西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

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西野神社

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お正月行事の最後を締め括る「どんど焼き」が執り行われました

元日である1月1日を「大正月」と云うのに対して、1月15日である本日は「小正月」と云われ、諸説ありますが小正月は “この日を以てお正月の期間が終わる日” と解釈される事も少なくありません。

1月15日は、「小正月」以外にも、「望正月」「二番正月」「女正月」「花正月」「返り正月」「戻り正月」など全国各地で様々な異称があるのですが、その小正月の今日、当社では午前10時から、元旦から始まった一連のお正月行事の最後を締め括る恒例神事として、「古神札焼納祭」と「どんど焼き」が、ほぼ例年通りの形で粛々と執り行われました。
但し、例年どんど焼きの日に実施し皆様方から御好評を戴いている甘酒サービスについては、感染症対策の一環でこの度は中止とさせて頂きました。

令和3年1月上旬 西野神社 納め所
令和3年 西野神社 古神札焼納祭(準備中)

 

どんど焼きとは、年末から松の内(全国的には、元日から1月7日まで、もしくは元日から1月15日までの間を松の内と云う事が多いようです)にかけてそれぞれの家や、会社・事務所・お店等で飾られたお正月の飾り物(注連縄・注連飾り・門松・その他)、おふだ・お守り・破魔矢などを、神社の境内に設けられた斎場、もしくは刈り取った後の田んぼなどで、清浄な忌火(御神火)によって焼納する神事(火祭り)の事です。
お正月の神様である歳神様や、それぞれの納め物に宿られている御神霊に、焚き上がる炎や舞い上がる煙と共に天へと還って戴き、併せて参列者やその御家族の当年の無病息災を祈る、全国的に広く行われている小正月恒例の伝統的な行事でもあります。

どんど焼きは、地域によっては「とんど焼き」「どんと焼き」「どんどん焼き」「左義長(さぎちょう)」「三九郎焼き」「サイト」「サイトヤキ」「サイトバライ」などと称され、その呼び名は様々です。
「どんど」や「とんど」などの語源は、はっきりとした事は不明なのですが、宮中の年中行事のひとつであった「三毬打(さぎちょう)」で、竹を燃やしている時の囃し詞「尊うどや」が由来、という説もあります。

なお当社では、忌火の点火前に、これよりどんど焼きを行う事を神様に奉告申し上げる「古神札焼納祭」を斎行しますが、この祭典についても、「どんど祭」「古神札焚上式」「鎮火祭」「左義長祭」など、地域によって名称が異なります。

令和3年 西野神社 古神札焼納祭(準備中)

 

以下の写真3枚はいずれも、第二駐車場出入口付近(土俵横)に舗設された斎場で本日午前10時から斎行された、本年の古神札焼納祭の様子です。
この祭典は屋外で執り行われるため、所謂「三密」のうちの「密閉」という状況にはそもそもなり得ませんが、それでも感染症対策を強く意識して、斎主・祭員の2名以外は全員マスクを付けた上での斎行となりました。

令和3年 西野神社 古神札焼納祭
令和3年 西野神社 古神札焼納祭
令和3年 西野神社 古神札焼納祭

 

以下の写真4枚はいずれも、古神札焼納祭に引き続き午前10時半頃から始まった、本年のどんど焼きの様子です。
今月7日から昨日までの8日間に亘って開設された臨時の「納め所」でお預かりしてきた納め物(お正月の飾り物や、神社のおふだ・お守り等)が、注連縄で張り巡らされた結界の内側に積み上げられ、古神札焼納祭の終わりに総代長によってそれらに忌火が点火されました。

令和3年 西野神社 古神札焼納祭
令和3年 西野神社 どんど焼き
令和3年 西野神社 どんど焼き
令和3年 西野神社 どんど焼き

忌火を完全に消火する午後4時半まで、総代さん達が交替しながらここでずっと燃やし続けて下さいました。

ちなみに、全国には、どんど焼きの火に当たると若返るとか、どんど焼きの煙を浴びると1年間健康に過ごせるとか、どんど焼きの火で焼いたお餅を食べると1年間病気をしないとか、どんど焼きの燃えさしの木切れを家の周りに刺しておくと虫除けになるとか、その燃えさしを天井に吊るしておくと火事にならないとか、どんど焼きの灰を家に持ち帰ると火事や盗難に遭わないなど、いろいろな言い伝えがあります。

 

