西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

本日は「戌の日」「大安」「神武天皇祭」「旧ひな祭」などが重なる吉日でした

そもそも動物は人間に比べるとお産が軽いですが、特に「犬」は、沢山の赤ちゃんを産む割にはお産がかなり軽いため、昔から “安産の象徴” とされており、そのため犬にあやかってお産が軽く済むようにという願いから、「戌の日」(十二支の戌に当たる日)を選んで安産祈願の御祈祷を受けに神社に来られる御夫婦・御家族は多いです。

その妊婦さんが妊娠5か月目に入った最初の戌の日に、腹帯(岩田帯)を締めて母子の健康を祈願する、という慣習は、全国的にも広く定着しております。
ちなみに、5は縁起が良いとされる数字である事に加え、妊娠5か月目は、一般に胎児が安定する時期であるともされている事に因るようです。

西野神社 創祀百二十周年記念碑

 

今日(4月3日)はその「戌の日」で、しかも「日曜日」や「大安」も重なる吉日であった事から、いつもの戌の日以上に安産祈願の御祈祷を受けに神社に来られる方々が多く、社殿では朝から夕方までずっと安産祈願の御祈祷(それ以外の御祈祷も一部ありましたが)が続きました。

以下の写真4枚は、いずれも今日撮られたものではありませんが、当社の社殿内で最近撮影された、安産祈願の御祈祷のイメージ写真です。
斎主(御祈祷を執行する神職)は、感染症対策に万全を期しながら粛々と御祈祷を執り行ない、大前にて「お子様が無事産まれ、出産の後も母子共々健康でありますように」という事を、祝詞(のりと)奏上という形で心より祈念致しました。

御祈祷での修祓
西野神社での御祈祷
御祈祷での祝詞奏上・拝礼
御祈祷での玉串拝礼



また、今日は大安の日曜日であった事から、当社の氏子区域内でも何件かの地鎮祭があり、そのうちの2件で私も斎主として奉仕させて頂きました。
ちなみに、地鎮祭というのは、建物新築工事の着工に先立って、その土地の神様に海の幸や山の幸などをお供えして着工の由を奉告し、併せてその工事の無事進行・竣工と、完成後もその土地・建物・構造物等が安全堅固である事を祈願する神事(建築儀礼)です。

以下の写真3枚はいずれも、その地鎮祭の現場に於いて撮影されたもので、このうち1枚目と2枚目の写真はどちらも今日の地鎮祭の祭典直前に撮られたものです。
3枚目の、神職がお祓いをしている写真は、過去の地鎮祭で撮影されたのもので、地鎮祭斎行中のイメージ写真としてここに貼付します。

地鎮祭
地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭



ところで、今日(4月3日)は、当社御祭神のうちの一柱である鵜草葺不合命様の御子であり、我が国の初代天皇であられる神武天皇様が、崩御された日、分かりやすく言うと「初代天皇の命日」とされる日でもあります。

そのため今日は、宮中の皇霊殿や、神武天皇を御祭神としてお祀りしている主要な神社(橿原神宮宮崎神宮など)では「神武天皇祭」が執り行われ、伊勢の神宮やその他の一部神社でも、「神武天皇祭」「神武天皇祭遥拝式」「畝傍山陵遥拝式」等の名で祭典が斎行されました。
私も今日は、橿原神宮畝傍山東北陵神武天皇陵)などが鎮座する橿原の地に向かって、当社大前を通して遥拝致しました。

ちなみに、私が、橿原神宮や同神宮に隣接する畝傍山東北陵をお参りしてきた時の様子、また、学生だった当時橿原神宮で助勤させて頂いた時の思い出などについては、以下の記事で紹介しております。興味のある方は、こちらも御一読下さい。
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2021/11/20/053000



ところで、ひな祭が3月3日である事は皆様も御存知の通りですが、旧暦では、本日(令和4年4月3日)がその3月3日に当たります。
そのため、暦の本には今日の日付欄に「旧ひな祭」と書かれているものもあり、神社によっては今日、ひな祭(上巳の節供)に関係する神事・行事を行っているところもあります。
以下の投稿は、奈良県奈良市に鎮座する春日大社で今日執り行われた上巳節供祭の様子です。

ちなみに、私が、春日大社をお参りしてきた時の様子(同大社の摂社である若宮神社の大前で執り行われた神前結婚式に媒酌人として参列した時の様子)や、学生だった当時、春日大社で助勤させて頂いた時の思い出などについては、以下の記事で紹介しております。興味のある方は、こちらも併せて御一読下さい。
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20160720

 

文責:西野神社権禰宜 田頭