西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

雨降って地固まる

昨日・一昨日の2日間は、社務の一環で北広島市内の教習所まで車両系建設機械運転技能講習を受けに行き、その前の日は公休だったため、今日は3日ぶりに神社に出社しました。しかし、今日はお日柄が良かったこともあって(大安の土曜日)外祭が多かったため、結局今日もほとんど神社にはいませんでした。

今日私が奉仕させていただいた外祭は、上棟祭2件と屋祓1件の計3件で、たまたま全て屋内での祭典でしたが、他の方たちは、この天候の中地鎮祭でも奉仕されたため、祭器具や装束が濡れたり汚れたりするなど大変だったようです。東北地方から発達しながら北上している低気圧の影響で、今日の道内は一日中ずっと雨が降っていましたから。

明日は私が地鎮祭に行かせていただきますが、予報によりますと、道内の天気は今日の夜から明日にかけて更に荒れるそうなので、明日は私が激しく濡れることになりそうです(笑)。地鎮祭は雨天時に斎行するよりも晴天時に斎行した方が、神主に限らず建主も施工業者も皆濡れずにすみ、また気分的にも、当然好天時の方が清々しいものですが、しかし実際には、「雨降って地固まる」ということわざがあるため地鎮祭における雨は大変な割には然程敬遠されておらず、余程激しい雨(台風とか)でない限り多少天候が崩れたからといって地鎮祭が中止されたり延期されたりすることはないのです。

ちなみに今日は、日勝峠、石北峠、三国峠で今季初めての雪が降り、国道が一時通行止めになりました。定山渓などの郊外を除き札幌市内ではまだ紅葉の季節にもなっていないため、私の個人的な感覚ではまだ秋になって間もない、という感覚なのですが、峠を越える車の場合はもう冬タイヤに履き替えなくては危険なようです(多分中山峠も近いうちに初雪が降るでしょう)。ここ最近、道内では各地で今季初の降雪や今季初の氷点下を記録しており、北海道では、もう冬将軍が間近に迫ってきているような気さえしてきます。ほんの一ヶ月ちょっと前までは、外祭の現場などでは「今日も暑いですねー」という言葉が“お約束”の挨拶だったのですが…。

(田頭)