当社の参道沿いに建つ手水舎（てみずや）という、参拝者が参拝前に手や口を洗い濯いで清める施設は、凍結による管の破裂防止のため、毎年冬季は元栓を締めて使用不可の状態になっているのですが、昨日から元栓を開けて地下水の汲み上げを開始し、使用が可能になりました。今日から当社で参拝をされる方は、ここで手や口を清めてから御参拝下さい。
ところで、昨日からの使用開始に当って、当社ではその直前に、専門の業者さんにお願いして手水舎の水盤の整備・改修を行いました。水盤の底に大きな亀裂が入っていたために今までそこから水が漏れており、その亀裂を塞ぐ改修を行ったのです。下の写真が改修前の水盤で、このような感じで亀裂が入っていました。
そして、下の写真が改修直後の水盤です。底にあった亀裂は完全に埋められ、今後水漏れが起きないよう、水盤の内側全体に特殊なコーティングが施されました。
下の写真は、改修後に実際に水を出して、水盤に流水を満たしている状態です。なお、竜の口から流れ出ている水は地下水のため、蛇口を開きっ放しにしていると水が枯れてしまい、暫く水が出てこなくなってしまいます。このため、お手数ですが手水を使用される方は、使用した後はその毎に蛇口を閉めて下さいますよう、お願い致します。
（田頭）
