西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

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西野神社

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お正月セット

当社では例年通り、11月下旬から「お正月セット」と称する、年末年始恒例のおふだセットの頒布を始めています。
このセットは、毎年11月下旬から翌年1月7日までの約1ヶ月半の期間限定で、授与所の窓口にて頒布しており、初穂料は1600円となっております。

令和2年版 「お正月セット」紙袋

 

この「お正月セット」は、具体的には、以下の①〜⑥を一袋にまとめた、全6体のセットです。

神宮大麻(じんぐうたいま)
全国の神社が本宗と仰ぐ「伊勢の神宮」の中でも最も中心的なお宮である「内宮」のおふだで、日本人全員の総氏神様であり皇祖(皇室の祖先神)でもあられる天照大御神(あまてらすおおみかみ)様の御神霊が宿っておられるおふだです。

西野神社のおふだ
札幌市西区の西野・平和・福井地区にお住まいの方々にとっては氏神様、その他の地域にお住まいの方々にとっては崇敬神社に当たる、西野神社御祭神(豊玉姫命様、鵜草葺不合命様、譽田別命様)の御神霊が宿っておられるおふだです。

③ 歳神様(としがみさま)のおふだ
お正月の神様が宿られる絵札で、年末からお正月が終わるまでの期間(地域によって異なりますが、1月の7日もしくは15日までという解釈が多いです)にかけて、歳神様専用の棚、床の間、神棚のいずれかにお祀りします。昨今の住宅事情などから、現在は、神棚の直ぐ下に貼ってお祀りする御家庭が多いようです。

④ お宝夢見札
年の始めを縁起の良い初夢で迎えられるよう祈念されているおふだで、お正月の縁起物として知られる「宝船」の絵と、『なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな』という回文歌が書かれています。1月2日の夜に、このおふだを枕の下に敷いて御就寝下さい(他のおふだのように神棚にお祀りするおふだではありません)。

⑤ 新年(令和2年)版の暦の冊子
日々の生活に御活用下さい。

⑥ お正月案内のチラシ
西野神社の年末年始情報や、厄年・年祝・星厄の一覧などが載っています。

令和2年版 「お正月セット」内容

 

なお、の「お宝夢見札」は、良い初夢が見られるよう1月2日の夜に枕の下に敷くおふだである事から、3日以降は不要となるため、1月3日以降に頒布する「お正月セット」は、上記のセット内容6体からお宝夢見札を除いたバージョン(5体セット)となります。御了承下さい。

ちなみに、神宮大麻(標準サイズ)と西野神社のおふだのおふだは、単体では各800円で頒布しているため、この2体分だけでも合計すると1600円になりますから、その2体に加えて歳神様の絵札(単体では200円で頒布)、お宝夢見札(このセットのみで頒布)、暦の冊子(非売品)なども含まれて1600円のこのセットは、実はおふだをそれぞれ単体で受けるよりも “お得” という事になります。
年末もしくは年始に、御家庭でお祀りされている神棚のおふだを取り替える予定の方は、是非このセットをお受け下さい。

 

神宮大麻西野神社のおふだは、前述のようにそれぞれ単体でも頒布しておりますので、どちらか一方のおふだだけ受けたいという方は、勿論、単体でお受け戴く事も可能です。

神宮大麻と西野神社神札

下の写真は、数年前に作成された、神宮大麻西野神社のおふだの案内ポスターです。この写真はクリックすると拡大表示されるので、是非拡大の上御覧になって下さい。

ふたつでひとつ

 

下の写真は、当社神職による、この「お正月セット」の奉製作業の様子です。神聖なおふだを、神職が一体ずつ丁寧に、紙袋に詰めています。

「お正月セット」奉製作業

 

お正月セットの奉製は、基本的には神職が行いますが、年末年始に追加分を奉製する事がある時には、巫女にも手伝って貰う事があります。神職同様に巫女も、やはり丁寧に一体ずつ紙袋に詰めています。