また今日は、当社氏子区域内でも特に西野神社とは距離が離れている西野中立地区にお住まいの氏子さん達の便宜を図るため、同地区にある西野福祉会館(西野3条2丁目)の敷地でも、例年通り午前11時半から古神札焼納祭が斎行されました。

令和3年 西野福祉会館 古神札焼納祭

西野福祉会館で集められた納め物(上の写真では軽トラックの荷台に積まれています)は全て、この日の正午頃に西野神社へと運ばれ、当社境内の斎場で焼納されました。

 

なお、今日のどんど焼きの様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の令和3年1月「古神札焼納祭・どんど焼き」のページ(以下のURL)にも多数アップしておりますので、こちらも是非御覧下さい。
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R030115%20%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%A9%E7%84%BC/?sort=old

 

本日を以て、西野神社での本年のお正月関連の行事は全て終了し、まだ若干の片付け作業などは残っていますが一応明日から、当社はほぼ完全に平時の態勢へと戻る事になります。
本年のお正月に当社で奉仕・助勤して下さった皆様方、御協力戴きました関係者の方々、お疲れ様でした!

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社で頒布している各種お守りの写真

以下の写真2枚は、最新のお守り(授与品の奉製会社から最近当社に納品され、当社の大前にて遷霊願い申し上げたばかりの各種お守り)等が窓口にズラっと並べられている、この時期(1月上旬)の当社授与所の様子です。

令和3年1月上旬 西野神社 授与所
令和3年1月上旬 西野神社 授与所

西野神社のお守りは、原則として毎日午前9時から午後5時まで(但し三が日秋まつり期間などは更に時間を延長します)、この窓口で氏子・崇敬者の皆様方に授与させて頂いております。

 

当社で頒布しているお守りの種類は、後述するように数え方にもよって変わるため正確な実数は不明ですが、およそ400種類あります。
西日本の某所に鎮座する、授与品の種類が日本一と云われている神社さんでは、800種類以上もの授与品を扱っているそうなので、全国的にみると、当社よりも更に多くの種類の授与品を扱っている神社は確実にあるのですが、それでも、当社も授与品の種類の多さは全国有数(恐らく北海道内の神社では最多)であると推測されます。

但し約400種類というこの数は、その数え方や分類の仕方によってもかなり変動し、例えば、全く同じ大きさ・形・デザインのお守りでも、赤・青・黄の3色があるものや、十二支別に12種類あるもの等、数え方を更に細分化し、また、お守り以外のもの(各種のおふだや、十二支に因んだ土鈴などの各種縁起物、約20種類あるおみくじなど)も加えると、現在西野神社で頒布している授与品は、PCの在庫管理ソフトで確認する限り、登録上は500種類を超えます。
たまに「どうして西野神社はこんなにお守りの種類が多いのですか?」と訊かれる事がありますが、それに対しての明確な理由はないのですが、あえて答えるなら、「あのお守りが欲しい、とか、こういったお守りはないのですか、といった参拝者からの要望に応えているうちに、長い時間をかけてどんどん増えていった」という感じです。

以下の写真5枚は、先月下旬に撮影された、当社授与所の窓口にズラっと並べられている授与品です。全てではありませんが、これらの写真に写っている授与品が、先月(令和2年12月)の時点で当社にて頒布しているお守りの概ね全てです。吉祥来福勾玉守 七夕守など、期間限定授与のお守りは含まれておりませんが。
これら5枚の写真は、いずれもクリックすると拡大表示されますので、是非拡大表示させて御覧下さい

令和2年末 西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
令和2年末 西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
令和2年末 西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
令和2年末 西野神社 授与所窓口に並べてある各種授与品
令和2年末の西野神社 授与所窓口

なお、上の5枚の写真に写っている授与品の大半はお守りで(一部お守り以外の授与品も含まれていますが)、お守り以外の授与品、例えば絵馬破魔矢・熊手・その他縁起物・おみくじなどは、これらの写真にはほとんど写っていません。写真に写っていないそれらの授与品については、当社ホームページを御参照下さい。

 

西野神社の授与品の種類が非常に豊富である事は、有り難い事に近年、広く知られるようになってきており、当社の授与品を受けるため遠方から来られる方は年々増えております。
昨年はコロナ禍のため、他の社寺同様当社も参拝者は減少傾向でしたが、コロナ禍以前は、スーツケースを持ったまま空港から直接来られた旅行者や、レンタカーで来られた方、外国人の参拝者なども、境内で時々お見かけするようになっていました。

