西野神社では毎年『「敬老の日」の前の日曜日(9月の第3日曜日)』を例祭日としており、その例祭日と、例祭前日(宵宮)に当たる土曜日の2日間を、西野神社に於ける年間最大の行事「秋まつり」として挙行しております。
本年もその慣例を踏襲して、明日から2日間(令和4年9月17日から翌18日)に亘って、秋まつり(所謂 例大祭)が執り行われます。
ちなみに、インスタグラムの北海道神社庁札幌支部公式アカウントが令和4年9月16日現在アップしている「<札幌市内・近郊>秋の例大祭 開催情報!」と題されている投稿では、9月18日と翌19日の2日間が西野神社の本年の「例大祭」として紹介されておりますが、その情報は間違いですので御注意下さい。
本年の西野神社秋まつりでは、先ず神事としては、明日(17日)は宵宮祭や遷霊祭を執り行い、明後日(18日)は、例祭や、神輿渡御及びそれに伴う各御旅所での駐御祭、神輿渡御を終えた直後の還御祭、泣き相撲に先立つ境内土俵での修祓などを執り行います。
そして、境内での神振行事(奉納行事)や催物等としては、明日(17日)は、福井ばやしの奉納やジャズフェスティバルなどが行われ、明後日(18日)は、野菜果物販売、泣き相撲(赤ちゃん相撲)、古武術演舞奉納などが行われます。
以上の神事・神振行事・催物等が、斎行・奉納・開催される具体的な日時や場所等については、本年の秋まつりについての特設ページを御参照下さい。
地域の皆様方が毎年楽しみにされている演芸(民謡・演歌ショー)は、両日共に午後6時から儀式殿で開催されます。今年の演芸には、前回(令和元年)の演芸に引き続き、当地(西野)出身の演歌歌手 城山さとみさんが出演して下さいます。
また、境内の第2駐車場には、北海道街商協同組合による各種の露店も出店され(但し感染症対策のため出店数は例年の半分程になると聞いております)、明日はお昼頃から午後8時まで、明後日は午前9時頃から午後8時まで、それぞれ営業されます。
なお、7月6日付の記事や今月11日付の記事などで既に御案内の通り、神輿渡御のうち稚児行列巡行と子供神輿渡御、また、中学校新人相撲選手権大会、子供相撲大会、野点(お茶会)、渡御奉仕者(担ぎ神輿奉仕者)の直会、餅まきなどについては、本年の秋まつりでは中止となりますので御了承下さい。
コロナ禍を経て3年ぶりに本格的な秋まつりとして復活する、この度の秋まつりのため、当社の総代さん達や協力員の方々は、当社氏子区域内の各所を回って寄付金を募って下さったり、それぞれの担当に応じて精力的に各種の準備や作業をして下さいました。
また、当社の各崇敬会(西野神社萬燈保存会、西野神社神力會、西野神社敬神婦人会、西野神社氏子青年会皐月会)の会員さん達も様々な準備・練習・作業等をして下さり、西野神社関係者の皆様方が一丸となって、秋まつりに向けて数ヶ月前から着々と諸準備を進めて参りました。
日々の仕事や家事などで御多忙の中、しかも、感染症も完全には鎮静化しておらずその対策も毎日継続して必要な中、各種の準備を滞り無く進めて下さった皆様方には、本当に頭が下がります。改めて、この場を借りて関係の皆様方に感謝御礼申し上げます。
それら諸準備の最終日となる、秋まつり前日の今日は、午前9時に総代さん達や氏子青年会皐月会の会員さん達が神社に集合し、秋まつりに向けての最後の諸準備・確認などの作業を行って下さいました。
以下の写真3枚は、総代さん達や皐月会の会員さん達が、奉納提灯を吊り下げるための鉄パイプの櫓を組み立てたり、その櫓に各提灯を吊り下げて固定する等の作業をされている様子です。これらの作業は毎年、秋まつりの前日に行っております。
以下の写真3枚は、総代さん達が、木の板を組み合わせて掲示板を組み立てたり、その掲示板に、本年の秋まつりへの高額(5,000円以上)奉納者御芳名の一覧が記されている用紙を貼るなどされている様子です。
以下の写真2枚は、総代さん達、皐月会の会員さん達、当社の職員達が、神輿渡御の車列で使われる各トラックの荷台に載せるテントを組み立てている様子と、完成したそれらのテントです。
これらのテントが載せられる各トラックの荷台には、格衣を著けた総代さん達や萬燈保存会の会員さん達などがそれぞれ分乗します。勿論、トラックの荷台に人が乗った状態での走行は通常禁止されており、明後日は、警察署から条件付で特別に許可を得た上での荷台乗車・運転となります。
以下の写真2枚は、今回の秋まつりに当って殿内を、平時の “神前結婚式仕様” から、秋まつり時の “舞台仕様” に改めた、この時期にだけ見られる装いの儀式殿です。ジャズフェスティバルや演芸などでは、ここがステージとして使われます。
なお、これらの写真に写っている白い地面(いつもは青々とした芝生です)は、参拝者の安全確保のため、また、芝生が傷んだり蒸れたりするのを防ぐため等の事情から一面に敷き詰められた、網の目状の白色軟質マットです。このマットは、秋まつりが終わった後にまた撤去します。
以下の写真2枚は、明日の宵宮祭や明後日の例祭などで私達神職(斎主以下祭員)が着装する装束(正服や斎服など)の一部です。これらの装束は社務所2階の衣紋室に揃えられています。
明日・明後日の2日間は、いつもは利用可能な参拝者専用駐車場の一部が利用出来なくなるなどの制限が行われるため、当社に来られる皆様方には少なからず御不便をおかけする事になりますが(公共交通機関を利用されるか、車で来られる場合でもなるべく相乗り等の御協力をお願い致します)、各自で感染症対策(ソーシャル・ディスタンスを保つ、マスクを着用する、こまめな手洗いや手指の消毒をするなど)をされた上で是非西野神社へお越し下さい。