「お正月セット」奉製作業

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

御朱印背景の絵柄が今日から「冬仕様」に変わります

早いもので、今日から遂に、当年最終月の12月に入りました!
さて、9月4日付の記事で詳述した通り、当社でお頒ちする御朱印は本年9月から、参拝者が御持参された御朱印帳に直接押印・墨書はせず、予め別紙に押印・印字した「紙朱印」をお渡しする形での対応とさせて頂いておりますが、その紙朱印の背景の絵柄が、本日 12月1日より「冬仕様」に変更されます。

 

下の写真は、昨日まで(9・10・11月)の「秋仕様」の紙朱印です。秋の象徴ともいえる紅葉の葉柄が描かれておりました。

西野神社 紙朱印(秋仕様)

 

そして下の写真が、今日から(12・1・2月)の「冬仕様」の紙朱印です。この写真ではやや暗く写っているのでちょっと分りづらいかもしれませんが、雪の結晶が描かれております。

西野神社 紙朱印(冬仕様)

 

十二支の朱印」についても同様に、今日より、「紅葉の葉」の秋仕様から「雪の結晶」の冬仕様へと変わります。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社 年末年始の御案内

平成31年 西野神社 初詣の様子

 

“光陰矢の如し” という言葉通り、早いもので11月も今日で最終日となり、令和の御代の幕開けとなった本年「令和元年」も、残すところあと一ヶ月となりました。愈々一月後には、どの神社にとっても例祭と共に年間最大の繁忙期である「年末年始」を迎える事になります。
以下は、当社に於けるこの度の年末年始の各種情報(参拝案内や、各行事の日時・受付時間等)をまとめたものです。年末年始に当社へお参りに来られる方は御参照下さい。宜しくお願い致します。



◆御参拝して戴ける時間

原則として境内は常に開放しており、いつでもどなたでも拝殿向拝から神様にお参りして戴く事が出来ます。

 

神社によっては御神門の開閉時間が決まっているため、境内の全域もしくは一部に立ち入る事の出来る時間が厳密に定められている事もありますが、西野神社の場合、御神門やそれに類する門塀等は無く、当社境内は常時開放されているため、早朝・日中・深夜などを問わず一年中、24時間いつでも、拝殿の向拝(天井から鈴緒が吊されていて、賽銭箱が置かれている、一般参拝者のための拝礼場所)から神様にお参りして戴く事が可能です。

年末年始も、特別な規制や制限は無く(日や時間帯によっては、初詣に来られた参拝者の方々の行列が出来、若干の待ち時間が発生する事はありますが)、いつも通り、いつでもどなたでも拝殿向拝まで進んで戴けます。
但し、拝殿内に昇殿して御祈祷を受けたり、社務所御朱印を拝受したり、授与所授与品等をお受けする場合などは、時間に制限があるため、次項以降で述べるそれぞれの所定時間内にお願い致します。

平成31年 西野神社 初詣の様子
平成27年正月 西野神社 境内の様子(拝殿前)

 

なお、当社の駐車場を御利用される方は、以下の記事を御参照下さい。どの駐車場も利用は無料ですが、いずれも神社専用駐車場なので、当然の事ながら当社への参拝者や当社へ御用のある方のみ御利用が可能で、それ以外の方は駐車出来ません。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20160107

公共交通機関(地下鉄やバスなど)で当社へと来られる方は、以下の記事を御参照下さい。年末年始は駐車場が大変混み合い、時間帯によっては、車で来られても直ぐには駐車場に入れない事もあるため、なるべく公共交通機関を御利用される事をお勧め致します。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20180509



◆御祈祷の受付・執行時間
社務所玄関にて受付し、社殿にて御祈祷を執り行います)

家内安全祈願、厄年厄祓、星厄祓い、八方除け、十三詣、年祝い(長寿報賽)、安産祈願、初宮詣、開運祈願、商売繁盛祈願、作業安全祈願、試験合格祈願、就職祈願、健康祈願、病気平癒祈願、良縁祈願、車祓い、心願成就祈願など、各種の御祈祷を執り行います。

