なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、所謂「密」となる状態を避けるため、昨年の人形供養祭同様 本年の人形供養祭も、神職のみでの斎行とし、皆様方の御参列(お立合い)は御遠慮して戴く事となりました。御参列を予定されていた方には申し訳ありませんが、御理解・御了承下さい。

 

お持ちの人形・ぬいぐるみ等を当社へお納めされる方は、今月15日から、人形供養祭当日(来月7日)までの間(時間は、平日・土日に関係なく毎日午前9時から午後4時半までの間)に、その人形・ぬいぐるみ等を当社の社務所までお持ち込み下さい。

遠方にお住みの場合や、その他の事情により直接当社まで持って来る事が困難な場合は、郵送でもお受けしておりますが、人形供養祭当日の3月7日を過ぎると原則として次のお預かり期間(5月1日から7月31日)までお預かりは出来なくなりますので、直接持って来られる場合でも郵送の場合でも、当該期間内にお納め下さいますようお願い致します。

西野神社 社務所玄関(人形供養受付)

 

【初穂料について】
初穂料はあくまでも「お気持ち」として納めて戴くものなので、厳密に金額を設定しているわけではありませんが、一応の目安として、「人形・ぬいぐるみ等の数や大きさに関係なく、45リットルのビニール袋1袋に収まる程度の量で3千円」を基準に納めて戴いております(人形が1体だけでも、あるいは何十体であっても、1袋に収まる量であれば3千円、という基準です)。
そして、45リットルのビニール袋2袋分以上になる場合は、1袋分増える毎に2千円ずつ加算させて頂いております。
ちなみに、「45リットルのビニール袋1袋分で3千円」「1袋分増える毎に2千円ずつ加算」というのは、あくまでも、45リットルのビニール袋に「もし」入れたとしたら、という仮定の話、換算の目安であり、人形・ぬいぐるみ等を必ず45リットルのビニール袋に入れてこなければいけないというわけではありません。実際には、紙袋、段ボール箱など、どういったものに入れて持って来られても大丈夫です。

 

【神社にお納め出来るもの】
人形やぬいぐるみ、それに類する物全般をお受け致します。
人形であれば、ひな人形五月人形市松人形博多人形フランス人形民芸品の人形こけし女児用玩具の人形アニメキャラやゲームキャラのフィギュア等、どのようなものでもお預かりしており、大きさ・数量や、材質は問いません。
ダルマお面羽子板や、人形の絵が描かれた掛け軸なども、「人形に類するもの」としてお預かり致します。
また、本来「人形に類するもの」とは言えないのですが、動物の剥製についても、慣例によりお預かりさせて頂いております。
但し、仏像や仏画などはお預かりしておりませんので、御了承下さい。仏像や仏画を納めたい方は、お寺さん、もしくはお焚き上げ業者さんに御相談下さい。

 

【なるべくなら御自分で処分されたほうが良いもの】
接着剤や金具等で直接人形に固定されている道具や、人形が手に持っていたり背負っていたり被っていたりする小道具などは、その人形と一緒に神社に納めて戴いて構いませんが、その他の道具、例えば、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段、ひな人形などの屏風、人形を梱包している箱などは、場合によってはお預かり出来ない事もあります。
一般に、段飾りのひな人形のセットなどには、人形以外にも豊富な数の道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、御家庭で通常に処分されても差し支えありません(気になるようであれば、塩をかけてお清めするなどした上で御処分下さい)。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