今日は、二十四節気（１年を２４期に分けた季節区分）の一つ「大寒」に当たります。大寒は、暦の上では一年の中で最も寒さが厳しい頃と言われており、札幌でも、昨日はこの時期にしては珍しく最高気温が７℃まで上がり道路の雪もあちこちで融けましたが（そのため路面はグチャグチャのシャーベット状態になりました）、大寒の今日は一転して気温が一気に下がり（最高気温も０℃までしか上がりませんでした）、その上、道内各地では大量の雪が深々と降り続き、今日は石狩・後志を中心に各交通機関にも大きな乱れが出ました。
私は南区に住んでいるため、毎朝、小林峠（南区と中央区の区境になっている峠）を通って神社（西区平和）に出社しているのですが、今朝の小林峠近辺は地吹雪のため、前方の景色はほとんど白一色で、前を走っている車のテールライトも全く見えない程視界が悪く、時速２０kmくらいのスピードでトロトロ運転せざるを得ませんでした。
神社でも、今日はほとんど一日除雪作業を行い、除雪を終えたばかりの所も３０分も経つとまた除雪が必要な程雪が積もってしまうため、今日の除雪作業は、いつもとは違って達成感や“ゴールが見えた”感が全くない、虚しさを感じる作業でした（笑）。貼付の写真は、今日の昼頃に撮影した当社の拝殿（右側手前）と本殿（左側奥）の屋根で、それぞれの屋根上には今日一日だけで数十cmもの厚さの雪が積もりました。
札幌管区気象台によると、今日の札幌市中心部の降雪量は３０cmを観測したそうで（市内でも郊外だともっと降っています）、札幌市中心部では今期一番の大雪となったそうです。
（田頭）