 

【12月31日まで】 09:00~16:30

【1月1日】 00:00~01:30、10:00~16:30。 元日は09:00から歳旦祭が斎行され、その準備のための作業等もあるため、08:00や09:00頃に御祈祷を受けに来られても、その時間帯の御祈祷は行えません。また、例年、元日の午前中(10:00~正午頃)は大変混み合うため、元日午前中に御祈祷を受けられる方には多少お待ち戴く事もあります。御了承下さい。

【1月2日以降】 09:00~16:30

平成29年 西野神社の三が日(新年の御祈祷)
平成23年元旦 宮司による御祈祷

【備考】
例年、1月4・5両日の午前中は、会社・団体等の昇殿参拝(新年仕事始めの御祈祷)の予約が複数入るため、予約無しで御祈祷を受けに来られた方には、多少お待ち戴く事もあります。御了承下さい。

西野神社での御祈祷



御朱印が押印された紙朱印をお渡しする時間
(予め御朱印が押印された別紙を、社務所玄関にてお渡しする時間)

 

【12月31日まで】 09:00~16:30

【1月1日】 00:00~01:30、10:00~16:30

【1月2日以降】 09:00~16:30

御朱印を書いている様子

【備考】
当社では、本年8月までは、参拝者が御持参された御朱印帳に直接押印・墨書しておりましたが、9月からは、予め御朱印が押印された別紙をお渡しする形での対応に変更させて頂いておりますので、御了承下さい。この件に事情については、以下の記事を御参照下さい。
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/09/04/000000



◆授与所の窓口を開ける時間
(おふだ・お守り・破魔矢・縁起物等の各種授与品を頒布する時間)

 

【12月24日以前】 原則として10:00~17:00(但し、土日祝日や、参拝者が多い日などは、09:00から窓口を開けます)

【12月25~31日】 09:00~17:00

【1月1日】 00:00~21:00(この日については、左記の21時間、ずっと通して窓口を開けております)

【1月2日】 09:00~20:00

【1月3日】 09:00~19:00

【1月4~15日】 09:00~17:00

【1月16日以降】 原則として10:00~17:00(但し、土日祝日や、参拝者が多い日などは、09:00から窓口を開けます)

平成31年 西野神社 三が日の授与所
平成31年 西野神社 三が日の授与所

【みくじ所】
三が日(1月1~3日)については、授与所直ぐ隣の建物(普段は車庫として使っている建物)内に臨時に「みくじ所」を開設し、各種授与品のうち絵馬破魔矢干支縁起物については、おみくじと共にそのみくじ所で頒布致します。三が日にみくじ所を開ける時間は、授与所窓口を開ける時間(上記)と同一です。
なお、みくじ所が閉まっている時間や、授与所窓口前におみくじの各箱が並べられていない時間についてのおみくじの頒布は、おみくじの自動頒布機にて対応させて頂きます(自頒機は原則として24時間対応)。

平成31年 西野神社 元旦のみくじ所
平成31年 西野神社 三が日の境内



◆年末年始の祭事
(祭事によって斎行場所が異なるので、参列される方は御注意下さい)

 

【師走大祓式】 12月31日 15:00斎行(社殿

【除夜祭】 12月31日 22:00斎行(社殿)

歳旦祭 1月1日 09:00斎行(社殿)

【古神札焼納祭】 1月15日 10:00斎行(土俵前)

どんど焼き 1月15日 10:30~16:30(土俵前)

平成30年 西野神社 師走大祓式
平成31年 西野神社 歳旦祭

【備考】
師走大祓式、古神札焼納祭、どんど焼きには、予約無しでどなたでも参列する事が出来ます。師走大祓式の詳細については、以下の記事を御参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20161231

古神札焼納祭と、どんど焼きの詳細については、以下の記事を御参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20180115