ちなみに、令和3年1月現在、お守りの郵送(当社から発送するなど)はしておりませんが、今春から、お守りの郵送などにも対応させて頂く予定です。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

どんど焼きの日時と注意事項

当社では本年も例年通り、「人日の節供」で「昭和天皇祭」の昨日(1月7日)から、「小正月」の今月15日までの9日間、どんど焼きでお焚き上げする各種の納め物をお預かり致します。
7日から14日までの8日間は、境内の一画に臨時に開設される「納め所」にて、期間最終日の15日(どんど焼き当日)だけは、土俵横に開設されるどんど焼きの会場にて、それぞれお預かり致します。

どんど焼きのご案内

なお、納め所は、一昨年までは神楽殿内に開設しておりましたが、昨年からは、第1駐車場の奥(鳥居側)に位置するプレハブ小屋に場所が変更されておりますので御注意下さい。

 

納め所の開設期間中、午前9時から午後4時半までの間は常時、当社の総代さん達が交代しながら納め所に詰めておりますので、お持ち戴いた納め物は、そこに詰めている総代さん達に直接手渡して下さい。納め所には飛沫感染防止シートや手指消毒用アルコール等を設置し、奉仕者は必ずマスクもしくはフェイスガードを着用するなど、感染症対策を徹底した上で皆様方をお迎え致します。
但し、納め所の開設期間中でも、午前9時から午後4時半以外の時間は一切対応出来ません。御理解・御了承下さい。

令和3年1月 西野神社 納め所
令和3年1月上旬 西野神社 納め所

 

納め所でお預かりしたもののうち燃える材質のものは全て、今月15日の午前10時~午後4時半まで境内(土俵の直ぐ横)で斎行するどんど焼きの神事で、専用の火打石で点火した清浄なる忌火にてお焚き上げ致します。

令和2年 西野神社 古神札焼納祭
平成27年 西野神社 どんど焼き

 

当社の場合、神社(西野神社以外のお宮も含みますが、寺院は含みません)が頒布したおふだ・お守りについては、期日を定めずに通年毎日、社務所もしくは授与所でお預かりしておりますが、注連縄・注連飾り・お正月の飾り物等は、この期間のみしかお預かりしておりません。
注連縄・注連飾り・お正月の飾り物等は、この期間以外に当社にお持ち戴いても原則としてお預かり出来ませんので、御注意下さい。

なお、当社の納め所に「お納めできるもの」や「お納めできないもの」、その他の注意事項等は、以下の通りです。お手数ですが御協力の程、宜しくお願い致します。

 

【お納めできるもの】
神社のおふだ・おふだ袋・お守り・おみくじ・破魔矢、熊手注連縄・注連飾り・松飾り、縁起物(十二支の置物)、神棚・神具、榊(さかき)、紙製の三方、ダルマなど。
但し、これらはあくまでも西野神社に於ける事例です。神棚、紙製の三方、ダルマなどは、どんど焼きでもお預かりしていない神社のほうが多いです。注連飾りなども、お預かりしていない神社があります。

 

【お納めできないもの】
人形類、結納品、遺品、のし袋、お年玉袋、仏教関係の品々(仏壇、仏像、仏具、写経、お寺のおふだやお守り)、千羽鶴、アルバムや写真、書籍、表札、印鑑、手紙、年賀状、カレンダー、鏡餅やお供えのお餅、お米・お餅・みかん・その他の食品、生花、衣類、財布、日用雑貨品など。

 

【困っている物の取り扱い例】
のし袋、お年玉袋、書籍、手紙、年賀状、カレンダー、生花、衣類、財布、日用雑貨品などは、それぞれの御家庭に於いて処分して下さい。これらはいずれも御自分で処分して戴いて何ら差し支えありませんが、もし差し支えがあるとお感じになる場合は、お塩をかけてお清めをした上で処分して下さい。
遺品、仏教関係の品々などのお焚き上げは、お焚き上げ業者に御相談・御依頼下さい。
人形類、結納品、千羽鶴、写真、表札、印鑑などは、納め所ではなく、社務所にお持ち下さい。社務所玄関にて受付をした後、社殿にてお祓いの御祈祷を執り行い、その後、境内でお焚き上げします。

 

