西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

立春

レガシー

今日は「立春」です。太陽の一回帰年を24等分した「二十四節気」では、立春の今日からが「春」で、今日から新しい一年が始まります。1月から2月にかけては、大正月(新暦の元日)、旧暦の正月、そして立春と、一年の始まりとされる日が続く時期でもあります。

毎年、立春の日のテレビニュースや新聞では、「暦の上では今日から春ですが、全国では相変わらず寒い日が続いております」とコメントされていますが、予想通り今年も、ニュースや新聞では全く同じコメントが出されていました(笑)。立春は、暦の上では春であっても、実際の季節感としては(特に北海道では)紛れもなく「真冬」で、今日も相変わらず寒かったです。この寒さは大陸から日本列島に寒気が南下しているためだそうで、引き続き明日もこの寒さが続くそうです。

今日は雪の降り方も激しく、朝、神社の駐車場にとめた私の車は、昼過ぎ頃には写真のように雪に埋もれていました。神社から家に帰るときに通る山道では、地吹雪のため前方の視界がほとんど確保できず、両手でしっかりとハンドルを握り、20〜30km程の速度でノロノロと運転しながら帰りました。一般道がこのような状況ですから、今日の道内は、JRや高速道路も運休や通行止めが相次ぎ、交通網の乱れはまだ続いているようです。

北海道の空の玄関口である新千歳空港では、2本ある滑走路の除雪が追いつかず、朝から1便も発着できない状態が夕方まで続き、空港は便を待つ人たちで大混雑となり、今日は、今シーズン最多の223便が欠航したとのことです。約80台の大型除雪車をフル稼働させ、隊列をなして懸命に除雪作業を続けた結果、午後5時半にやっと1本の滑走路が使用可能になったそうです。札幌市内の丘珠空港でも、今日は雪のため12便が欠航したそうです。

(田頭)