平成30年 西野神社 古神札焼納祭



◆しめ縄・しめ飾り・各種正月飾りの頒布
(第一駐車場内のプレハブで頒布致します)

 

【12月25~31日】 09:00~17:00(原則として、この日時以外では行いません)

「しめ縄・しめ飾り」の幟

【備考】
昨年は12月23日から頒布を始めていましたが、本年は12月25日から頒布を開始します。また、昨年までは授与所の一画(一番本殿側の窓口)で頒布しておりましたが、本年からは、第一駐車場の一画に仮設されるプレハブ小屋にて頒布致します。例年とは頒布場所が変更になりますので御注意下さい。



◆古いしめ縄・しめ飾り等のお預かり
どんど焼きでお焚き上げする物を西野神社に納める事が出来る日時)

 

【1月6日まで】 お預かりしておりません。但し、おふだ・お守りのみ、授与所窓口もしくは社務所玄関にてお預かり致します。

【1月7~14日まで】 09:00~16:30。 本年までは毎年、社務所隣の建物(昨年までは神楽殿、今年のみ、神楽殿跡に建設中だった儀式殿)内に開設される「納め所」でお預かりしておりましたが、来年(平成2年)は、第一駐車場の一画に仮設されるプレハブ小屋が「納め所」となります。そのため、来年開設される「納め所」は、例年(以下の写真2枚)とは異なる状態になります。例年とは「納め所」の場所も変わりますので御注意下さい。

【1月15日】 09:00~16:30。 土俵横に開設するどんど焼きの斎場にてお預かり致します。

【1月16日以降】 再来年(平成3年)の1月7日までは原則としてお預かり出来ません。但し、おふだ・お守りのみ、これ以降も授与所窓口もしくは社務所玄関にてお預かり致します。

納め所(神楽殿)
令和元年 西野神社臨時「納め所」

【備考】
西野神社からはやや距離がある西野中立地区にお住まいの氏子さん達の便宜を図るため、どんど焼き当日(1月15日)の09:00~12:00の間のみ、中立地区にある西野福祉会館でもお預かりします。12:00以降はお預かり出来ませんでの御注意下さい。
なお、当社に納める事が出来るもの(境内でお焚き上げ出来るもの)と、納める事が出来ないもの(当社ではお預かりを断らせて頂くもの)の、それぞれの具体的な内容・内訳については、以下の記事を御参照下さい。
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20190107



◆甘酒のサービス
(元日とどんど焼きの日、第一駐車場内のプレハブでサービス致します)

 

【1月1日】 00:00~06:30。 今年までは授与所の一画(以下の2枚の写真のうち1枚目の場所)で甘酒のサービスを行っていましたが、来年は、第一駐車場の一画に仮設されるプレハブ小屋で行います。

【1月15日】 10:30頃から甘酒が無くなるまで。 今年までは土俵傍に仮設されるテント(以下の2枚の写真のうち2枚目の場所)で甘酒のサービスを行っていましたが、来年は、第一駐車場の一画に仮設されるプレハブ小屋で行います。

西野神社授与所での甘酒サービス
平成30年 西野神社 どんど焼き



◆境内のお手洗い
(授与所にあるトイレを御利用下さい)

 

当社境内には、社務所内と授与所内の2ヶ所にトイレがあるのですが、社務所のトイレはスペースが広くはなく、また、年始は社務所玄関も大変混雑するので、原則として社務所のトイレは御祈祷を受ける来られる方や御朱印を拝受する方など、最初から社務所に用事がある方のみに御案内しており、それ以外の方には、授与所のトイレを御案内しております。

授与所内のトイレは、通路で屋外と直結されているため靴を履いたまま御利用戴けます。授与所窓口の直ぐ左隣のドア(ドアの上に「お手洗い」の表示があります)を開けてお入り下さい。
但し、トイレが使用可能な時間は、授与所の窓口を開けている時間帯(「◆授与所の窓口を開ける時間」の項を御参照下さい)のみです。