【御協力のお願い】
紙袋、ビニール袋、新聞紙、ダンボール等はお持ち帰り下さい。
お寺や他宗教等、神社以外で受けられたお守りやおふだは、当該宗教施設にお返し下さい。
お餅・福豆・ 橙(だいだい)・みかん等の食品や、御神酒等の飲料は、納め所には持ち込まないで御自宅にて有り難く戴いて下さい。賞味期限を過ぎている場合などは、御自宅にて処分して下さい。
鏡餅を模ったプラスチック容器やその外箱、御神酒の空瓶なども、納め所には持ち込まないで下さい。これらは、御家庭でゴミとして処分されて何ら差支えありません。
納め所に「お納めできるもの」と「お納めできないもの」は、神社によって異なります。西野神社以外の納め所に納められる場合は、当該神社に直接御確認下さい。

たまに、納め所が閉まっている時間に、注連縄・注連飾り・おふだ・お守り等を勝手に境内に置いて行く方がおりますが、そのような事は絶対におやめ下さい。火災(特に放火)の原因となりとても危険ですし、そもそも、神霊の宿られたものを捨てたり放置する事は神様に対して大変失礼な行為です。
どんど焼きは、ルールやマナーを守って下さる皆様方の善意によって成り立っている神事です。心無い一部の方々の行為によって、長年受け継がれてきた大切な神事が中止となってしまう事もあり得ますので、神事継続の為、皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 

【西野福祉会館での取扱いについて】

西野神社氏子区域内の中でも、特に西野神社とは距離が離れている西野中立地区にお住まいの氏子さん達の便宜を図るため、1月15日の午前9時から正午までの3時間のみ、西野福祉会館(西野3条2丁目)の駐車場でも、どんど焼きでお焚き上げする各種の納め物をお預かり致します。
福祉会館でお預かりした納め物は、同日の正午過ぎに全て西野神社へと運び、神社の境内でお焚き上げ致します。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

令和三年の西野神社三が日

令和3年 西野神社元日 初詣の幟

神社にとっては例祭(当社の場合は秋まつり)期間と共に年間最大の繁忙期のひとつである年始、特に三が日(1月1日から3日まで)の3日間を、この度も西野神社御祭神の御加護の下、関係者各位の御協力によりまして、幸いにも大きなアクシデントやトラブル等に見舞われる事無く、無事に終える事が出来ました。

本年のお正月は、新型コロナウイルス感染症という悪疫の蔓延が依然として収まらない大変厳しい状況下で迎える事となり、しかも、そういった現況から政府・各都道府県・神社本庁・その他の関係機関や全国各地の神社仏閣等が、密接・密集となる状態を避ける趣旨から分散参拝初詣は三が日に拘らないでお参りしましょう、もしくは、三が日のお参りは自粛しましょうなど)を広く呼びかける中での年始となり、当然、例年に比べると他の社寺同様当社でも初詣の参拝者は大きく減少しましたが、それでも、この厳しい状況の割には多くの方々が初詣に来て下さり、しかも、私達神社の側が特に積極的に注意・喚起せずともほとんどの方が自主的にソーシャルディスタンスを保って、静かに整然とお参りされておりました。

どんど焼きが行われる今月15日まで、当社としてはまだ暫く、平時とはやや異なる所謂 “お正月の特別態勢” が続きますが、とりあえずは、大正時代の新型インフルエンザウイルス(スペイン風邪)流行期を除くと近代以降では全く前例が無いこの疫病蔓延下の厳しい状況での三が日を無事終えた事で、気持ちの持ち様としては、まずはホッと一段落した感じです。

令和3年 西野神社元日 疫病対策の幟

 

今回の記事では、この三が日の3日間の、当社の社殿儀式殿授与所や、境内各所の様子を、写真と共に紹介させて頂きます。
なお、今回の記事中に貼付の写真の多くは、この3日間のいずれかに撮影したものですが、一部、昨年以前の同期間に撮影したものも含まれております。御了承下さい。

有り難い事に、本年の三が日は、全体を通して天候に恵まれ(大晦日の夜から元旦にかけての天候は荒れるという予報に反し、幸いにも降雪は少なく、除雪作業もほとんどせずに済みました)、また、西野神社総代会を始め当社各崇敬会(萬燈保存会神力會敬神婦人会氏子青年会皐月会)の皆様方の日頃の熱意溢れる御奉仕の成果や、近年西野神社がネット・テレビ・ラジオ・雑誌などの各メディアやSNSなどで何度も紹介された影響等から、この三が日は、前述のようにこの厳しい状況の割には多くの方々が初詣に来て下さいました。
勿論当社でも、昨年10月21日付の記事などで詳述した通り疫病対策には十分留意し、感染拡大を阻止すべく万全の態勢を以て皆様方をお迎え致しました。

