当社境内にある「手水舎」は、毎年この時期恒例ですが今月より、平時(春夏秋)仕様から冬期仕様へと装いを改めました。
以下の写真2枚は、地下水による流水が常時使用可能な、平時仕様の手水舎です(但し以下の写真では、感染症対策のため、本来あるべき柄杓は撤去しております)。
西野神社の手水舎は、いつもは概ねこのような感じになっていて、24時間いつでも流水が利用可能になっています。
そして、以下の写真2枚が、冬期仕様となった現在の手水舎です。
凍結による管破損防止のため通水(地下水の汲み上げ)は止めており、使用出来なくなった手水の代替として、水鉢の上に「祓い串」という祓いの具(大麻を小型化したもの)を4本置いており、参拝者の方々には各自これで自祓い(自分自身をお祓いして清める)をして戴いております。
この祓い串の使用方法(自祓いの仕方)については、手水舎内にイラストで掲示しておりますので、冬期に当社へお参りに来られる方は御参照下さい。
以下の写真2枚は、上のイラストで説明されている手順に則って、実際に参拝者が手水舎にて拍手や自祓いをしている様子です。
ちなみに、手前に4本ある祓い串のほうではなく、その奥に奉安されている神籬(ひもろぎ)を「祓いの具」と勘違いし、それを手に執って自祓いされている方が稀におられるようですが、神籬は祓いの神様が宿られるものであり、お祓いに使う祭具ではありません。
また、この神籬は自然の松をそのまま使っているため、幹には松ヤニが付いており、持つとそのヤニが手に付着しますので(一回さっと水洗いした程度では落ちません)、神籬には触れないようお願い致します。