授与所トイレ
授与所トイレ



◆年末年始に毎年よく質問されること

 

【神棚のお祀りの仕方、おふだの並べ方を教えてほしい】
以下の各ページにその回答が記されておりますので、これらのページを御参照下さい。
http://nishinojinja.or.jp/sub1/sub1-2.html
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20051004
https://hokkaidojinjacho.jp/ritual-dwelling/qa-03/

 

【本年身内に不幸があった場合、新年に神社で初詣したり、神社からおふだを受けたりしても良いのか】
以下の各ページにその回答が記されておりますので、これらのページを御参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20060302
https://hokkaidojinjacho.jp/ritual-dwelling/qa-13/

 

どんど焼きはいつ行うのか、具体的にどのような物を納める事が出来るのか】
どんど焼きの日時については前出の通りですが、更に詳しい事は、以下のページを御参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20190107

 

【人形やぬいぐるみなどは預かってくれるのか、人形供養祭はいつ行うのか】
毎年、その年の最初の「人形供養祭」は、3月3日の次の日曜日に行っており、来年(平成2年)の場合は、3月8日がその日に当たります。
3月の人形供養祭で、供養(お焚き上げに先立つ清祓いと人形への感謝奉告)をする人形・ぬいぐるみ等のお預かり期間は、毎年、2月15日から供養祭当日までとしており、つまり来年の場合は、2月15日から3月8日までの間が、当社にて人形等をお預かりさせて頂く期間となります。その期間内に、当社へと人形等をお持ち戴くか、もしくは、当社へと郵送して下さい。
その期間以前はお預かりしておらず、どんど焼きでも、人形等はお預かりしておりません。その期間以後については、5?7月にかけて、また人形のお預かりを再開します。 昨年3月の人形供養祭については、以下の各記事を御参照下さい。但し、これらはいずれも本年3月の人形供養祭についての記事であり、記事中の供養祭斎行日付(3月4日)などは来年とは異なっておりますので御注意下さい。
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/02/15/000000
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/03/10/190000

 

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

フィギュアに霊魂は宿るのか? ボーカロイドキャラクターに霊魂は宿っているのか?

恐らく、昨年5月18日にこのブログにアップした「フィギュア供養」と題した記事を読まれて当社に問い合わされたのではないかと推察しますが、先日、「ボーカロイドのキャラクターに霊魂は宿るのか」というテーマで卒業論文を執筆中という学生さんから、メールと電話で、その件に関してのインタビューを受けました。

デロリアンと雪ミク

なかなか興味深いテーマだったので、以下に、それらの質問と、それに対しての私の考えをまとめてみます。但しこれはあくまでも、全国に2万5千人以上いるとされる神職達の中でも末端の一神職に過ぎない私の個人的の見解であり、西野神社としての公式見解ではありませんし、ましてや、「現在の神社界では、多くの神職達がこのように考えている」というものでもありませんので、その点は予め御承知おき下さい。

西野神社に納められた各種フィギュア

 

① なぜ、人形供養に加え、フィギュア供養を始めたのか

過去の記事でも述べた通り、当社の人形供養祭では、ぬいぐるみ、ひな人形、五月人形、市松人形、フランス人形、博多人形など、いろいろな人形をお預かりしており、フィギュアについても、それら人形の様々なジャンルのひとつとしてお預かりしております。
ですから、通常の「人形供養祭」とは別に、「フィギュア供養祭」というものを行っているわけではなく、当社に於いてはフィギュアとその他の人形を特に区別はしておりません。

ボーカロイドキャラクターやアニメキャラクターのフィギュアについては、毎年3月に斎行する合同の人形供養祭でまとめて納められる事がある、という程度で、現状では、3月以外の時期にそれらが納められる事は然程多くありません。

 