 

*        *        *        *



以下の写真は、年が変わる直前(大晦日の午後11時過ぎ頃)に撮影された、沢山のアイスキャンドルや奉納提灯の灯りに照らされた、境内の参道や儀式殿の前庭です。
参道のアイスキャンドルは、今回も「西野神社氏子青年会 皐月会」の会員さん達が作って下さり、透き通った氷の中に置かれたローソクに灯された火が寒い夜を温かく彩りました。

令和3年 西野神社元日 参道のアイスキャンドル
令和3年 西野神社元日 参道と奉納提灯
令和2年大晦日の西野神社 アイスキャンドル点灯

なお、例年通りアイスキャンドルの点灯は元旦で、奉納提灯の点灯は3日で、それぞれ終了しました。



以下の写真は、元日0時、当社宮司により、新年(令和3年)の訪れを告げる太鼓が拝殿内で高らかに打ち鳴らされ、新年がスタートした瞬間と、それに続く、宮司による新年祈祷の様子です。

西野神社 元日零時の号鼓
平成23年元旦 宮司による御祈祷

当社では毎年、元日の午前0時~1時半までの間と、歳旦祭の直後(同日の午前9時45分頃から暫くの間)は、宮司が斎主として弊殿に昇殿し、家内安全厄祓いをはじめとする各種御祈祷を行っております。



以下の写真は、元日午前1時過ぎ頃の、境内参道や社殿前の様子です。
元日のこの時間帯、例年であれば、拝殿向拝へと続く参拝者行列の最後尾は、鳥居の外にある第3駐車場出入口の辺りまで続くのですが、この度は、やはり行列はもっと短く、午前1時前後でも行列が完全に無くなる事もありました。

令和3年 西野神社元日 参道と奉納提灯
令和3年 西野神社元日 拝殿向拝

この時間帯の参拝者数は、正確には不明ですが、見た感じでは、恐らく例年のほぼ半分だったと思います。もっとも、悪疫流行下というこの厳しい状況に加え、例年の元日以上に大変寒かった事(元日0時頃の当地の気温は氷点下12℃でした)なども踏まえると、個人的には、この時間帯に初詣をされた方はこれでもむしろ多かったのでは、とも思いましたが。



以下の写真は、元日午前1時過ぎ頃の授与所みくじ所の様子で、例年であればこの時間帯の授与所・みくじ所前は大変混雑するのですが、今回はやはり、例年に比べるとかなり空いている感じでした。
授与所とみくじ所はどちらも、元日は午前0時から午後9時までの21時間ずっと開け、主に巫女達 が交代しながら、各種授与品の授与や参拝者の応対などをしてくれました。

令和3年 西野神社三が日の授与所とみくじ所
令和3年 西野神社三が日の授与所
令和3年 西野神社三が日のみくじ所

ちなみに、授与所は常設の施設ですが、みくじ所は、普段は車庫・倉庫として使っている建物内に年始にだけ開設される臨時の施設で、みくじ所では、各種のおみくじを引いて戴ける他、絵馬破魔矢・鏑矢・熊手干支の置物(土鈴)の授与や、おみくじを引く方のための両替なども併せて行っており、本年は例年よりも期間を大幅に延長して1月15日まで毎日開けさせて頂きます。



以下の写真は、元日の午前9時から社殿で斎行された「歳旦祭」の、直前及び斎行中の様子です。
歳旦祭とは、元旦に斎行される、本年一年間の無事平穏や豊作等を祈願する祭典で(本年の場合は勿論、悪疫鎮静も併せて祈願)、大晦日の夜に斎行された「除夜祭」同様、中祭として執り行われました。

令和3年 西野神社元日 歳旦祭直前の祭員達
令和2年正月 西野神社 歳旦祭
令和2年正月 西野神社 歳旦祭

なお、この日の歳旦祭と前夜の除夜祭は、どちらも当社関係者(総代さん達と当社各崇敬会の会長さん達)のみが参列しました。例年は来賓の皆様方へ、事前に招待状を発送しているのですが、この度は疫病対策の観点から招待状の発送は自粛させて頂きました。