② 人形やフィギュアに霊魂は宿っているのか

神道では、草木や小石など小さな物から、山や海、国土など大変大きなものに至るまで、あらゆるもの(それは自然物とは限りません)に神霊や霊威が宿っていると捉えており、当然、人形やフィギュアなどにも、何らかの霊的なものが宿っていると解します。
ましてや、平成18年2月26日付の記事で述べたように人形は歴史的にも、元々呪術性の高い宗教的な呪具でありましたし、それに、もし人形に霊的なものが全く宿っていないのだとしたら、根本的な問題として、そもそも当社の人形供養祭は一体何のためにやっているのか、人形供養祭で奏上される「祭詞」やお供えされる「」は一体どこの誰に対してのものなのか、という事になります。
勿論それらは、人形やフィギュアに何らかの霊的なものが宿っているという確信がある、もしくはその可能性を信じているからこそ、成立し得るのです。

なお、前出の「祭詞」というのは、神職などが神霊に対して奏上する、祝詞に類するもので、厳密にいうとそうとは限らないのですがざっくり言うと、平安時代の古い日本語で作文されている詞(ことば)です。
その「祭詞」を人形やフィギュアに奏上したところで、そもそも人形やフィギュア(に宿っているであろう霊的なもの)は、古語である祭詞の内容を本当に理解してくれるのか、もし理解してくれないのであれば祭詞を奏上する意味はあるのか、という点についての私の見解は、平成18年8月26日付の記事で述べた通りなので、興味のある方はそちらの記事も御一読下さい。

 

ボーカロイドキャラクターに霊魂は宿っているのか

これは、ちょっと難しい問題ですね。
例えば、平成24年3月9日付の記事では、ボーカロイドキャラクターの中で最も知名度が高く代表的な存在であり当地(札幌)生まれのバーチャルアイドルでもある「初音ミク」を紹介しましたが、その初音ミクのフィギュアが、所謂「供養」のため神社に納められた事があります。
しかしそれはあくまでも、初音ミクを立体化した “フィギュア” という造形物に対してその持ち主が何らかの霊性を感じた事から神社に納められたのであり、初音ミクというキャラクターそのものに霊魂が宿っているという意味とは同一ではないはずです。

では、仮想空間を生きるボーカロイドキャラクターに霊魂は宿っていないのでしょうか。こういった回答をすると「まるで禅問答のような答え方で(←こういった例えをすると、禅僧の方々からは怒られてしまうかもしれませんが)、結局どっちなんだかよく分らん」と突っ込まれてしまいそうですが、この問いに対する私の見解は、「霊魂が宿っていると感じている人にとっては宿っているし、宿っていないと感じている人にとっては宿っていない」です。
「何だそれは。どっちつかずで逃げているな!」と言われてしまいそうですが(笑)、私としては、「これはもう当人のお気持ちの問題なので、そこはあえて明確にすべきではない」というスタンスです。

ところで、実在の人物ではないという意味では、これはボーカロイドキャラクターだけではなく、マンガやアニメなどのキャラクターにも全く同じ事がいえますよね。
いずれも古い事例で恐縮ですが、「あしたのジョー」の力石徹、「六神合体ゴッドマーズ」のマーグ、「機動戦士ガンダム」のガルマ・ザビ、「タッチ」の上杉和也、「北斗の拳」のラオウ、「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーなどは、いずれもマンガやアニメの作中で死亡した架空の人物ですが、キャラクターに絶大な人気があった故に、現実世界に於いてもそれなりの規模で葬儀が執り行われており(実際に寺院で執り行われたり、寺院ではなくイベント会場で行われた場合でも、僧侶による読経があったりしたそうです)、こういった事例は、霊魂の問題を考える上では個人的にとても興味深いです。

ちなみに、鎌倉幕府第3代執権の北条泰時が定めた武家法「御成敗式目」の第一条には、『神は人の敬により威を増し 人は神の徳によりて運を添ふ』という、私達神道人にはお馴染みの文言があり、これは現代語に意訳すると、『神は人から敬われることによって霊験があらたかになって益々その威力を発揮するようになり、また人は、神を敬うことによって、より良い運を与えられる』という意味です。
御成敗式目のこの文言を、そのままボーカロイドやアニメのキャラクターに当てはめて考えるのはさすがに無理がありますが、しかし、ボーカロイドやアニメなど架空世界の人物にも霊魂が宿っていると仮定するなら、多くのファンが(例えば前述のように現実に葬儀を執り行う程)熱烈に支持したり、尊崇したりする事などによって、キャラクターの側もその思いを受けて更に “霊威が高まっていく” という可能性は否定出来ないと思います。
だからといって、それが高じるとそのキャラクターが本格的な “信仰の対象” へとまで昇華していくようになる、とまでは思いませんが。

 

④ フィギュアを持ってくる方々は、フィギュアをどのように捉えているのか(たとえば、生きている人間と同様に扱っているかなど)

もし持ち主の方が、フィギュアを単なるモノと考えいるのであれば、「ゴミとして普通に処分する」「そのフィギュアに理解を示してくれる他の人に譲る」「リサイクルショップへ売に行く」「ネットオークションに出品する」などするでしょうから、それ以外の選択肢(しかも宗教的な選択肢)である「神社に納める」をあえて選択したという事は、やはり単なるモノとしては捉えていない証左でしょう。
しかし、フィギュアを「生きている人間と同様に扱っている」のかといえば、そこまでの事例は、私はまだ見た事がありません。あくまでも私が見た事がないだけで、現実にそういった事例が有るという可能性は勿論ありますが。

ただ、ボーカロイドやアニメなどのキャラクターのフィギュアではありませんが、人間の幼児を模った、ほぼ等身大のリアルな造形の人形などは、たまに、大きなダンボール箱の中に、タオルにくるまれた状態で丁寧に納められる事があり(そのダンボール箱の中に、人形へのお供え物としていくつものお菓子が同梱されている事もあります)、そういった時は、そのダンボール箱がまるで “棺桶” のようにも見え、持ち主の方の深い思いを感じます。

昨年、30代の公務員の男性が、現実世界に於いて初音ミクと結婚式を挙げ、ネットニュースやテレビのワイドショー番組などでも大きく取り上げられて話題になりましたが、そういった事例(二次元キャラクターを生きている人間と同様に扱う事)が増えれば、今後は「自分の愛する二次元キャラクターの立体物であるそのフィギュアを、生きている人間同様に扱う」という事も、増えてくるだろうと思います。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

大嘗祭当日の今日、当社では新嘗祭が執り行われました

9月24日付の記事昨日の記事で詳述した通り、多くの神社では昨日(14日)もしくは今日(15日)のいずれかに、神社本庁からの通達第八号(令和元年七月十九日付・神社本庁総長名・都道府県神社庁長宛)でいうところの「大嘗祭当日神社に於て行ふ祭祀」が執り行われ、当社でも、本日の午前11時から同趣旨の大祭が執り行われました。
この大祭は、「大嘗祭当日祭」「大嘗祭奉祝祭」「大嘗祭当日奉告祭」などの祭典名で斎行した神社が多かったようですが、当社の場合は、諸般の事情により例年通りの名称「新嘗祭」となりました。但し、今上陛下の御即位に伴う大嘗宮での「大嘗祭」に合わせた、令和の大御代にただ一度だけの “特別な新嘗祭” として、例年の新嘗祭以上の重儀として極めて厳粛に執り行われ、平年の西野神社新嘗祭では行われない神社本庁幣帛の献幣なども行われました。

 

以下の写真3枚は、その新嘗祭当日の今朝撮影した、当社境内の雪景色です。天候や気温が今後も例年通り推移するなら、このまま根雪(春先まで融けない長期積雪)にはならず、一旦これらの雪は全て融けて無くなると思いますが、それにしても、昨夜から降り続いた雪により境内は一気に冬景色になりました。

令和元年 新嘗祭の日の西野神社境内
令和元年 新嘗祭の日の西野神社境内
令和元年 新嘗祭の日の西野神社境内

 