以下の写真は、この三が日の社殿内と、三が日に社殿で行われた新年祈祷の様子です。
元日は、歳旦祭が終わった直後(午前9時45分頃)から午後4時半まで、2日以降は午前9時から午後4時半まで、原則として30分おきに、新年の各種御祈祷が行われました。

令和3年 西野神社三が日 社殿内
令和3年 西野神社三が日 社殿での御祈祷
令和3年 西野神社三が日 社殿での御祈祷

三が日の御祈祷の願意(願目)は、厄祓いと家内安全が大半を占めましたが、社運隆昌、商売繁盛、入学試験合格、星厄消除、八方除、厄除開運、安産祈願初宮詣、健康祈願、病気平癒祈願、交通安全祈願、良縁祈願等の願意の御祈祷も少なくはありませんでした。



以下の写真は、この三が日の儀式殿内と、三が日に儀式殿で行われた新年祈祷の様子です。
現在はソーシャル・ディスタンスを保つため少人数の昇殿・参列を原則としており、一回の御祈祷で同時に昇殿して戴けるのは4組(4家族)までと制限させて頂いているため、同一時間帯で4組を超えた場合は、社殿と儀式殿とに分かれて御祈祷を行いました。

令和3年 西野神社三が日 儀式殿内
令和3年 西野神社三が日 儀式殿での御祈祷
令和3年 西野神社三が日 儀式殿での御祈祷

ちなみに、御祈祷の件数は、本年の場合は元日よりも2日・3日のほうが多かったです。特に1月2日は戌の日でもあったため、その日は安産祈願の御祈祷もかなり多かったです。



以下の写真は、この三が日に撮影された、参拝者の行列が続く境内参道や鳥居前などの様子です。

令和3年 西野神社元日 鳥居
令和3年 西野神社元日 参道
令和3年 西野神社元日 拝殿向拝

本年の三が日は全国的に社寺へ初詣に来られる方々が減少しているため、参道の行列の長さは当然例年には及びませんでしたが、それでも、本年の三が日も時間帯によっては長い行列が出来る事も多々ありました(私が確認した限りでは、最長で鳥居まで行列が続いていました)。
しかし有り難い事に、行列に並んでおられたほぼ全ての方が、ちゃんとマスクを付け、適切な間隔も保っておりました。皆様、御協力ありがとうございます!



以下の写真は、この三が日に撮影された、参拝者で賑わう授与所窓口やみくじ所の様子です。
最近は、西野神社で頒布しているお守りの種類が特に豊富であるという事が多くの方々に周知されるようになってきたため(令和3年1月現在、当社で頒布している授与品は約400種類あります)、お守りを目当てにかなり遠方から当社へお参りに来られる方も増えております。

令和3年 西野神社三が日の授与所とみくじ所
令和3年 西野神社三が日の授与所窓口
令和3年 西野神社三が日の授与所内
令和3年 西野神社三が日のみくじ所



以下の写真は、一昨年の秋頃から当社の授与所に導入されている「画像認識AIレジ」です。平時は1台のみ使用していますが、年末年始は2台同時に使っています。
このレジは、トレイ上の授与品をカメラで撮影し、その数や種類などを一括識別する装置で(自動学習機能を備えているため使うほど識別精度が向上します)、そのため会計時におふだやお守りなどを1体ずつ手入力する必要が無く、10体程度までであれば約1秒で全て自動識別し、明細や初穂料の合計などを表示します。

令和3年 西野神社三が日の授与所レジ
令和3年 西野神社授与所のレジ
令和3年 西野神社授与所のレジ
令和3年 西野神社授与所のレジ

このレジを導入した事により、各授与品の初穂料などをまだ覚えていない新人の助勤巫女でも直ぐにレジを担当する事が出来るようになり、また、お釣りも自動的に出てくるため、レジ導入前(当時のお会計は計算機もしくは暗算で対応していました)の混雑期に稀にあったお釣りの計算違いや渡し間違いなども、ほぼ皆無となりました。

ちなみに、このレジは、当社ではコロナ禍の前から導入しておりましたが、お会計のスピードが飛躍的に向上したためお正月などの混雑期に於けるレジ待ちの行列が緩和され、結果的に、コロナ禍に於ける現在、所謂「密」を避ける事にも繋がっております。
お会計の終えた授与品を手作業で紙袋に入れる行程などもあるため完全な非接触型システムを実現しているわけではないものの、それでも、授与品の授受やお金の受け渡しなどはトレイを介するため(画像認識は授与品をトレイに載せたまま可能です)、感染症対策の観点からは今までのお会計に比べると衛生面でも安心出来ます。