新嘗祭に先立って午前9時半からは、参集殿にて総代会の定例会議が開かれました(この会議は、いつもは平年の新嘗祭の日である11月23日に開催されています)。
今回の会議では、本年9月に行われた秋まつりの関連報告や、どの神社にとっても例祭時期と並んで年間最大の繁忙期となる年末年始の事業計画(来年1月15日のどんど焼きやその準備等も含む)についてなどの協議・確認などが行われました。

令和元年 新嘗祭の日の総代会
令和元年 新嘗祭の日の総代会
令和元年 新嘗祭の日の総代会

 

そして、総代会による会議が閉会した後、午前11時からは社殿に於いて、令和元年中では当社最後の大祭となる「新嘗祭」が執り行われました(中祭は来月も執り行われますが、当社での大祭は、本年中ではこれが最後です)。

今日の西野神社新嘗祭には、例年同様、松澤神職(ほぼ2年前の一昨年12月に当社を定年退職されて以降は、非常勤の神職として時々助勤して戴いております)が親族の方々と一緒に当別町にある水田で自作し収穫された稲穂・精米や、江別市にある北海道神社庁札幌支部神饌田で収穫された稲穂などが、大前に奉献されました。
ちなみに、札幌支部神饌田で収穫された稲穂は、毎年、当社を含む札幌支部管内の全神社に奉献されています。

平成30年 西野神社新嘗祭の奉献物
令和元年 新嘗祭に奉納された稲穂

 

以下の写真はいずれも、今日の新嘗祭中に撮影された、同祭が斎行されている様子です。宮司による祝詞奏上の後は、例年通り、神社本庁制定祭祀舞のひとつである朝日舞演舞奉納も行われました。

令和元年 大嘗祭の日に斎行された西野神社新嘗祭
令和元年 大嘗祭の日に斎行された西野神社新嘗祭
令和元年 大嘗祭の日に斎行された西野神社新嘗祭
令和元年 大嘗祭の日に斎行された西野神社新嘗祭
令和元年 大嘗祭の日に斎行された西野神社新嘗祭

なお、前述のように今日の西野神社新嘗祭では、例年の新嘗祭では行われない神社本庁幣帛の献幣が行わましたが、この本庁幣は、先月3日に北海道神社庁庁舎内に鎮座する神殿で斎行された「神宮大麻・暦頒布始奉告祭 並びに神社庁災害対策本部解散奉告祭」に於いて、庁長から、神宮大麻や暦と共に各支部長に渡され、その後、各支部長からそれぞれの支部管内に鎮座する各神社へと配られたものです。

 

そして、新嘗祭の後、午前11時45分頃からは参集殿で、昼食を兼ねた直会(なおらい)が開かれました。
この直会では、下の写真に写っている、滋賀県の御神酒謹醸蔵で作られた、大嘗祭当日に神社で行われる祭典専用の御神酒を大前よりお下げして、出席して下さった皆様方にお分かちしました。例年の新嘗祭では、新嘗祭専用の御神酒を大前にお供えし、その後皆様にお分かちしており、今回のような大嘗祭当日の祭典専用御神酒は、大嘗祭が行われる年にしか作られないため、大変珍しいお酒といえます。

大嘗祭専用の御神酒

直会に出席された皆様方は、宮中で令和の大嘗祭が斎行されました事を祝して先ず全員で乾杯し、その後、御神酒やその他のお酒、ソフトドリンク等を飲みながら、大いに懇親を深めておられました。

令和元年 新嘗祭直会
令和元年 新嘗祭直会
令和元年 新嘗祭直会

 

今日の総代会の会議と、新嘗祭やその直会の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の令和元年11月「総代会々議、新嘗祭直会」のページ(以下のURL)にも多数掲載させて頂きましたので、宜しければこちらも御覧下さい。

https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R011115%20%E6%96%B0%E5%98%97%E7%A5%AD/?sort=old

 

文責:西野神社権禰宜 田頭