以下の写真はいずれも、今年当社へ初詣に来られた方々が当社の境内で撮影しSNSに投稿されたものです。
ちなみに、もし以下に写真が表示されない場合は、ブラウザの再表示ボタンをクリックして下さい(それでも表示されない場合は、ブラウズがそのSNSに対応していない可能性が高いです)。

 
 
 
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以下の動画は、この三が日に当社の職員によって撮影された、境内の様子です。こちらの動画からも、本年の三が日に於ける西野神社境内の雰囲気が、何となく分って戴けるのではないかなと思います。



以下の動画は、この三が日に当社で初詣された方が撮影しユーチューブにアップロードされたものです。この動画からも、やはりこの三が日の雰囲気が伝わってきます。



本年の三が日に当社で撮影された写真は、今回の記事中にアップロードしたもの以外にも、「西野神社アルバム」の以下の各ページにも多数アップしておりますので、宜しければこれらも是非御覧下さい。

 

▼ 令和3年1月「三が日の境内(社殿・儀式殿・社務所・参道など)」
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R030101%20%E4%B8%89%E3%81%8C%E6%97%A5A/?sort=old

▼ 令和3年1月「三が日の境内(授与所やみくじ所とその周辺)」
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R030101%20%E4%B8%89%E3%81%8C%E6%97%A5B/?sort=old

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

師走の大祓式

本年のお正月はコロナ禍という未曾有の国難の中で迎える事となったため、どういったお正月になるのか(初詣の参拝者は例年よりもどのくらい減少するのか、という事や、それに伴う例年との各種変化など)事前の予測が難しい所もあり、少なからず不安もありましたが、確かに参拝者数は昨年に比べるとやはり少なかったものの、幸いにも特に問題等が起こる事は無く、無事にこの三が日を終える事が出来ました。
さて、その三が日に於ける西野神社の様子については、次回の記事で詳述する事にし、今回の記事では、元日の前日、つまり昨年の大晦日に執り行われた「師走大祓式」の様子を紹介致します。

大祓のお札

 

大祓式とは、国中の罪穢れを祓い清める “大きな祓い” であると同時に、人形(ひとがた)という人間を模った形代(かたしろ)を神社に納められた方々の、半年間の罪穢れを祓い清め、そして次の半年間の無病息災を願うという神事でもあり、当社では毎年6月と12月それぞれの末日に行なっております。
具体的には、6月に行う「夏越の大祓式」ではその年の上半期(1~6月)の罪穢れを祓い清めますが、「師走の大祓式」は、その年の下半期(7~12月まで)の罪穢れを祓い清めます。

以下の写真はいずれも、先月31日午後3時から儀式殿にて執り行われた、この度の師走大祓式の様子です。昨年の夏越大祓式同様、疫病対策の観点から、密接・密集する状態となる事を避けるため皆様方の御参列は御遠慮戴き、神職のみにて斎行致しました。

令和2年 西野神社師走大祓式
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)
令和2年 西野神社師走大祓式(疫病対策 参列者無し)

 

この度の大祓式に際して当社へ人形(ひとがた)や車形などの形代を納められた方には、本日以降、授与品を発送させて頂きます。
但し、形代を入れる専用封筒の裏にある枠内が空欄(氏名や住所が書かれていない)だったり、記入されていても住所の枝番が省略されていたり、文字が達筆過ぎで住所の判読が困難な場合などは、授与品が発送出来なかったり、発送したとしても宛名不明で神社に返送されてしまいますので、もし形代を神社に納めたのに今週末までに授与品がお手元に届かないという場合は、お手数ですが当社までお問い合わせ下さい。

なお、先月1日付の記事先月4日付の記事などでは、この度の大祓式は社殿にて執り行いますと案内・予告致しましたが、諸般の事情により、前年師走の大祓式同様この度の大祓式も儀式殿にて執り行う事となりました。失礼致しました(もっとも、今回は参列者無しで斎行されたため、急に場所を変更した所でそれによって特に影響を受けた方がいたとは思えませんが)。
ちなみに、当社で斎行する大祓のうち、茅の輪(ちのわ)を用いるのは、6月に行う夏越の大祓だけです。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